コロナでも青森。奥入瀬の春の流れを追いかけて 10 - 青森屋・じゃわめぐ広場②(2021年5月13日)
2021年5月13日 青森屋・みちのく祭りやで。(青森県三沢市)
5月13日
星野リゾート 青森屋の中にある、
「じゃわめぐ広場」に来ています。
やはり青森ですから、蛇口からりんごジュースが出るんですね。笑
左端に見えているのが、「りんごジュースが出る蛇口」です。蛇口は、かわいらしいリンゴの樹から生えています。笑
りんごのランタンもかわいらしいですね。^^
浴衣処 いろは。レンタル料は、大人用が550円で、子供用は330円。
男性用と子供用。
女性用。このほかにもたくさんありました。
「帆立釣りゲームコーナー」です。天井から、帆立殻がいっぱいぶら下がっていました。そして舟の上には、「宙吹き」の浮玉が飾られています。浮玉はかつて、1500度の炉でガラスを溶融し、長い棒で巻き取ったガラスに息を吹き込みながら成型する、「宙吹き」という技法で作られていました。最も難度の高い技法だったそうです。
MIYOは漁師町で生まれ育ったので、
小さいころには、
こんな浮玉を、普通に見ていました。
なつかしい。笑
津軽伝統の技と言われる、「宙吹き」の浮玉です。浮玉は、「津軽びいどろ」で有名な北洋硝子㈱で、1949年から作られていましたが、その後、プラスチック製にとってかわられました。ここに飾られているのは「宙吹き」の浮玉で、今では作られていない貴重なものです。
帆立殻で作った、巨大なランタン。笑
体験受付処 やってみるべ。各種アクティビティは、ここで申し込みます。飾ってあるお面が、どれもすごいです。
お面を制作したのは、ねぶた師の内山龍星氏。「そうか、『ねぶた師』という職業の人が、世の中にはいるんだ。」と、ここで初めて知りました。
美しい、お面の数々です。
「やってみるべ」で、夕食後に開催されるショーを申し込みました。
「青森四大祭りのショー」は、毎日、夜8時半から開催されます。五所川原立佞武多(ごしょがわらたちねぷた)、弘前ねぷた、八戸三社大祭、青森ねぶた、津軽三味線のパーフォーマンスがあるそうです。予約制ですが、参加費は無料です。
「やってみるべ」の隣りにある、露天風呂「浮湯」。普通の旅館なら、お風呂は館内の端っこの方にあることが多いですが、青森屋では、じゃわめぐ広場のど真ん中にお風呂があります。笑
「浮湯」では、5月末まで、「絶景花見露天 ねぶた桜灯りの湯」を開催中でした。ねぶたの技法で作られた一本桜が夜桜のように浮かび上がり、周囲には桜色の津軽びいどろの灯りが散りばめられた、幻想的な空間が広がっているそうです。
広場の中に散りばめられた、
様々なアクティビティと、
青森であることにこだわり、
工夫を凝らしたディスプレイ。
「じゃわめぐ広場」の中に作り上げられた、
青森の世界は、歩いているだけで、
とても楽しいものでした。
お楽しみが多すぎて、
そのすべてはとても書ききれませんが、
あとふたつだけ、ご紹介します。^^
ひとつひとつの舞台設定に、
手間暇とお金をかけているなあ、
と感じる青森屋ですが、
お金をかけず、工夫を凝らした、
楽しいアクティビティもありました。
「のれそれ方言ナビ」。館内のあちこちに設置されているQRコードを読み取ると、青森屋のスタッフが、滞在の豆知識を青森の方言で紹介してくれます。「だはんで」「ぱやぱや」「わがるがな~? 一度聞いでみで~」🤣
「津軽弁 ラジオ体操」は、毎朝8時から。「何言ってるんだかわがんねけど、カラダは自然と動き出す!」🤣🤣
じゃわめぐ広場には、
広いショッピングコーナーもありますが、
長くなるので、それはまた、
別の機会にご紹介します。
じゃわめぐ広場を奥へ奥へと歩いていくと、
じゃわめぐ横丁に入ります。
そして、そのさらに奥には、
まばゆいほどに光り輝くモノが見えました。
「りんごと桜の花回廊」です。
じゃわめぐ横丁と、その奥に広がる、「りんごと桜の花回廊」。
次回は、この時期限定で作られていた、
「りんごと桜の花回廊」
をご紹介します。
(つづく)