MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
http://limings.muragon.com/tag/?q=2019%E5%B9%B49%E6%9C%88-10%E6%9C%88%E3%80%80%E3%83%99%E3%83%88%E3%83%8A%E3%83%A0&p=4 
をご覧ください。
ベトナム家族旅行:
https://limings.muragon.com/tag/?q=2017%E5%B9%B412%E6%9C%88%E3%80%80%E3%83%99%E3%83%88%E3%83%8A%E3%83%A0
小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
http://limings.sweet.coocan.jp/

4年ぶりのベトナム。北部から中部へと歩いた18日間 18 - ハロン湾船上ホテルにお泊まり③ 「はしけ」で乗船(2023年6月16日/3日め)

2023年6月16日 船上ホテルのラウンジで。ウェルカムティーをいただきました。


6月16日(金)


パールファクトリーで、
しばらく遊んだ(遊ばされた)あと、
12時に、ハロン湾の船着場に到着しました。


朝、ハノイ市内のホテルを出発して172キロを走りました。ここからさらに149キロを走れば、モンカイという中国国境の町に着いてしまいます。^^

船着場には、観光客を乗せたバスが次々にやってきます。

これは4年前に撮った写真です。日帰りツアーの場合、こういうタイプの船が並んでいるところに案内されます。(2019年9月8日)

そして通路からそのまま乗船します。1階がラウンジで、屋根の上がテラスになっています。


今回、私たちが乗る船は、船上ホテルタイプ。
日帰りツアーの船よりも
大きなものになります。なので、
ワンナイトクルーズ用の船の船着場は、
日帰りツアー用とは別の場所にありました。


バスを降りると、すぐ前にあるこの場所で、しばらく待つようにと言われました。


「日帰り」ではなく「泊まりがけ」なので、
ホテルを引き払って参加する人も多く、
ご覧のように、みなさん、けっこうな荷物です。
旅の荷物を全部持って来たのは、
私たちだけではありませんでした。😄


いくつかの船がつながれていて、それぞれに、ツアー客がどんどん乗り込んでいきます。

これは「はしけ」ですね。船上ホテルのような大きな船はここに接岸できないので、かわりに「はしけ」が、沖に停まっている船まで連れて行ってくれるようです。


それぞれの船には、
 ROSY CRUISE
 SAPPHIRE CRUISE
などと、ツアーの名前がついているので、
乗り間違えることがありません。^^


ようやく、私たちの「はしけ」がやってきました。「COZY BAY CRUISE」と書いてあります。安いツアーだけあって、上の写真の船とだいぶ違いますが…。🤣🤣

そして沖に浮かぶ、おびただしい数の船をご覧ください。これ全部、船上ホテルなんです。これらの船が、いっせいにハロン湾をめざして航行し、夜は湾内に碇泊するわけです。

こんな感じですね…。船上ホテルが、ハロン湾をうめつくしています。😄(画像をお借りしました)


ん…。
私たちが乗る「はしけ」、
なんかちょっと小ぶりな感じ。
これに20人も乗れるの? と思いましたが…。


乗れました。🤣🤣


先にツアー客全員を乗せたあと、
船員さんが私たちの荷物を全部積み込んで、
いざ出発です。
私たちのかばん(黒とグレー)は、
他の方々の荷物の山のいちばん上に、
ポンと置かれていました。^^


沖に出ました。いくつかの船上ホテルの横を通り過ぎたあと…、

私たちが乗る船が見えてきました。

これです。1階部分が客室で、2階部分がラウンジになっています。

どんどん船に近づいていき…、

みんなが見守る中…、

ぴったりとドッキング。ひゃ~。😄 ここからひとまたぎで乗船します。

船に乗り込むと、まずは狭い階段を上がって…、

2階のラウンジに集合しました。6人用のテーブルが4つあります。

冷たいお茶をいただきながら…、

まずはガイドさんによるオリエンテーション。このあとのスケジュールについての説明を聞き、部屋のキーを受け取りました。このときに、ベジタリアンかどうかのチェックがありました。希望すると、食事をベジタリアン食に変更してもらえます。


キーを持って来たガイドさんから、
「食事はどうしますか?」
と訊かれ、とっさに、
「ノーマル(普通食で、と言ったつもり)」
と答えたら、ちょっと驚いていました。
一応理解してくれましたが。


そっか。
ここでノーマルと言ったら、
ベジタリアンはアブノーマルってことになる、
と、後から気づきました。まずい。😅😅


仕事をしているときは、
毎日、英語、英語、でしたが、
定年退職して4年。
コロナで、海外にも行かなくなったし。
もう英語なんて使わないし、
すっからかんに、忘れてしまいました。


でも、このベトナム旅行では、このあとも、
帰国するまでずっと個人旅行だったので、
英語を使わざるを得ません。


これまでの海外旅行では、
夫が全部聞き取っていたので、
MIYOは最初から聞く体制すらなく、
夫に全部おまかせ。
なので、ただ、旅を楽しんでいました。


ところがこの旅で、
「夫の耳がかなり聞こえなくなっている」
ということが判明。
以前から、「聞こえづらくなった」と、
本人も言っていたのですが、
ベトナムでこのツアーに参加して、
「ガイドさんの説明がほとんど聞き取れない。
 なにを言ってるかわからない。」
と言われた時は、愕然としました…。
(帰国後病院に行ったのですが、
 予想通り、「加齢現象」とのことでした。😅)


定年後、年を取ってから旅行するってことは、
こういうこともあるってことなんだなあ…、
と痛感しました。
つくづく、
 足腰がしっかりしているうちに、
 お料理をおいしく食べられるうちに、
そして、
 いろんな意味で、体力があるうちに、
「旅行しておかなければ」と思いました。


それはさておき、
「英語ができるはずの夫が、
 英語を聞き取れなくなった。」
ってことは、
「代わりに私が全部聞き取るしかない。」
ってことです。😅
これは想定外でした。
夫といっしょに旅行しているかぎり、
 荷物は全部持ってくれるし、
 英語は全部おまかせでらくちん♪
と思っていたのに…。😂😂


…ということで、今回のベトナム旅行では、
そんなはずではなかったのに、
 MIYOが英語をがんばる(がんばらざるをえない)
旅になってしまいました。😂😂


そうこうしているうちに、船が動き出しました。私たちを乗せた船は、海沿いのリゾートホテルやマンションが立ち並ぶ瀟洒なエリアを通り過ぎてどんどん進み…、

あのでこぼこした山が並ぶハロン湾へと、ひた走ります。


次回は、船上ホテルでの、
私たちの客室をご紹介します。


(つづく)

×

非ログインユーザーとして返信する