4年ぶりのタイ。バンコクを歩き続けた9日間 13 - チャチューンサオ④ タンブンの魚と、パンダンリーフのアイス(2023年11月12日/5日め)
2023年11月12日 ワット・サマーン・ラッタナーラームで。
11月12日(土)- 5日め
バンコクからバスとソンテオを乗り継いで、
ワット・サマーン・ラッタナーラーム
にやってきました。
MIYOが撮ったピンクガネーシャはこの一枚だけ。前回掲載したたくさんのガネーシャは、全部夫が撮ったものです。(撮りすぎですね。爆)
ガネーシャを離れ、たくさんの人々が歩いている方向に、私たちも行ってみました。
お寺なので、キンキラキンのガネーシャや仏様がそこかしこに。
ここはタイですから、みなさんは、
祈願とか寄進とか、
タンブン(徳を積むこと)とかを、
ごく自然にやっておられます。
ガラス張りの家の中にある、ガネーシャや仏像たち。そこに金箔を貼りつけることによって寄進し、徳を積みます。家の外には、金箔を貼りたい人たちが、何十人も並んで待っていました。
MIYOは、お寺の横を流れるバンパコン川を見ていたのですが…、
なぜかカップルがやってきては、しばし語らい、バケツの水を川に流すんですよね。😮
ああ、これはタンブン(徳を積むこと)だ。
…と、すぐに気がつきました。
タイではよくある光景で、
「捕まえられた動物を逃がしてあげることで、
徳を積む」
…ということです。
ここではきっと、
捕まえられた魚を逃がしているのでしょう。
そう思って周囲を探してみたら、やっぱりありました。タンブンのための魚を売るお店です。あとで翻訳してみたら、看板には、「不運と運命を避けるために魚を放す。1匹20バーツ(約80円)」と書いてありました。
このお店でお金を払うと、
魚と水の入ったバケツをもらえます。
そのバケツの魚を川に流すことで、
魚を逃がした(命を助けた)ことになり、
徳を積むんですね。^^
ここでは、お魚を放していましたが、
それ以外に、カメや小鳥なども、
タンブンすることがあります。
1986年、初めてタイに行ったときの写真です。チェンマイのドイ・ステープ寺院は、標高1080mのステープ山頂にある寺院。今から約640年前に、タイ北部を統治していたクーナ王によって建立されたと言われています。私達の後ろには、お寺の前まで、長~い石段が続いています。(1986年9月3日 タイ・チェンマイ)
このドイ・ステープ寺院で、
私たちも、小鳥を逃がしました。
お金を払うと、小鳥が入った小さな籠をもらえます。その中から小鳥を取り出し、空に放ちます。ほんの一瞬で、あっけなく終わってしまいました。^^
このときのことは、
楽しい思い出になっているのですが…。😅
よく考えたら、当然のことではありますが、
タイでは、
「タンブン用の小鳥を捕まえる商売」
が、成り立っているのだそうです。
「小鳥を逃がす」という行為自体は、
功徳のためですが、その逃がされた小鳥を、
「その場ですぐに捕まえる仕事」
さえもあるそうです。
お金を払って逃がす人がいるから、
そのお金めあてに、捕まえる人がいる…。
どこからどこまでが、タンブンなのでしょうか。🤣
バンパコン川のほとりでのたくっていた、二匹の龍。
ここはヒンドゥー教の寺院のはずなのに、仏像のようなものもあるし、龍はのたくってるし、もうわけわからん状態ですね。^^
そんな仏様エリアを抜けると、次は、
お子さまお楽しみコーナーになりました。
托鉢坊やがサングラスかけてるし、コブラがガンダムと戦ってるし、ますます、わけわからん状態。
仮面ライダーとドラゴンボール。真ん中のカゴは、いっしょに写真を撮った人がお金を入れるために置いてあるようです。一応、「施しをするお金を」と書いてありましたが。
念のために言いますが、ここはお寺です。🤣 でも、左端に置いてある大きなドラを見つけて、夫は吸い寄せられるように行ってしまいました。
ドラや鐘があったら、鳴らさないではいられない人。🤣
ゴ~~~ン。
このときの写真が、このあと札幌に行ったときの搭乗券になりました。笑 ちなみに左は、エラワン博物館です。
お子様エリアを抜けると、次は、
たくさんの屋台が並ぶエリアになります。
ここからは、MIYOの得意分野。🤣
いきなり、アイスキャンデー屋さんを発見。1本買わなくては。
えっ 11種類もあるの? ど、どれにしよう…。
アイスボックスをのぞくと、たしかに、たくさんのキャンデーが色ごとに分けられて置いてありました。
どんな味があるのかわからず、悩んでいたら、夫が、「上の看板に書いてあるよ。」と。
よく見たら、たしかに、
黒豆、レモン、チョコレート、
ココナツミルク、
スイートヌードル、
イチゴ、ドリアン、
パンダンリーフ、
コーヒー、ミルク、タロイモ
…と、タイ語、英語、中国語で書いてありました。
MIYOはパンダンが好きなので、
パンダンリーフにしました。
パンダン(赤道付近の暑い地域でお菓子や料理によく使われる植物)については、こちらでご説明してあります。
4年ぶりのタイ。バンコクを歩き続けた9日間 10 - チャチューンサオ① バスターミナルで、フィッシュヌードル(2023年11月12日/5日め)
それにしても、スイートヌードルって、
なんだったのでしょうか。
(このときに食べてみればよかった。🤣)
…と言うことで調べてみたら、
緑豆の粉を練って凍らせてアイスにした、
タイのスイーツのようでした。
(なのになぜヌードル?😮)
で、これがパンダンリーフのアイスです。お店の人が、包装しているビニールを外し、小さなカップを取り付けて串にさしてくれました。なるほど、暑いタイでは、アイスがどんどん溶けていくのですが、これなら、溶けたアイスが垂れ落ちることがありません。
緑色のアイス。ここはタイなので、メロン味ではなく、パンダンリーフ味です。^^
パンダンがあると、
「ああ、タイに来たんだなあ…。」
と実感し、ついうれしくなります。^^
そしてここから、屋台ストリートに突入。
巾着型の揚げワンタン。
海老のグリル。そうそう。「この川で獲れたエビがおいしいから、食べてね!」とTさんに言われていました。
もちろんお肉もおいしそうです。
もうね。全部食べたいんですよ…。
時刻は12時半。
お腹空いてきたし、
そろそろお昼ごはんにしたいのですが、
夫はまたまた、勝手にどこかに行ってしまい、
姿が見えません。
こうやって、我が家の旅はいつも、
「夜討ち朝駆け、ごはん抜き」
にされてしまうんですよね…。😔
(つづく)