MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
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積丹から幌加内へ。新緑の美幸線をトロッコで駆けた、9泊10日の北海道 18 - 「鰊御殿とまり」で撮影会(2023年5月11日/2日め)

(2023/06/15 16:00記)

2023年5月11日 旧川村家番屋で。(北海道古宇郡泊村)


【お知らせ】
6月16日から、ブログはお休みをいただきます。


5月11日(木)


小樽市から積丹半島を海岸沿いに、
車を2時間走らせて、
古宇郡泊村にやってきました。


駐車場に車を停め、数分歩くと…、

つきあたりに、それらしいものが見えてきました。

「鰊御殿とまり」に到着です。


ここで、
「またニシンか。
 このふたりは、ニシンしかないのか?」
なんてつっこまれそうですね。笑


はい。ニシンしかないんです。爆


もうね。このあたりの番屋が、
気になってしょうがないんです。
すみません。
同じようなところばかり行って。😅😅


この「鰊御殿とまり」には、
 旧川村家番屋
 旧武井邸客殿

のふたつの建造物があります。


【鰊御殿とまり】
旧武井邸客殿の敷地に、旧川村家番屋を移築し、一体化した漁場建築として整備し、平成13年より一般公開しています。
旧川村家番屋は、1894年(明治27年)に、川村慶次郎によって建てられました。泊村に現存する唯一の番屋建築で、ニシン漁の最盛期の雰囲気を色濃く残す建造物として、高く評価されています。特に、柱と梁に使われているタモやセンの太い木材は、現在では入手不可能な貴重なものです。
旧武井邸客殿は、1916年(大正5年)頃に、武井忠吉によって建てられました。もとは、母屋と番屋につながる漁場建築の一部でした。4部屋続きで54畳にもなる客間を中心とした豪勢な建造物で、高い天井にふさわしい欄間の透かし彫り、広い廊下と床板の埋め木、便所の唐傘天井など、意匠を凝らした装飾が随所に見られます。
平成18年2月、農林水産省によって、「未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産100選」に指定されました。


川村家番屋と武井邸客殿は、並んで建っており、渡廊下でつながっています。

まずは、入口を入ってすぐのところに、保津船(ほっつせん)が展示されていました。


【保津船】
ニシンを捕獲するために、建網や刺し網漁などで使用された木造船です。へさきの形状から、「ホッチ」「ボッチ」とも言われています。
この船は、昭和20年代のはじめに建造され、泊村の茶津の海で実際に使われていたものです。全長9m、幅2.7m、高さ1.4mと小さめで、8~10人乗りだったと考えられます。


あっ。「くろこべり」がありました。^^

「くろこべり」とは、鰊漁船の船尾に置かれたかざり板のことです。小樽市鰊御殿では、くろこべりの部分だけが飾ってありました。
積丹から幌加内へ。新緑の美幸線をトロッコで駆けた、9泊10日の北海道 3 - 小樽市鰊御殿③ くろこべりと、漁夫だまりの畳(2023年5月10日/1日め) - MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

おおっ。保津船の隣りには、丸胴が置かれています。これは、煮たニシンを圧搾して、〆粕を作るための器械でした。はじめはサイコロ型の角胴が使われましたが、後に改良され、丸胴になりました。

多動夫が保津船のまわりをウロウロしているあいだに、MIYOは、奥に見えている受付で入場券を購入しました。笑


職員のAさんから、
「どちらから来られましたか。」
と訊かれ、
「東京です!」
と答えたら、とても驚かれました。😅


そんな驚かなくても…
と、そのときは思ったのですが、
泊村は積丹半島のいちばん端にあります。
観光地小樽からはかなり離れているし、
どうも、東京からわざわざやって来る人は、
あまりいないみたいです…。
(こんなすばらしいところなのに。もったいない。笑)


さて、いよいよ、中に入ります。右手前にあるのが旧川村家番屋で、左にあるのが旧武井邸客殿です。どちらも、とてもきれいに整備されています。


ワクワクしながら中に入ろうとしたら、
さきほどのAさんに呼び止められました。


「せっかく遠くから来られたんだから、
 写真をお撮りしますよ。」と…。


…で、撮っていただいたのが、この写真です。


お礼を言って、
番屋の中に入ろうとしたら、
「まだまだ。次は客殿の前でね。」


で、客殿の前でパチリ。

「じゃあ、次は番屋の前でね。」

「今度はちょっとポーズつくってみてね。」


こんな感じで、撮影会が延々と続きました。
このときにAさんが撮ってくださった写真、
今数えてみたら、27枚もありました。汗


ほかに誰も見学者がいなくて、
いつものことですが、ここでも、
私たちの貸切状態でした。
そんな状況だったので、
Aさんも受付から出てこられて、
内部のあちこちを案内してくださり、
もう写真撮りまくり。
いや、撮られまくり、ですね。😅


「はい、こっちに来てね。」と、客殿の中までいっしょに歩いてくださったAさんです。帰る時にいっしょに写真を撮らせていただきたかったのですが、ちょうどお昼休みの休憩に入られていて、結局お会いできませんでした。Aさんのお写真、偶然撮った、この一枚しかないんです。


Aさんに撮っていただいたおもしろ写真が
たくさんあります。


たとえば、こんなの。🤣🤣(演技指導と撮影 by Aさん)


見学を進めていく中で、
少しずつ掲載していきたいと思います。


Aさんといっしょに、
旧川村家番屋、旧武井邸客殿、石蔵
と歩きました。


たっくさん写真を撮っていただいたあと、
Aさんは、
「じゃあ、あとはゆっくり見てね。」
と言い残して、仕事に戻ってしまいました。


なので私たちは、
Aさんとお別れした石蔵から見学を始め、
旧武井邸客殿→旧川村家番屋
と歩きました。
が、通常は、敷地出入り口のすぐ近くにある、
旧川村家番屋から見学を始め、
旧武井邸客殿→石蔵
と歩くと思います。


その順番の方が、
全体像がわかりやすいと思うので、
このブログでは、
私たちが実際に見学した順番とは違いますが、
まずは旧川村家番屋から
ご紹介していきたいと思います。


旧川村家番屋です。


むくり破風の玄関と、
屋根につくられたケムリダシ。
典型的な番屋建築です。


美しいですね。^^

次回は、番屋の中をご紹介します。


…というところですが、すみません。
明日から、少しお休みをいただきます。


実は私たち、14日のフライトで、
ベトナムに行ってます。
ここまでは、
ストックしていたのを予約投稿しました。


今回は、ANAマイルをどかんと使い、
ベトナムにビジネスシートで行きます!😍
このブログが掲載される頃は、
たぶんハノイを歩いています。


今まででいちばん長い旅になるので、
ブログも、かなり長くお休みさせていただきます。
(スミマセン)


いつかコロナが収束したら、
一番はじめに行く国はベトナム、と、
ずっと心に決めていました。
なつかしい人たちと、会ってきます。
とても楽しみです。^^


当分、戻る予定がないのですが、 (スミマセン) 
戻りましたら、またよろしくお願いいたします。


(つづく)

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