ベトナム・カンボジアを歩いた14日間 35 - アンコールワット⑧ 裏アンコールワット(2024年1月17日/6日め)
2024年1月17日 裏アンコールワットです。(カンボジア・シェムリアップ)
1月17日(日)- 6日め
前回の日記では、第一回廊東面南側で、
「乳海攪拌」のレリーフを見ました。
ここまでで、第一回廊をほぼ半周したことになります。
ここで回廊を直進すれば、東面北側に行くことができるのですが、私たちはそうせず、右へ曲がりました。
この地点で、いったん回廊の外に出て、歩いてみることにしました。
第一回廊東面の中間地点にある、出入り口です。
夫が立っているのが出入り口で、その後ろに、道路が続いているのが見えます。ここを歩きます。
出入り口から続く階段を降りました。写真左側の回廊部分に、「乳海攪拌」があります。
西向きに造られているアンコールワットは、
午前中は、背後から太陽に照らされるため、
正面部分の写真を撮ると、
逆光になってしまいます。
それに対して、こちらは東面。太陽の日差しを浴びて、美しい姿を見せてくれます。
つまり、午前中のアンコールワットは、
西側の正面よりも、
東側の裏面の方が映えるのです。
この場所を、
「裏アンコールワット」
と言います。
午前中、正面側では、これほど照らされたアンコールワットを見ることができません。
壁面に施された細かい彫刻も、日差しを受けて輝いています。
出入り口の階段を、横から見たところです。
こちらは階段の右側。第一回廊東面北側です。この部分は、あとで見学します。
伽藍エリアは、ナーガで造られた手すりで守られています。そしてその先には、森が広がっていました。
ここが手すりの切れ目です。両側にナーガを見ながら、エリアの外へ出ました。
森の中へ向かって、まっすぐな道が続いています。中央に立っている夫から見えているのは…、
こんな景色です。これが、「裏アンコールワット」です。
正面に比べると、ここまで歩いてくる人はそう多くありません。あたりは静かで、写真もゆっくり撮ることができます。
午前中にアンコールワットに行くのなら、
正面だけでなく、
ぜひ、「裏アンコールワット」も、
歩いてみてください。
美しく照らされたアンコールワットを、
堪能できます。^^
いまここ。😄
(つづく)


















