MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
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をご覧ください。
ベトナム家族旅行:
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小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
http://limings.sweet.coocan.jp/

全盲難聴・のんたんの夏休み 13 - たんぽぽ亭とおたづき蔵通り(2020年8月14日/7日め)

2020年8月14日 喜多方・おたづき蔵通りを歩く、長男と長女です。(のんたんとあみちゃん 25歳)


8月14日


福島県に泊まった人がもらえる、
宿泊者特典クーポン。
4000円分もあるんです。
もう、一気に、
福島県が大好きになりました。笑



で、このクーポンでお昼ごはんを食べよう!
ということになり、
すぐ近くの「たんぽぽ亭」に行ってみました。


夫が食べた、喜多方ラーメン(700円)。

どうせタダだから、こういうときくらい、いちばん高いのを食べよう、と、私と長女が注文した、ネギ塩ハンチャーシューメン(1000円)。

冷たいのが食べたい、と言う長男のために注文した、冷たいつけ麺(800円)。

ラーメン4人分に加えて、ギョーザやチャーシュー丼も注文して、みんなで分け合って食べました。


これだけ食べて、全部で4250円。
つまり、自己負担は250円。^^
いいなあ、福島。
また来たくなっちゃいました。笑


お腹もいっぱいになったし、
さあ、東京に戻ろう、というときになって、
例によって、多動夫が、
「ここから歩いて15分くらいのところに、
 蔵がいっぱい並んでる通りが
 あるんだよね…。」
と言い出しました。
もう、なんでそんなことまで覚えてるの。
家のゴミ出しの日も覚えてられないくせに。爆


…ってことで、最後の最後まで、
観光させられるはめになりました。
向かったのは、
「おたづき蔵通り」
というところです。



【おたづき蔵通り】
小田付地区(小田付村)は、古くから定期市で賑わい、豊富な伏流水と土蔵の保存性の高さを利用した酒・味噌・醤油の醸造業が発展した地域です。現在でも、多様な土蔵が並ぶ特徴的な歴史的風致を形成しており、重要伝統的建造物群保存地区の選定を受けています。


小原酒造 くらしっく
享保2年(1717年)創業の老舗です。醪にモーツアルトを聞かせて醸造する、蔵粋(くらしっく)という銘柄で有名です。レンガ造りの麴室(こうじむろ)と最新鋭のコンピューター制発酵タンクを兼ね備えた、ユニークな蔵です。

食堂&バル新金忠・明治蔵
画像一番手前の「食堂&バル新金忠」は江戸末期建造の店蔵、二階は漆塗りの「舟底天井」になっています。右隣が明治時代の建造で、奥座敷は大正時代に作られました。国登録有形文化財です。

この通りには、たくさんの蔵が並んでいます。


雨が降ってきたので、中の一軒に入り、
雨宿りをさせていただきました。


馬車の駅・地酒蔵
元は香久山酒造の分家の造り酒屋でした。この建物の裏にある駐車場のところには、蔵が建っていたそうです。店蔵の裏には大正時代建造の二階建ての蔵があります。



入り口を入ったところは、お土産物屋さんです。
朝獲れの野菜が激安で、思わず購入しました。^^  
「よかったらこれもどうぞ」
と、他のお野菜も、お土産にいただきました。
そして右手には、本物の蔵を改造して、
地酒を販売するコーナーがあります。


本物の蔵を利用した地酒屋さん。重厚な扉をくぐって入りました。

天井はなんと、漆塗りです。

まさしく、地酒の宝庫でした。夫、大喜び。笑


お店の方に、試飲を勧められました。
夫は運転するので、
代わりに私が試飲することに…。


お酒の名前を隠して、利き酒タイム。笑 あれもこれも、飲んでみてください…と勧められるままに、どんどんおちょこが並びます。利き酒、エンドレス。笑 ヒマを持て余した長男は、おんぶお化けになって私に甘えています。笑笑

結局、2本をお買い上げ。私が選んだ「蔵太鼓」と「喜多の華」は、どちらも同じ蔵元(喜多の華酒造場)のものでした。

「ああ、楽しかったね。」 お店を出たときには、雨もやんでいました。

並んで歩く、長男と長女。


こうして、福島の旅が終わりました。
わずか2泊3日なのに、夫が買った地酒、4本。笑
買いすぎです。
まあ、いいか。笑


今回、思ったこと。
コロナ禍で、観光業界は苦しんでいますが、
国内旅行は、以前よりもずっと、
内容が充実していているような気がします。
そして、空いているし、
価格も、割安感を感じます。


こんな時期だからこそ、
「うつらない、うつさない。」
を心がけながら、国内旅行を楽しみたい、
と思いました。


「こんな時だから、食べて応援。」
…と、5月のブログで書きました。
そして今は、
「こんな時だから、旅して応援。」
本気でそう思っている、我が家です。


思っていたよりもずっと楽しかった、
福島。
また行きたいです。^^


(おわり)


7歳(小1)の子どもたちです。
たしか、以前にも家族で喜多方に行ったはず、と、昔のHPを探してみたら、日記がありました。


走れ! SLばんえつ物語号(2002年11月23日)
http://limings.sweet.coocan.jp/nontan04/nontan0417.html


自宅から電車で東京駅に行き、新幹線で郡山へ。そこから在来線の磐越西線で、喜多方に行きました。喜多方ラーメンを食べ、SLばんえつ物語号に乗車しています。
下の写真は、HPの「思い出のアルバム(7歳)」からの抜粋です。
http://limings.sweet.coocan.jp/nontan04/nontan0431.html
2行目の最後に、蔵の街を歩く長男が写っていました。^^

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