4年ぶりのベトナム。北部から中部へと歩いた18日間 21 - ハロン湾船上ホテルにお泊まり⑥ 足で漕ぐ人々(2023年6月16日/3日め)
2023年6月16日 ハロン湾で。
6月16日(金)
食事のあとは、デッキに出て、
ハロン湾の景観を楽しみました。
さっきまではこんな風に見えていましたが…、
食事しているあいだに、岩山がずいぶん近くになっていました。
そしていよいよ、奇岩群の中へ突入します。
周囲にいるツアー船も、みんな同じところをめざして走っています。
よくぶつからないな…と思うけど、大丈夫。^^
「海の桂林」と呼ばれる、ハロン湾。ベトナムが誇る、世界遺産です。
ふと、操縦室の中をのぞいてみると…、
中にキャプテンがいたのですが、なんと、足で操舵していました。🤣🤣
私たちに見られていると知って、ちょっと驚いているキャプテンです。笑
このときは、私たちもびっくりしたのですが、
帰国してから、
「このあたりには、
足で舟を漕いで漁をする人たちがいる」
ということを、ネットで知りました。
写真で見ると、漕いでいる足が、
このときのキャプテンとそっくりです。笑
ベトナムの人にとっては、
普通のことだったんですね。^^
足で舟を漕いでいる写真です。これだと両手があくので、漁がしやすいようです。(画像をお借りしました)
1987年にビルマに行ったのですが、
そのときにインレー湖で、
小さな手漕ぎ舟に乗りました。
乗っていたのは、夫と私。
そして舟を漕いでいたのは、
現地で知り合ったおじいちゃんです。
「この湖のあたりには、
足で舟を漕ぐ人たちがいるんだって。
どこかに見えないかなあ…。」
と、夫はきょろきょろ。
目を凝らし、あたりを見回しています。
そして後ろをふりかえると、
私たちふたりが乗った小舟を
漕いでいるおじいちゃん。
足で漕いでいました…。
「こんな近くにいたよ。」
と、ふたりで大爆笑。🤣
足で船を操舵していたキャプテンを見て、
ビルマのおじいちゃんを思い出しました。^^
楽しかったビルマ。ほっぺが白いのは、地元のお姉さんがタナッカーを塗ってくれたため。笑(1987年5月3日 マンダレーのお寺で)
なぜかみんなで踊り、大爆笑。めちゃくちゃ盛り上がりました。あいかわらず、アホでスミマセン。
36年前の私たち。バックパックでビルマを歩いたときは、27歳と29歳でした。(1987年5月3日 マンダレー駅の前で)
36年前のビルマ。
鎖国状態で、物資はなにもなかったけれど、
一生忘れられない、豊かな旅でした。
(つづく)