MIYO'S WEBSITE-全盲難聴のんたんの育児記録と卵巣ガンで思ったこと

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは21歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。

全盲難聴・のんたん 5回目の、東京都障害者スポーツ大会⑤ - 50m走(2018年6月2日)

2018年6月2日 銀メダルだよ!(全盲難聴・のんたん 22歳)



1時半になり、S園の先生が、
「そろそろ、移動します。」
と言って、長男を迎えに来ました。


あわてて、私と長女も、移動します。
長男が出場するもうひとつの競技は、50m走で、
目の前のトラックの、正反対の側で行われます。
長女とふたりで、スタジアムを半周しました。
観客席をひたすら歩き、トラックの反対側に着きました。


50m走の会場では、すでに、数十人の係員さんが、
競技スペースの両側に等間隔で並んで、スタンバイしていました。


どうしてこんなにたくさんの方が並んでいるかと言うと・・・。
走る方が全員、視覚障害者だからです。
まっすぐに走ることができない方も多く、
伴走者がいない選手の場合、走っているあいだに、
選手がエリアの外に出てしまうこともあります。


そういう場合は、係員さんが、
「方向が違いますよ。」
とおしえてくれます。
きめ細かく、走る方のフォローをしていく必要があるので、
こんなふうに、たくさんの方が必要になっているというわけです。


両側に並ぶ、係員の方々。たくさんの方に見守られて、選手のひとりひとりが走ります。


まるで、韓国ドラマで出てくる、財閥の会長みたいですね。^^
会長が車から降りると、
会社の前で、道の両側に社員が並んでお出迎えする、
という、アレです。
あのシーンを見るたびに、
「みんなヒマなんだなあ。
 あの時間に、仕事すればいいのに。」
と、あきれてしまいます。
(たぶん、ドラマだからやっているのであって、
 実社会では、あんなことはしないのだろうと思っていますが。笑)


とはいえ、韓国ドラマの財閥シーンとはおおちがいで、
視覚障害者の競技では、
これだけの人数の方が並んでくださるというのは、
必要なことなのです。
 こんなにたくさんの方が集まって、
 競技を支えてくださるのだなあ、
 ありがたいなあ、
と、いつも思います。


長女は、初めて大会にやってきたので、
なにを見るのも初めて。
新鮮だったようです。


そんな長女に、あれこれと説明しているうちに、
出場選手の一団がやってきました。
が、暑いので、全員、テントの中に入ってしまいました。
長男もいるはずなのですが・・・。


体を乗り出して、テントの中を覗き込むと、
あっ いました!
いとしの長男です。^^



のんたーーーん!と、呼びかけたら、
先生が、テントの外に連れ出して、
ポーズをつけてくださいました。


はい・・・。
なにもなくても、
うるさい、母でした。笑



いよいよ、競技が始まります。
視覚障害者の50m走は、ひとりずつ、走ります。
長男は、2番目でした。


先生といっしょに、テントの端でスタンバイ。

トップランナーのお友達といっしょに、出てきました。毎回、S園の先生が、伴走してくださいます。

お友達が走り始めました。長男は、先生といっしょに、ウォーミングアップ。
見ているこちらの方が、ドキドキします。^^

「位置について。」

「よ~い」

「ドン!」

行け~。がんばれ~。のんったーーーん!

ゴーーーーール!

先生といっしょに、こちらに戻っているところです。無事に走り終えて、ほっとしました。^^

「おかあさんだよ!」


今年は、長女がいっしょになって撮ってくれたので、
走っている写真がいっぱい撮れました。^^
あみちゃん、ありがとうね。


(つづく)

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