MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
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をご覧ください。
ベトナム家族旅行:
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小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
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埃まみれのビルマ。バックパッカーの10日間 3 - ゼージョーマーケットからシュエナンドー僧院へ(1987年5月3日/3日め)

1987年5月3日 シュエナンドー僧院で。(ビルマ・マンダレー)


1987年5月3日(土)- 3日め


ゼージョー・マーケットで見つけた、
飾り物屋さん。


全部、紙でできています。仙台の七夕かざりみたい。^^

紙細工のうちわ。

たぶん、仏様にお供えするのだと思います。

ミャンマー伝統の糸操り人形劇「ヨウッテー・ポエー」に登場する人形たちを売るお店。

こちらで、「ヨウッテー・ポエー」を見ることができます。

【 アジアの人形芝居コレクション 】VOL.3 ミャンマー 伝統糸あやつり ヨウッテー・ポエーAsian Puppetry Collection


市場の中にも、やっぱり、かわいいパゴダがありました。ビルマはほんとうに、パゴダの国です。

ココさんが貸してくれた日傘を持って、市場で買ったバナナを食べてます。でも夫が撮りたかったのは、MIYOではなくて、後ろにある花炎樹の木。笑


そして再び、ココさんのサイカーに乗って、
街の中を走りました。


手作りのお菓子を売る女性。

道路を走っているのは、自転車と…、

馬車です!😄 自動車が全く走っていない、のどかな道路をご覧ください。

私たちのサイカーの前を走る馬車の中から、女性が笑いかけてくれました。^^


そして、シュエナンドー僧院に到着しました。
別名、 黄金の王宮の僧院


シュエナンドー僧院(Shwenandaw Monastery)です。夫、カメラに収めきれなくて、2枚に分けて撮っていました。それをMIYOがくっつけてみましたが…、

現在のシュエナンドー僧院です。屋根の一番上に装飾が追加されていますが、ほとんど同じ姿です。^^(画像をお借りしました)

上の写真の左側にある入り口の前で撮りました。ここで靴を脱いで中に入ります。


【シュエナンドー僧院】
マンダレーヒルの南東の麓にある、木造の僧院です。木彫りの装飾が際立つ、マンダレーを代表する建物です。もともとは王宮内にあり、ミンドン王が過ごした建物でした。その後、ミンドン王を継いだ、息子のティーボー王(在位1878〜1885年)が、この地に移築し、私的な瞑想の場として利用しました。ティーボー王が座ったとされる椅子が、現在も残されています。
この僧院は、コンバウン朝時代の歴史的な木造建築であると共に、見事な芸術作品としても知られています。建物の外壁や内側、屋根や入り口の周囲には、チーク材をふんだんに用いてあり、外壁、内部ともに、緻密で手の込んだ木彫りが施されています。


屋根や入り口の周囲に、木彫りの装飾がびっしりと施されていたはずなのですが、木彫りがはがれてなくなっている部分もあります。

現在の同じ場所です。すべてのマス目に木彫りが追加され、美しく修復されています。(画像をお借りしました)


シュエナンドー僧院のような、
昔ながらの木造建造物は、現在では、
ごく僅かしか残っていません。
この僧院も、
ミンドン王時代の木造建造物として、
唯一残っているものだそうです。


「こんにちは」と握手。入り口には、まだ幼いお坊さんがいました。

中に入ります。

内部です。かつては、全ての壁や柱に彫刻が彫ってあり、漆を塗った上に、金箔で装飾されていたそうです。

小さなお坊さんと。本当は、お坊さんに触れてはいけないそうなのですが、そんなこと全然知らなくてやっちゃってます。(スミマセン😅)


【幼い見習い僧】
ミャンマーの仏教徒の家では、多くの場合、子どもは幼い頃に出家し、仏門に入ります。出家すると、男子は剃髪され、見習い僧として数週間あるいは数ヶ月間、僧院に預けられ、その後、再び俗世に戻ります。本格的な出家というよりは、通過儀礼的な意味合いが強いものですが、中には、見習い僧としてそのまま残り、大人になるまで寺で修行する子どももいるそうです。


子どもたちの表情が、
どれもすばらしいんですよね…。
みんな、とてもいい顔をして、
笑ってくれるのです。
こうして写真を見ていても、
今にも語りかけてきそうです。
そんな、いきいきとした笑顔を、
ビルマでは、たくさん見せてもらいました。


次回は、アトゥマシー僧院を訪ねます。


(つづく)

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