骨折でもイタリア。シチリアを歩く、9泊10日のおトク旅 11 - 丘の上のモンレアーレ(3日目)
2019年1月20日 シチリア島・モンレアーレの街が広がります。
1月20日
さらにパレルモ観光を続け、
ノルマン王宮。現在は、軍庁舎になっているそうです。ガイドさんの先導で、もう、すごい勢いでどんどん歩きまくりました。いったいいくつ見たのか、わからなくなってきたころ(苦笑)、ようやく、バスでモンレアーレに向かいました。
パレルモ近郊の都市、モンレアーレ
人口約3万9000人の小さな町です。
12世紀に築かれたムーア=ビザンティンの、
すばらしいドゥオーモ(モンレアーレ大聖堂)が有名で、
世界遺産
「パレルモのアラブ=ノルマン様式建造物群
およびチェファル大聖堂、モンレアーレ大聖堂」
を構成しています。
バスは、丘の中腹までしか行けません。バスを降りたところにある、小さな売店。ここのピスタッチオナッツが超絶おいしくて、夜の夫婦宴会で、奪い合って食べました。笑
バスを降りてから街までは、
階段を100段くらい?上がらねばなりません。
添乗員Oさんが、
「ご希望の方には、タクシーをお呼びします。」
と言ってくださって、
数名の方が手をあげたのですが、
タクシー代がもったいないMIYOは、
歩いて行くことしました。
ってことで、モンレアーレの街まで、こんな階段を延々と上りました。眼下には、美しい町並みが見えます。
ようやく階段が終り、ここから、迷路のようになっている古い町並みを歩きます。外敵が攻めてきても容易に進軍できないように、ということで、わざと入り組んだ街を作ったのは、アラブ人だったそうです。
細い道が入り組んだ、住宅街。
教会の裏側が、アラブ様式になっている建物。バルセロナのグエル公園みたいですが、ここはシチリアです。様々な文化が入り混じっています。^^
そして、モンレアーレ大聖堂に着きました。ノルマン建築様式の代表的遺産の1つです。
教会内部では、イタリア国内最大規模のビザンティン式モザイクを見ることができます。
床のモザイクも、きれいに残っています。
天井も、キンキラキン。
教会前の広場。ここからは自由行動で、各自、バスまで勝手に戻ることになりました。
広場前の町並み。
バールがいくつもあります。日曜日だったせいか、どのバールも朝からにぎわっていました。
バールにはいり、デニッシュを1個買って、夫婦ではんぶんこ。
モザイクで作った、花のマグネット。かわいい^^
お土産物屋さんのディスプレイ。上部の三本足+メドゥーサはシチリアのシンボルで、シチリアの国旗になっています。下の太陽も合わせて、独特の色使いが、いかにもシチリアらしくて楽しい。^^
美しい絵皿の数々。
ワインボトルのふた、3ユーロです。
ワインボトルのふたは、あまりにかわいいので、
いくつか買っていこうかと思ったのですが・・・。
「そういえば、似たようなので、
ポルトガルの人形がついたのが、家にいくつかあったよね。」
「そうそう。30年前に、ポルトガルのお土産にもらったんだよね。」
「かわいかったけど、全然使ってないね。どうしてだろ。」
「アレをつかうと、ボトルがかさ高くなって、
冷蔵庫のボトル入れにすっきり入らないんだよね。」
「ああ、そうそう!
そもそも、ウチは、ボトル1本をいつも飲みきっちゃうんだから、
ふたをしてしまっておく必要がないしね。」
って会話が続き、
心惹かれたのですが、購入を断念。
セラミックも、独特の色使いが好きなのですが、
旅行中に持ち歩くのはタイヘンなので、これも断念。
基本、海外旅行でセラミックは、絶対に買わないことにしています。
ってことで、モンレアーレで買った物。
ピスタッチオナッツ 1袋
いちごのデニッシュ 1個
しみったれの夫婦なのでした・・・。
こういう、イタリアの古い町並みが大好きです。^^
(つづく)