MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
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をご覧ください。
ベトナム家族旅行:
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小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
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ガンになるまでの日々 34 - 補完代替療法(2016年12月)

2008年12月7日 お父さんとおでかけ。浅草太鼓館と浅草寺に行きました。(全盲難聴・のんたん 13歳/中1)


2016年12月


白血球が減少しながらも、
どうにか計画通りに、
抗がん剤治療を終えたのですが、
そんな私が行ったこと(補完代替療法)で、
「よかったような気がする」ことを、
書いておきたいと思います。


補完代替療法とは、
「通常の医療を補う療法」または、
「通常の医療に取って代わる療法」
という意味です。
その範疇であると考えられる医学体系は
非常に多く、
哲学的医学体系を構成するものから、
健康食品・サプリメント、
鍼灸やマッサージ・整体などの施術まで、
多方面にわたっています。


自分のがんが再発したとわかったとき、
私は、
「病院での治療だけにとどめることなく、
 自分でやれるものはやってみよう。」
と思いました。


具体的には、
誰もがよくやる「人参ジュース」から、
漢方薬、温熱療法、糖質制限…、
と言ったものでした。


「それほど無理することなく、
 日常生活でできることなら、
 試してみよう。」
と思ったのです。
それらが、本当に効くのかと言われたら、
「まあ、効いた人もいるかもしれない。」
という程度です。
つまり、「気やすめ」ですね。^^


でも、この「気やすめ」の引き出しを、
心の中にいくつも持っていることが、
大事なんじゃないかな、と思うのです。


なんにもしないで、
ただ不安に過ごしているくらいなら、
「もしかしたらいいことあるかも~。^^」
って思いながら、人参ジュースを飲むって、
そう悪いことではないと思います。


川島なお美さんや小林麻央さんの例でも、
 高濃度ビタミンC点滴療法
 食事療法
 酵素風呂
 ごしんじょう療法
など、数々の補完代替療法が出てきます。


これらはあくまで、「気やすめ」です。
まずは、病院での治療を優先し、
その追加として、自分の心の安定のために行う、
という意味あいであれば、いいと思います。
ですが、手術や抗がん剤を否定し、
代替療法でがんを治そうとするのは、
自分の命をかけて、
人体実験をするようなものではないかと、
危惧しています。


これについて、お時間のある方は、
腫瘍内科の権威、勝俣範之医師の講演を
ご参照ください。
とても有意義なお話です。


「がんが絶対治る?」「これでがんが治った?」 あやしい治療に気をつけろ!



以上のような、補完代替療法についての、
私のスタンスをご理解いただいたうえで、
私が実行したことを、
もう少し詳しく、お話したいと思います。


(つづく)


左上:太鼓館では、世界中の太鼓を、実際に叩いてみることができます。
右上:ナイジェリアのトーキングドラム
左下:長男が持っているのは、おもちゃの中の、「録音再生できる回路部分」だけを取り外したカードです。お気に入りのおもちゃでした。カードに話しかけて録音しては、耳元で再生して、楽しんでいました。^^

浅草で遊んだあとは、いつも、ビアホールで休憩したそうです。^^

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