定年でもベトナム。ハノイで始める、お仕事日記 46 - 「あじさい」で休憩(2019年9月15日/15日め)
2019年9月15日 バッチャン焼きの食器の数々。
9月15日
ハノイ大教会とコン・カフェの間にある通りを少し歩くと、
「あじさい」という、お土産物屋さんがあります。
店名が日本語であることからもわかるように、
日本人向けにお土産を売るお店です。
今の上皇さまが訪問したこともある、高級店ですね。^^
他のお店では見たことがない、美しいお菓子の箱が積み上げられていました。どれもとてもきれいだし、試食品もふんだんに置いてあります。
お茶の小さなパックが、150円くらい。パッケージもとてもきれい。説明も全部日本語。笑
これも、お茶の数々。日本人でないと思いつかないような、愛らしいパッケージ。ティーバッグが18個はいっているようで、ひとつ400円くらいです。
2階に上がると、24種類もの高級茶が置いてあり、どれでも希望のものを試飲させてもらえます。たとえば、高品質のウーロン茶が、ひとパックが154000ドン(約770円)でした。(日本での普通レベルのお茶の価格と、あまり変わりません。)これを高いと思うかどうかは、その人次第だと思います。
バッチャン焼きの食器。ディスプレイがあまりにもきれい。これも、日本人ならでは、でしょう。
フォーのどんぶりに穴があいていたので、理由をきいたところ、こうやってお箸を置くため、と教えてくれました。^^
本当にきれいです。
茶こしのついたカップ。これと同じものを、6月に中華街で買ったのですが、デザインはこちらの方がはるかにすてきです。日本人が企画し、バッチャン焼きにしたんじゃないかな。
楽しい食品サンプル。ベトナムぜんざい(チェー)のものがいっぱい。一個200円くらい。
切り絵細工もありました。
ちなみに、これは、路上で売っていた、切り絵細工。こちらもすてきです。^^
「あじさい」には、毎日、
たくさんの日本人旅行者が訪れます。
店内では、無料でお水やお茶が飲めるし、
ちょっとひと休みできるソファもあります。
Wi-Fiが使えるので、私はここで、30分ほど休憩し、
ラインで長女に電話もかけました。^^
そうそう。トイレも無料で貸していただけます。
どこに出しても恥ずかしくないような、
質の高いお土産をたくさん置いてあるし、
街歩きをしていて疲れたときに、
ちょっと寄ってみるのもいいかな、と思います。
ちなみに私は、さんざん楽しませていただいたあげく、
ひとつも買わないででてきました。(すみません)
だって、値段を見ると、
どれも、ゼロがひとつ多いんじゃないかって
思ってしまったから。
たしかに、値段に見合った、
クオリティの高いお品が、
そろっているお店ではあります。
午後4時を過ぎたので、
そろそろ帰ることにしました。
バス停までは、歩いて20分くらいです。
初めて歩くエリアですが、
なんとかなるでしょう。
帰りに通りがかった、一軒のお店。
店頭で、揚げ物をたくさん作って、売っていました。真ん中の、揚げ餃子のようなもの、「バインゴン」というそうです。昼間、路地裏で見かけた時から気になっていたので、ひとつ買ってみました。50円くらい。そういえば、歩くのに夢中で、まだお昼ごはんを食べていませんでした。
店内で座って待っていると、お店の人が持ってきてくれました。左の器に入っているのは、ヌクマムです。これにつけて食べます。
中には、ひき肉や野菜が、
ぎっしりと詰まっています。
揚げたてでおいしい、
…はずなのですが、なにか違う。
「タムさんのごはんのほうがおいしい」
って、思っちゃったんですね。
これはまずいです(苦笑)。
里心がついちゃってます。笑
お店を出て、さらに歩きます。店の前の歩道で、食器を洗っている一家。まあ、たいていの食堂や屋台の食器の洗い方は、こんなものです(苦笑)。
聖ヨセフ大聖堂から歩いて20分。無事に、バス停に着きました。旧市街を初めてひとりで歩いてみましたが、なんとかなりました。約5時間ほど歩き続けて、本日の歩数、22000歩。^^
バスで一時間かけて、帰宅。今夜も、おいしいごはんが待っていました。
焼き魚、豚肉のシチュー煮、青菜のニンニク炒め、ごはん、スープ(豚肉、とうもろこし、じゃがいも、人参、ねぎ)。
二日続けてひとりで歩きまわり、
充実の週末になりました。
明日から、またお仕事です。
(つづく)