MIYO'S WEBSITE-全盲難聴のんたんの育児記録と卵巣ガンで思ったこと

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは21歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。

ガンになって - こうしてヅラを買いました⑦

盲学校で作業訓練:ビーズにヒモを通す練習をしています。③
上手にできて、にっこり。(全盲難聴・のんたん 17歳)



ひとつめのヅラを購入したのは、2016年の初秋でした。
当時は、抗がん剤治療の真っ最中だったので、家で過ごすことが多く、
ヅラを使って外出するのは、月に1回くらいだったでしょうか。
このていどだと、ヅラもたいして汚れることがなく、
家でシャンプーすれば十分なので、
お店でメンテナンスをお願いする必要もありませんでした。
せっかく銀座のお店で買ったというのに、
「メンテナンスで持っていったついでに、銀座でおいしいものを食べる」
という当初の目論見も、無駄に終わったかのようでした。


そのヅラを本当に活用し始めたのは、
2017年の3月、職場復帰してからになります。
毎日、職場で、一日の大半をヅラといっしょに過ごすようになると、
ヅラもだんだんへたってきました。
そこでようやく、「無料でシャンプー」の特典を利用することができました。
その帰りに、ギンザシックスで食事するというお楽しみも享受し、
とりあえず、当初の計画通りとなりました。


ヅラを無料でクリーニングしていただいたときのお話は、以前、ブログで書きました。




店内にスタッフの人がいれば、その場でシャンプーしていただけるのですが、
あいにく、その日は不在でした。
しょうがないので、ヅラをお店に預けて帰りました。
クリーニングの作業そのものは、すぐにやっていただけるので、
預けてから2日後には、
「できあがりましたので、いつでもいらしてください。」
とお電話をいただきました。


お店のある有楽町は、夫の通勤経路の途中にあります。
なので、夫に頼み、仕事から帰宅するついでに、
お店に寄って、受け取ってきてもらいました。


預けるときは、自分の頭からガバッとはずしたヅラを(笑)、
そのままお店に置いてきたのですが、
夫が持ち帰った、シャンプー済みのヅラは、
まるで購入したお品のように、専用の箱に入れられていました。
箱を開けると、私のヅラが、ネットをかぶせ、さらに薄紙で包んで、
申し訳ないくらいにていねいに包装されていました。


ヅラを手にとってみて、びっくり。
サラサラの、ツヤツヤです。
「わ~ すごい! 新品になってるよ~!」
やはり、専門の方にやっていただいただけのことはありました。
新品同様になって、もどってきたヅラ。
これが無料だなんて、本当に申し訳ないくらいです。
このお店で買って、本当によかった、と思いました。


(つづく)


注: シャンプーのサービスは、抗がん剤治療のあと、髪が生えそろって、ヅラが必要なくなるまで、です。「永久に無料」ではありません。



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