MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
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コロナでもウポポイ3。札幌2週間ホテル暮らし 14 - 札幌時計台 / 引っ越し祝いのアラジン(2021年11月4日/2日め)

2021年11月13日 ニッカウヰスキー北海道工場 余市蒸溜所で。(北海道余市郡余市町)


11月4日


札幌時計台に来ています。
北海道大学の前身、札幌農学校の演武場として、
明治11年に建設されました。
以来、約130年に渡り、時を刻み続けています。
国指定重要文化財です。



札幌を旅行で訪れたら、たいていの人が、
ここで写真を撮るのではないかと思います。
が、中に入る人は、案外少ないようです。
(私たちも、前回来たときは、
 外から写真を撮っただけでした。^^)


中に入ってすぐのスペースは、売店と小さな図書室になっています。

さらに奥へ進むと、札幌農学校の歴史やエピソードが展示してあります。

札幌農学校の模型と全景写真です。

農学校教師であるブルックスが着任したときの、晩餐会の献立です。鹿、白鳥の肉料理や、コーヒー、パン、アイスクリームなど、本格的な洋食でした。開拓使時代の食生活の一端をうかがうことができます。

このときのメニューです。デザートだけでも、アイスクリーム、プラムケーキ、ゼリー、ジャムタフィーと、すごいことになっています。^^


【農学校生徒の食事】
寄宿舎での生徒の食事は、当初は洋食でしたが、後に財政上の理由から、和食となりました。明治14年の夕食の献立には、「パン、バター、肉魚の類2品、一日おきにライスカレー」…などと記されています。


明治25年に起こった札幌の大火では、農学校の学生たちが演舞場の屋根に登り、降りかかる火の粉から建物を守りました。また、明治40年の大火では、郵便局が消失したため、その業務を一時的に時計台で行っています。このような火災から時計台を守るために、明治後期には、時計台の屋根が、それまでの柾ぶき屋根から鉄板屋根へと改修されました。

古ぼけた階段を上がり、2階に行ってみました。

2階部分です。大きな扉の向こう側には…、

穏やかな、暖かい雰囲気の空間が広がっていました。明治32年に札幌農学校卒業生に初めて博士号授与祝賀会が行われたときの、講堂の様子を復元してあるそうです。現在は、フロア全体が貸しホールとなっていて、コンサートなどのイベントが頻繁に開催されています。手前に見えているのが、小さな舞台です。

ホールを反対側から見ると、こんな感じになります。札幌農学校当時の長椅子や机を再現し、農学校当時の雰囲気をゆっくり堪能できるように配慮されているそうです。


「ぜひ、イスに座り、
 札幌農学校時代の学生の気分を
 味わってください。」
と書いてありましたよ…。^^


壇上には、五稜星アーチとクラーク博士像があります。


【五稜星アーチ】
札幌農学校当時の入学式や卒業式などの行事の時に使用されていた装飾品です。デコレーションアーチの真ん中にある星(五稜星)は、開拓使徽章をイメージしています。
五稜星は、1872年に考案し、採用されました。開拓使本庁の塔上、各支庁や出張所、官営工場で使用されたほか、各種の旗章、服章、建物の装飾、官営工場の商標などにデザインされ、開拓使のシンボルマークとなりました。その後も、開拓使徽章は、開拓精神のシンボルマークとして、今に語り継がれています。


塔時計(E・Howard社製3867)

側面から見たところです。


ああ、そうだった。
私は、37年間、
時計の会社に働いていたんだった…。
と、今さらですが、思い出しました。
「時計」に存在感があり、それが
ひとつの建物になってしまうような、
かつては、そんな時代があったのだな…と。


今や、「時計」と言えば、
スマホの画面に見えているだけで、
存在感もなにも、
あったもんじゃないですが。😅



さて。
あまり知られていないのですが、
時計台の裏庭は、野草園になっています。
最後に、ここを歩いてみました。


野草園のある場所です。

野草園です。11月だったので、野草はほとんど枯れてしまっていました。夏なら、草花が楽しめるのだろうと思います。とりあえず、このアングルで時計台を撮る人も、あまりいないのではないでしょうか。笑

野草園と、外から見た時計台の窓です。窓枠のデザインもすてきで、見とれてしまいました。^^


時計台を後にして、さらに歩きました。


このあとも、美しい札幌を堪能します。


(つづく)


(おまけのお話)


この頃に買ったものです。


アラジン 遠赤外線グラファイトヒーター パーソナル ホワイト AEH-G423N。縦長の電気ストーブです。ペイペイモールで、6980円でした。送料無料で、ポイントが15%くらいもらえたと思います。長女が送ってきた写真なのですが、後ろに買い物がごちゃごちゃ写っていて、スミマセン。笑(2021年10月28日)


10月からひとり暮らしを始めた長女が、
ストーブを買いたいと言うので、
引っ越し祝いにプレゼントしました。笑


狭い部屋なので、
場所をとらないのがいいかと思って、
縦長タイプにしました。
今見たら、ヤフーで、
人気商品になっているみたいです。


引っ越し祝いって書きましたが、
よく考えたら、
 お布団一式も、
 衣装ケースとかも、
 洗剤とか食器とか、
 あれやこれや…。


どれが引っ越し祝いだったのか、
よくわからなくなってきました。
(↑過保護ですかね。笑)


私自身は、18歳で東京に出て来ました。
長女は、生まれてからずっと
26年間、家族と暮らしています。
(↑あたりまえですが)
もちろん、それはそれでいいのですが、
ここらでちょっと、
ひとりで生活させてみてもいいのではないか、
と、(私が)思うようになりました。


そこで、なにげに誘導してみたところ、
本人も、「ひとりで暮らしてみたい」と
思っていたそうで、
すんなりと、独立してくれました。^^


とりあえず、
「ひとり暮らしが楽しい!」
と言ってるので、
よかった、よかった。^^


今日の夕方には、
クッキングスクールに行った帰りに、
久しぶりに帰宅するそうです。


ひとりで暮らし、お料理も習う。
なにか、いい感じです。^^

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