MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
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ベトナム家族旅行:
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コロナでも滋賀県。湖の国(うみのくに)を歩く、3泊4日のおトク旅 20 - 安土城跡から五箇荘へ(2020年9月24日/3日め)

2020年9月24日 安土城・摠見寺仁王門。


9月24日


三重の塔からさらに歩いて、
長い石段を降りました。


石段の下に、小さく見えています。


摠見寺仁王門(正式には二王門)です。1571年に建立されました。(重要文化財)

門をくぐって反対側に行くと、門内に安置されている金剛力士像を見ることができます。1467年に造られたそうです。(重要文化財)

仁王門を出て、さらに石段を下り続けました。


これでようやく、
安土城跡の主要スポットを
すべて訪れることができました。


重ねて言います。
安土城の訪問は、
「観光」ではなく、「山登り」です。泣
私にとっては、この旅で最大の御難場でした。😂


ええ。たしかに、楽しかったんですけどね。
行ってよかったんですけどね…。
でもなぜか、安土城を思い出すと、
夫への怒りがふつふつと沸いてくるんですよね。😂😂


ちなみに、天主までの石段は、
全部で400段くらいだったそうです。
たいしたことないですか?😂


最後に、徳川家康邸跡に建てられた、
摠見寺仮本堂を見て帰りました。


昭和7年に建てられた、摠見寺仮本堂。(画像をお借りしました。)


摠見寺は、安土城築城の際、
信長が他所より移築し、
自らの菩提寺にしたと言われています。


けれど私には、理解できません。
信長にとって、このお寺は、
どんな意味があったのでしょうか。


多数の石仏を石段の材料として使い、
どこかの寺から奪ってきた仏足石を
石垣に使うような人が、
城内に寺を移築したところで、
信仰心などあるものか、と…。


信長という人の、殺伐とした宗教観と、
崩れ果て、礎石だけが残る安土城とが、
私の中で、なぜかしっくりと重なりました。


安土城跡で見たイチョウ。実が、少しずつ色づいていました。


安土城跡を、一日中歩いていたような感じですが、
実は、ここにいたのは、ほんの2時間くらいです。
もう、このまま、
ホテルに帰って休みたいところなのですが、
そうはいきません。😂
夫にとっては、
「本日のたくさんのプログラム」の中の、
ほんのひとつめが終わっただけでしか
ありませんから。😂😂😂


…というわけで、次に向かったところが、
ココです。


滋賀県東近江市五個荘金堂地区


【五箇荘金堂地区】
五箇荘は、「近江商人発祥の地」と言われています。五箇荘の商人は、天秤棒一本の行商から始まり、やがて巨万の富を築く大商人となりました。現在でも、金堂地区を中心に、白壁と舟底板の蔵、そして、五個荘商人の広大な屋敷が多く残っています。


まずは、「ぷらざ三方よし」に。
ここは、東近江市の観光案内所です。
各種パンフレットを用意してあり、
ここでもらったマップが
わかりやすくてとても便利でした。
駐車場を、無料で利用できるうえ、
観光スポットにも歩いて行けるので、
助かります。^^


ぷらざ三方よし


この建物の1階では、
地元の皆さんの手作り品や農産物を
販売しています。
ついでに、ちょっとのぞいてみました。


そういえば、ニンニクが残り少なくなっていた、と思いだし、こんなところでお買い上げ。笑


そしてまたしても、
「ここはどこ?
 五箇荘?
 なにがあるの?
と尋ねる私。爆
ほとんど毎回、着いてから訊くのが、
我ながら笑えます。


なんだかよくわかりませんが、
とりあえず、観光スタートです。笑


静かな町です。人っ子ひとり歩いていません。本当に観光地か?と思うくらい。笑

ここは、寺前・鯉通りというそうです。道路の片側が水路になっています。

「あっ 鯉が泳いでるよ!」

エサが欲しくて、どんどん集まってきました。^^

「朝ごはんのパン、持って来ればよかったね!」


寺前・鯉通りは、
金堂地区に入ってすぐのところにあります。
水路の中では、たくさんの錦鯉が、
のびのびと泳いでいました。


水路を流れる澄んだ水に、
気持ちがなごみます。
少しずつ元気をとりもどし、
さらにその先へと歩きました。


(つづく)

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