コロナでも金沢。3人で歩いた、3泊4日のおトク旅 15 - にし茶屋街(2020年7月26 日/3日め)
2020年7月26日 にし茶屋街で。かき氷にも金箔。笑 金沢に来たら、こうでなくてはいけません。🤣🤣🤣
7月26日
寺町台寺院群の次に向かったのは、
にし茶屋街です。
第12話で、「金沢三茶屋街」について
お話しました。
金沢には、
・ひがし茶屋街
・主計町茶屋街(かずえまちちゃやがい)
・にし茶屋街
のみっつの茶屋街があると…。
ひがしと主計町には、前日行きましたので、
最後のひとつ、にし茶屋街に行って、
「金沢三茶屋街」を制覇しようというわけです。
(アホです。笑)
ということで、寺町寺院群から10分ほど歩いて、
にし茶屋街に到着しました。
にし茶屋街です。手前のお店は、落雁屋さんです。
古いお家を利用した、人形博物館。
茶屋建築の家屋が並びます。
にし茶屋街には、
金沢にある3つの茶屋街のなかで
最も多くの芸妓が活躍しているそうです。
端正な茶屋建築が軒を連ねていて、
そぞろ歩くにはぴったりの雰囲気。^^
でも、歩いているのは、私たちだけ(苦笑)。やはりコロナのせいなのか、訪れる人がほとんどいない状態でした。
だ~れもいないので、まるで映画のセットのようです。にし茶屋街を独り占め状態。
「金沢市西茶屋資料館」と書いてある家屋を見つけました。入館無料だったので、入ってみました。
お茶屋の建物を再現して作られた、
金沢市西茶屋資料館。
ここは、大正のベストセラー作家である、
島田清次郎が幼少期を過ごした、
「吉米楼」の跡地だそうです。
資料館の1階では、
清次郎の生涯や作品が、
パネルなどで詳しく紹介されています。
天才と呼ばれながら早世した清次郎の、数奇な人生を知ることができます。
資料館の2階には、
「お座敷」が再現されています。
壁の朱色も鮮やかに、
太鼓や三味線、金屏風などが置かれた空間は、
艶やかなお座敷遊びの世界そのもの。
藩政時代から続くお茶屋文化を
垣間見ることができます。
艶やかなお座敷遊びの世界
資料館に常駐しているボランティアさん。館内をいっしょに歩いて、詳しく説明してくださいました。
寺町台寺院群からずっと
歩きっぱなしだったので、
ここでちょっと休憩することにしました。
「氷」の文字につられて入ったお店「桜桃 (ユスラ)」。
お客は私たちだけ。坪庭を眺めることができるテーブルで、ほっと一息。
MIYOが大好きな宇治金時(700円)。金沢だとこうなります。見事な金箔です。😂
器もすばらしい。^^
このお店には、
金沢名物「ハントンライス」もありました。
このときは食べませんでしたが、
東京に戻ってから作ってみました。
まあ、簡単に言えば、
「オムライスに白身魚のフライがのっかってる」
というものです。^^
「桜桃 (ユスラ)」のハントンライス(1000円)。(画像をお借りしました。)
手前のお店は、にし茶屋街で人気の甘納豆専門店「かわむら」です。
ひがし茶屋街よりもずっとコンパクトで、
人通りもなく、というよりも、
ほとんど人の気配がなかった、
にし茶屋街。^^
暑かったけれど、
家族3人だけで、貸し切り状態で歩いたことは、
いい思い出になりました。
(つづく)