MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
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積丹から幌加内へ。新緑の美幸線をトロッコで駆けた、9泊10日の北海道 16 - OMO5小樽 by 星野リゾート①(2023年5月10日/1日め)

(2023/06/13 18:30記)

2023年5月10日 OMO5小樽 by 星野リゾートで。(北海道小樽市)


5月10日(水)


小樽市鰊御殿を歩いたあと、
市の中心部に戻りました。
ようやくホテルにチェックインします。


小樽商工会議所です。これはホテルの「南館」。(小樽市指定歴史的建造物)

南館の1階と2階に客室があり、3階はレストランです。さらに、右側の「新館」が別館となっています。

奥の塀に、それとなく、「OMO5 Hoshino Resorts」と書いてあります。それ以外に看板らしいものはなく、言われないと、すぐにホテルだとはわかりません。

フロントは、右側の「新館」にあります。こちらは、普通のホテルです。新館と南館は、通路でつながっています。


このホテルがあることを知ったのは、
2022年6月でした。
多動夫といっしょにこの界隈を散歩していて、
たまたま、この建物を見つけました。


すごくいい雰囲気の建物。
これはなんだろう?と思い、
恐る恐る中に入ってみると、ホテル。
それも星野リゾートではありませんか。


「次に北海道に来たら、
 ぜひここに泊まってみたいね。」
と話し合っていたので、
今回の旅行で予約してみました。


これは南館の撮影スポットです。小樽商工会議所正面玄関の内側にあたります。石造りの手すりがついた階段や、当時使われていた鏡台や照明など、旧商工会議所で使用していた家具や備品などがインテリアとして再利用されていて、レトロ感たっぷりです。

2階へ続く階段です。歴史を感じます。

あ…。こんなのもいました。😅

石造りの階段は、かつての姿のままです。


2階の踊り場です。

2階には、客室が並びます。落ち着いた、レトロな雰囲気。

ここが私たちの部屋です。

お部屋が狭いわりにはバスルームは広めで、ゆったりと使えます。


室内の雰囲気もよく、満足していたのですが、
ここで問題が起こります。
手を洗おうと洗面所の水道をひねると、
ものの5秒くらいで、
ボウルの中に水がたまり始めました。
排水が良くないんですね。
手を洗うくらいならOKですが、
これで顔を洗うのはちょっとイヤです。


…ということで、
すぐにフロントに行きました。


「排水を修理するか、
 お部屋を替えるかしてください。」
と言うと、ひとことのお詫びもなく、
別の部屋のキーが出てきました…。
(ちょっと残念。)


ここで思い出したのが、
1986年に行った、中国。
ホテルの部屋でテレビをつけたら、
映りませんでした。
テレビが壊れていたのです。


「ツアーで来てるんだし、
 みんなと同じ料金を払ってるのに、
 うちだけテレビが壊れてる部屋だなんて、
 なんかイヤだよね。
 部屋を替えてもらいたい。」
と夫に言ったら、
「がまんしろ。」
と言われたのです。


今思うと、バカヤローものなのですが、笑
あの頃は私も若かったので、😅
夫にしたがってしまいました。🤣🤣


夫は外面がいいので、
「なにかにクレームをつける」
と言うのが、できません。
そんなことするくらいなら、
「わがまま言うな。がまんしろ。」
と妻に言い放ちます。(アホ)


でもね。
客室に不備があれば、
「部屋を替えてください。」
って言うのは、当然のことなんですよ。
言っていいんですよ…。


それでもやっぱり言いにくい、
…と思う方もいらっしゃるかもしれません。
魔法の言葉があります。


お部屋に問題があるときは、フロントで、
「妻がどうしてもいやだと言うんです。」
と言うと、たいていの場合は、
あっさりと替えてもらえるそうです。🤣🤣


我が家の場合は、
夫にまかせてもムダだと、もうわかってるので、
私が自分でフロントに行くんですけどね…。


だって夫は、
「オレは別に気にならない。
 この部屋でいい。」
って言うに決まってますから。😔
このときも、
「建物が古いんだから、
 排水が悪くてもしょうがないだろ。」
とか言ってましたね…。(アホ)
「だったら、
 『星野リゾート』の看板おろしなさい。」
って話だと思うんですが。


…ということで、客室を替えていただきました。今度のお部屋は、廊下のいちばん端です。

角部屋なので、2面が窓になっています。

でも荷物を運んでから気がついたのですが、こちらの部屋の方が少しだけ狭かった。狭いので、このスペースに、椅子を置けないのです。仕方ないので、PCを使うときにはベッドをイス代わりにしました。


少し狭くなってしまいましたが、
「この部屋でいいです。」
と言ってしまったあとだったので、
まあいいか、と我慢しました。笑


晩ごはんは、イオン小樽店で5%引きで買ったお弁当(473円)とワイン(568円)で宴会。鶏の半身揚げ(522円)が超おいしかったです。^^

新館1階に電子レンジが置いてあり、お弁当を温めることができます。製氷機もあり、氷は無料。^^


お弁当を温めに行った夫が、
なかなか帰ってきません。
30分以上たって、ようやく戻ってきました。
「ずいぶん遅かったね?」
と訊いたら、なんと、
「電子レンジにたくさんの人が並んでいた。」
のだそうです。


でも、テイクアウトのお弁当を買って、
電子レンジに並んでいたのは、みんな外国人。
日本人は夫だけだったとか。笑
日本人は、3階のレストランで、
夕食を食べていたのかなあ。
ひとり6000円なんですけどね…。😅


そうそう。
思い出しました。
テレビが壊れていた、中国のホテルのこと。
夫に「がまんしろ」と言われて、
それきりになりましたが、
ものすごく不満でした。
妻のために、フロントに
クレーム言いに行く気持ちもないのか、と。笑


翌朝、同じツアーの方々に言ったら、
「全員の部屋で、テレビが壊れていた」
ことが判明。
笑い話です。


でも、私が不満だったのは、
テレビが壊れていた客室ではなくて、
「がまんしろ」と言い放った夫です。
こういうことって、
40年たっても、忘れないからね。(→夫)


でも、電子レンジに30分も並んで、
あったかいお弁当を持って帰ったので、
まあ許してあげます。😄


(つづく)

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