MIYO'S WEBSITE-全盲難聴のんたんの育児記録と卵巣ガンで思ったこと

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは21歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。

銀座三越の神対応に、感動する - 銀座ディムジョイの顛末

2012年11月6日 盲学校で。(全盲難聴・のんたん 17歳)



今回は、「おいしい話」ではないのですが、
「おいしい話・ディムジョイ編のつづき」として、掲載いたします。


11月9日に、ディムジョイでの、飲茶ランチコースをご紹介しました。


スタッフの方も親切で、おいしくいただいてきたのですが、
ブログの記事を書くときになって、
予約サイトである「一休」に表示されていた価格が、
店舗での実際の価格とは異なっていたことがわかりました。


お店で、ランチコース2980円で提供されているものが、
一休では3900円で紹介され、それを35%割引したことになっていたのです。
また、一休からの予約コースに含まれていたドリンクが、
利用日当日は忘れられていたこともわかりました。


35%引きと言われながら、2980円のものを2980円で食べるというのは、
納得がいきません。
そこで、店舗あてに、メールを送りました。
そして、
「もともと、お店が35%引きと表示してあったもので、
 それを信じて利用したのですから、
 2980円の35%にあたる部分は、返金してください。」
とお願いしました。


ところが。


5日たっても、お店からは、なしのつぶてです。
もういちどメールを送りましたが、やはり返信はありません。
ファックスを送ろうかと思いましたが、ファックス番号が見つかりません。

やむをえず、「銀座三越」のお問い合わせ窓口に、連絡してみました。
ディムジョイは、銀座三越の11階にあるお店だから、です。
三越に不備があったわけではないし、
三越の品物を買ったわけでもないので、
お門違いかな、と思ったのですが、他に手立てがなく、
こうなったら、三越に言うしかないかな、と思ったわけです。


ネットで、銀座三越のサイトを探し、「相談窓口」をクリック。
トラブルの概要を説明したうえで、以下のように伝えました。


(1)一休サイト上のメニュー価格に虚偽があったこと
(2)ドリンクの提供を忘れていたこと
については、少なくとも、謝罪していただくべきではないかと思います。
が、お店からメール一本返ってこない対応に、とても驚いています。
三越内のレストランであると、安心して利用しましたのに、たいへん残念です。
誠意ある対応をするよう、ディムジョイにはたらきかけていただけませんでしょうか。
よろしくお願いいたします。


すると・・・。
わずか3時間後。
銀座三越レストラン責任者のKさんという方から、お電話をいただきました。
もう、こちらが恐縮するほど、何度も何度もお詫びをしてくださり、
かえって申し訳ない気持ちになってしまいました。


Kさんは、この件に関しての経緯を、丁寧に調査してくださっていました。
そして、
① 店舗内の不備で、誰もメールを読んでおらず、5日もお待たせしたこと。
② はじめに、会計を間違えて、500円多く請求していたこと。
③ 一休プランに含まれていたはずの、ドリンクの提供を忘れていたこと。
④ 2980円のメニューを、一休で3900円と表示し、35%割引であると謳っていたこと。
のすべてを、確認されたそうです。
さらに、
「これはもう、とても、料金を頂戴できるような状況ではない、と思いますので、
 全額返金させていただきます。
と言われました。


私の方がびっくりしてしまいました。
「でも、あの、私、お食事はおいしくいただいていますので。」
とお断りしたのですが、Kさん、とてもていねいに、それでもきっぱりと、
「たいへん申し訳ないことをしておりましたので、
 ご返金させていただきます。」と。


予想外の展開でした。


「2980円のコースを3800円と提示してあったことも、店舗に確認いたしました。
 店側は、
 『コース内の料理を単品価格で合計すると、3800円になる』
 という説明をしておりましたが、
 これはもう、私どもとしましても、とうてい納得できる話ではございません。」
「今回のようなことが行われていたのは、私どもとしても残念です。
 他にも、私どもにおっしゃらないだけで、
 いやな思いをなさったお客様がいらっしゃるのではないかと、心配しております。
 このたびは、おしえてくださって、本当にありがとうございました。」
「一休のサイトでの表示価格につきましては、今日すぐに、というわけにはいきません
 が、できるだけ早く、訂正させていただきます。」


Kさんの真摯な対応に、私のほうも、恐縮し、頭がさがる思いでした。
「私、三越さんの11階と12階のレストランが、大好きで、
 よく利用させていただいていますが、
 今回、こんな誠実な対応をしてくださり、ほんとうに感激しました。
 これからも、安心して利用させていただきます。
 どうもありがとうございました。」
と申し上げて、電話を終えました。


Kさんの、とても誠実な、でも、偉そうでもなく、卑屈でもなく、
穏やかで上質な対応に、
日本のサービス業の真髄を見せていただいたような気持ちでした。
さすが、三越さんです。^^


ディムジョイが、街中にある普通のレストランであれば、
こんなふうに気持ちよく解決してもらえたかどうか・・・。
(少なくとも、送ったメールに対して、5日間、返信がなかったわけです。)
でも、三越の中にあったからこそ、
迅速に解決していただけたのでは、と思います。


今まで、あまり気にしたことはなかったのですが、
「デパートの中のレストランで食事する」というのは、
「そのデパートのたしかなサービスに守られて食事する」
ということだったのだと、はじめて気がつきました。


今回のことを通して、多くのことをおしえていただきました。
そして、銀座三越さんの、ファンになりました。^^
どうもありがとうございました。

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