MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
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ベトナム家族旅行:
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小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
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ベトナム・カンボジアを歩いた14日間 43 - アンコールワット⑯ 第三回廊へ(2024年1月17日/6日め)

2024年1月17日 アンコールワット・第三回廊へ。(カンボジア・シェムリアップ)


1月17日(日)- 6日め


第二回廊を抜けて、
とうとう、第三回廊に到達しました。


14年前の第三回廊です。(2010年7月26日)


第三回廊は、アンコールワットの聖域です、
1辺約60mの正方形で、第二回廊より13m高く、
回廊の四隅には、4つの尖塔(副祠堂)があり、
中央には、
高さ約65mの中央祠堂がそびえ立ちます。


中央祠堂は世界の中心で、
神々が住む須弥山を表しています。
王様しか入ることができなかった場所で、
「ヴィシュヌ神が降臨し、
 王と神が一体化する聖なる場所」
と考えられていました。


副祠堂の下に立つ長女。(2010年7月26日)

第三回廊の中へと続く石段。この頃は、アンコールワットのあちこちが修復の最中でした。


14年前に訪れたときには、
第三回廊は閉鎖されており、
中に入ることができませんでした。


それが心残りだったのでしょうか。
ここ5年くらい、夫は、
「カンボジアにまた行きたい。
 今度は陸路で行きたい。」
…と、うるさく繰り返していました。🤣


その、夫が言い続けていたアンコールワットの、
いちばん奥深い部分(第三回廊)に、
ようやくたどり着いたことになります。
前回は入れなかっただけに、
喜びもひとしおです。^^


第三回廊に入ることができる石段は各面にあるのですが、上がることを許されているのはひとつだけ。東面にある、この石段を登って入るしかありません。勾配は60度。かなりの急勾配です。


階段の下には受付があって、
そこで入場者をチェックしています。
遺跡を保護するために、
一度に入場できるのは100人まで。
中に入れるのは見学者のみで、
ガイドは同行できません。
混雑時に所定の人数を越えたときには、
入場できないこともあります。
*ハイシーズンには、この受付の前に行列ができるそうです。


階段は全部で46段。右側が上り専用で、左側が下り専用です。

正直言って、かなりコワい。😅 手すりをしっかり持って、ゆっくりと上がりました。

ようやく、一番上に到着。下を見下ろすと、こんな感じ。見下ろすだけでもコワいので、降りる時が思いやられます…。😅

階段を上がったところで一枚。

ここから見える景色です。

手前が第二回廊。その後ろにあるのが第一回廊。その先には、密林が広がっています。

第二回廊の出入り口。

階段の両脇では、第三回廊の外壁がこんな風に見えます。とても危険なので、ここを歩くことはできません。

第三回廊の内部です。

派手な壁画はありませんが、柱や天井には細かい装飾が施されています。

そして、美しいデバター(女神)たち。


アプサラ(天女・踊り子)とデバター(女神)。
同じものを指しているのですが、
どう違うのか、どちらの言い方で書こうか、
…といつも迷います。
第三回廊は聖域なので、ここではとりあえず、
デバター(女神)と書いておきます。


第三回廊は、一辺が約60mの正方形になっていて、その内側にテラスがあります。ここはかつて、王様専用の沐浴場でした。

次回は、この第三回廊の内側、このテラス部分を歩きます。


いまここ。😄 *現在、第三回廊まで上がれるのは、東面にある階段のみです。


(つづく)

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