コロナでも青森。奥入瀬の春の流れを追いかけて 9 - 青森屋・ヨッテマレ酒場とじゃわめぐ広場①(2021年5月13日)
2021年5月13日 青森屋・みちのく祭りやで。(青森県三沢市)
5月13日
渋沢公園のお散歩を終え、
ホテル本館に戻ってきました。
少し薄暗くなってきたので、車寄せの行灯に灯が入っていますね。^^
フロントです。もう夕方だというのに、チェックインする人が一人いるだけでした。
夕食が始まる時間(17:30)までに、
まだ30分くらいあったので、
本館1Fにある「じゃわめぐ広場」に、
行ってみることにしました。
エレベーターを出ると、
まず目についたのは、
広大なゲームコーナーです。
お客さん、ほとんどいませんね…。
八戸酒造・「がんじゃ自然酒倶楽部」のディスプレイ。八戸でも数少ない里山の自然と原風景がそのまま残されている蟹沢「がんじゃ」地区のプロジェクトで、湧き出る清水、緑豊かな里山の生態系を次世代に残すことをめざしています。自然の中、農業体験で汗を流し、会員といっしょに作った米で、会員限定オリジナル日本酒を作るのだとか。
そして、ヨッテマレ酒場のエリアに入りました。「ヨッテマレ」には、「寄ってしまえ」「酔ってしまえ」という意味が込められているそうです。
22万坪の敷地内にある、
星野リゾート青森屋。
敷地があまりに広いため、
ホテルの周辺には、
徒歩で気軽に出かけられるような、
飲食店はありません。
けれどホテル内に、
お楽しみスポットがたくさんあるので、
問題なし、です。
ヨッテマレ酒場です。お客さんが誰もいませんね。…と思ったら、コロナ禍で営業を自粛していました。自粛中でも、照明をつけて、精一杯のお出迎えをしてくれています。酒場の奥に見えている大きな木箱は、お酒やお米を入れる枡(マス)がモチーフで、中にテーブルが置かれています。巨大な枡の中に入って、お酒をいただく、という趣向。笑
こちらのテーブルは、酒樽ですね。^^
ここで提供されるのは、もちろん、青森のお酒。真ん中に、津軽びいどろの盃がありますね。津軽びいどろを、このとき初めて見ましたが、とてもかわいらしかったです。^^
壁一面が、青森のお酒。
青森の地酒蔵元マップです。造り酒屋さんが、こんなにたくさんあるんですね。
そして、巨大な酒樽テーブルの隣りに、期待のスポットがありました。「日本酒が出る蛇口」です。夜9時になったら、ここの蛇口が開くそうです。
いやね。もう、びっくりしましたよ。蛇口をひねれば、日本酒が出てくるなんて。飲み放題ですよ、飲み放題。提供されるのはもちろん青森の地酒(5つの蔵元)で、それも純米酒。10日ごとに銘柄が替わるそうです。私たちが宿泊した5月13日は、八戸酒造のお酒の日でした。9時になったら、絶対にここに来ます。笑
つい、日本酒の蛇口に気をとられましたが、ここはもう、じゃわめぐ広場です。「じゃわめぐ」とは、津軽弁で、「からだじゅうがざわざわして、いてもたってもいられなくなるような高揚感」の事を言うそうです。
派手なねぶたの山車が並んでいます。これだけで、ぐっと気分があがりました。^^
「悪疫退散」の山車。守護神は、毘沙門天、鍾馗、不動明王だそうです。「表情が、さいとうたかおの劇画みたい…」と思いましたが、できたのはねぶたの方が先ですね。^^
こちらは羅漢です。4月~5月は、「たんげ花見まつり」が行われていて、花と和傘で飾られていました。
右から「雲漢(うんかん)」と読み、中国では「天の川」を意味します。ねぶた祭りは七夕祭りから発展した説もあり、現在でも、山車の台座にこの文字があるのだそうです。
じゃわめぐ広場では、屋台やお店がひしめきあっていました。歩いているのは、私たちだけだったんですけどね…。😅
華やかな山車が飾られた、
じゃわめぐ広場。
お楽しみスポットは、まだまだ続きます。
(つづく)