MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
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をご覧ください。
ベトナム家族旅行:
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小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
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コロナでもウポポイ3。札幌2週間ホテル暮らし 125 - 「Trăng Tròn」でカオマンガイ(2021年11月15日/13日め)

2021年11月15日 豊平館で。(北海道札幌市)


11月15日(月)


札幌滞在最終日の、
多動夫のお散歩を中継しています。笑


中島公園の中には、日本庭園もあります。残念ながら、冠木門はかたく閉ざされていました。


札幌市資料館に行ったとき、
ボランティアガイドのOさんから、
「豊平館にはお茶室があるんですよ。
 次はぜひ訪ねてみてください。」
と教えていただきました。


お茶室があるなんて全く知らなかったので、
MIYOは、豊平館だけを見学して、
そのまま戻ってしてしまったのです。
それが心残りだったので、夫に、
「できればお茶室も見てきてね。」
と言ってありました。


でも、夫が行ってみると、
日本庭園はすでに閉園しており、
冠木門は閉ざされていました。
当然、お茶室にも行けません。


閉園したのは、11月7日。
MIYOが中島公園を訪れた、わずか2日後です。
存在を知らなかったとはいえ、
そのときに行かなかったことが悔やまれます。


旅というのは、往々にして、
「その瞬間にしかできない。
 今を逃すと見ることができない。」
などということがあります。
このときもそうでした。
このころの札幌は、
着々と冬支度を進めていました。
そして、様々なスポットが
閉園期間に入るところでした。


再び、街を歩きます。札幌のマンホール。時計台と、魚は鮭でしょうか。

中島公園を出ると、鴨々川沿いにひと際目を引く建物があります。オールで漕ぐ船のように見えます。これは、バブル時代に流行った英国人建築家、ナイジェル・コーツが手掛けたもので、石化してしまったノアの箱舟をテーマに建てられたそうです。

この奇抜なデザインは、建築物としても有名です。「バブルの名残り」とも言われているようですが…。(中は居酒屋さんです。^^)

変わった建物といえば、すすき野にはこんなホテルもありました。笑 名前は、「ファラオ(王)のホテル」だそうです。(2021年11月11日)

そして豊川稲荷別院へ。

ここには、「薄野娼妓並びに水子哀悼碑」があります。


【薄野娼妓並びに水子哀悼碑】
薄野(すすきの)は、1871年(明治4年)、当時の判官により、薄野遊郭を置いたことから始まりました。その目的は、開拓労働者の「足止め策」とすることでした。
この哀悼碑は、北海道の開拓を支えた遊郭の娼妓たちを供養し、さらには、その陰にある水子と、現代の水子(見ず子)の霊を慰める目的で建立されました。遊郭時代の薄野を偲ばせる数少ない遺構となっています。


次は中央寺。1874年(明治7年)の創建です。

奥に見えているのが本堂です。


どうしてこう、
お寺や神社ばっかり行くんでしょうね…。😅
まあ、よけいなお世話ですが。笑


話は変わって。
夫がこんなふうに歩きまわっていたころ、
MIYOは、大通公園を歩いておりました。


札幌に滞在中、何度も歩いた道ですが、それも今日でおしまいです。


多動夫がお寺巡りをしていた同じころ、
MIYOが見ていたのは、
不動産屋さんの広告でした。🤣


こんなのとか…、

こんなのですね…。🤣🤣


すすき野駅から徒歩10分。
1LDKの家賃が、5万円くらいなんですね。
ふうん…。
2週間もホテル暮らしするくらいなら、
いっそ借りちゃった方が安いのか…。(アホ)


いや、べつにそんな気はないのですが、
ヒマなので、ついつい、
こんなことを妄想して遊んでました。


そして、アジアンレストラン・Trăng Tròn(ベトナム語で「満月」)に到着。

この4日前に、ここでお食事したときの日記です。
コロナでもウポポイ3。札幌2週間ホテル暮らし 72 - 「Trăng Tròn」で鶏肉のフォー(2021年11月11日/9日め) - MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。


このお店で食べたベトナムフォーが
おいしかったので、最後にまた来ました。
ムラゴンの惇さんとは、このお店の前で
待ち合わせることになっていました。


約束していた11時半に、
無事、惇さんとお会いすることができ、
いっしょにお店の中へ。


MIYOは、カオマンガイのセット。

惇さんは、鶏のガパオライスのセット。


惇さんとのおしゃべりは楽しくて、
おいしいランチをいただきながら、
時間を忘れてしまいました。
気がつくと、ホテルに戻る予定の時間を
すぎていました。笑


ここで思いがけず、惇さんからプレゼントをいただいてしまいました。帰宅して開けたら、三越の包装に入っていたのは、名店佐藤水産の「紅鮭といくらの糀漬」と「えび塩辛」でした。どっちも大好きです。笑(画像をお借りしました)

美しい、えびの塩辛。紅鮭もいくらもえびも、ごはんにかけたら絶品でした。^^

惇さん、ありがとうございました。急にお目にかかることになったので、MIYOはなにも用意していなくてスミマセン…汗。


惇さん、楽しいお時間を、
ありがとうございました。
お会いできて、
ほんとうにうれしかったです。^^


ムラゴンでブログを書いていなければ、
お会いすることのなかったご縁です。
でも、自宅から遠く離れた北海道まで来て、
こうしてお目にかかれたことに、
なにか、感動していました。


さて。
ホテルでは、夫が待っているはず。
約束していた時間は過ぎてしまいましたが、
これから、チカホを走って、
ホテルまで戻ります。^^


(つづく)


追記:
2023年5月の旅行で、再び札幌を訪れました。大通公園を歩いていたら、夫が「ベトナム料理を食べたい」と言いだしました。で、お店の前に行ってみたのですが、「Trăng Tròn」はなんと閉店してしまっていました。美味しいお店で、お客さんもたくさん入っていたんですけどね…。やはりコロナのせいだったのでしょうか。残念でした。

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