MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
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ベトナム家族旅行:
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小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
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ベトナム・カンボジアを歩いた14日間 18 - KON HENG RESTAURANT で朝ごはん(2024年1月16日/5日め)

2024年1月16日 KON HENG RESTAURANTで。(カンボジア・プノンペン)


1月16日(日)- 5日め


朝ごはんを食べるお店を探して、
食堂街を歩いていると、
バスの手続きを終えた夫が、
こちらの方にやってきました。


「候補のお店がふたつあるんだけど、
 どっちにする?」
と言いながら、夫にふたつのお店を見せました。


そのふたつから夫が選んだのが、このお店、KON HENG RESTAURANT です。看板に漢字が書いてあるので、華人が経営しているのかもしれません。

決め手になったはコレ。お店の前で、炭火で焼いているお肉が、実においしそうなのです。

カメラを向けると、恥ずかしそうに笑ってくれました。^^

店内は、地元の人々でいっぱいでした。出勤前に朝ごはんを食べていく人が多いようです。手前の3人の女性は同じところに勤務しているようで、お揃いの制服を着て、仲良く食事していました。

食事している人は、誰もがオフィスで働くような服装でした。写真中央の男性は、なんと、ネクタイまで締めて、麺をすすっています。笑


地元の人たちでにぎわっているお店が、
おいしくないわけはない、ですよね。^^
期待をこめて、店内に入りました。


まずはテーブルセット。タイの食堂に置いてあるのと似ています。

メニューは、英語とカンボジア語。

注文を終えるとすぐに、油条とお茶のポットが運ばれてきました。あはは、中国の朝ごはんみたいです。^^

MIYOの朝ごはんは、魚のつみれのスープ麺(Noodle Soup with Fish Ball/3.75ドル)。

リフトアーップ。春雨のような細い麺です。

ひとくち食べたあと、別添えの野菜を入れて、味変。

「おいしい。すごくおいしい。」と、MIYO、うれしそうです。😄

夫は初志貫徹で、店先で焼いていたお肉を盛りつけた、バーベキューごはん(Fried Lok Lak/4.25ドル)。あとでわかったのですが、このバーベキューごはんは、カンボジアで、庶民の朝ごはんの定番となっているのだそうです。


【Lok Lak】
伝統的なクメール料理です。牛肉または豚肉のスライスをマリネし、薄茶色のソースで焼いたり炒めたりしたものです。ご飯やグリーンサラダ、ペッパーソースなどを添えていただきます。ほとんどのレストランで提供される料理ですが、味はシェフや地域によって異なります。


「んまっ」

大満足でお店を出ました。食事中、なにかと気配りしてくれたお姉さんといっしょに、最後に一枚。まだ若いのですが、経営者ファミリーのひとりだったのか、お店の要のようになっていました。食事代の支払いも、彼女にしかできないようになっていました。

食事のあとは、再びバスステーションへ。セイラ・アンコール・クメール・エクスプレスは、たったこれだけの小さな会社ですが、ウェブサイトを持っているので、日本からチケットの予約・支払いができました。

一応、バスステーションです。自動車修理工場みたいですが。笑


「ホーチミン-プノンペン」
「プノンペン-シェムリアップ」
のバスチケットは、日本にいるときに、
夫ががんばってサイトを探し、
ネット予約・支払いを済ませてありました。


でも、来てみてわかったのですが、
バスの座席は、たいてい、空きがあります。
日本から予約していかなくても、
その場でチケットは買えそうです(たぶん)。
まあ、事前に買っておけば、安心ですけどね。^^


バッグをバスに載せてもらい、座席に座っていると、お坊様が托鉢にやってこられました。「こ、こんな逃げ場のないところで…。」と焦りましたが、乗客は、ごく自然にお金を差し上げていました。


カンボジア、ビルマ、タイなどでは、
あたりまえの光景です。
なのですが…。


バスが出発を待っているあいだに、
こんな小さなバスの入り口に、次々と、
何人ものお坊様がやってくるのです。🤣🤣


たいした金額ではないとはいえ、
毎日、こんなふうに次々と差し上げていたら、
けっこうな金額になるのでは…。
などと思ってしまいました。
でも、みなさんは、
それが普通だと受け止めているようです。


仏教国なんですね…。


9時。30分ほど遅れて、バスが出発。15人くらいが乗れる、ミニバスです。

ボトルのお水が配られたのですが、セイラ・アンコール・クメールのオリジナルボトルでした。なぜみんな、オリジナルボトルを作りたがるのだろう…。🤣

窓の外の景色は、大体こんな感じ。MIYOがイメージしているカンボジアの、典型的な風景がそのままに見られて、うれしくなりました。

途中の休憩所で。


シェムリアップまで、5時間。
こんな小さな田舎町をいくつも通り過ぎながら、
バスは走り続けました。


(つづく)

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