骨折でも台湾。家族で食べ歩いた、4泊7日のおトク旅 40 - パイナップルケーキに挑戦②(2019年1月5日/6日め)
2019年1月5日 パイナップルケーキを作りました。(全盲難聴・のんたん 23歳)
1月5日
「郭元益」で、パイナップルケーキ作りに挑戦している、
のんたん一家です。
前回の日記では、
生地を作り、中に餡を入れて、
それをケーキの型に入れるところまでを、
ご紹介しました。
型に入れたあとは、なるべく、きれいな四角になるよう、
型の中で生地を成形していきます。
型に合わせて、生地を成形しています。これ、長男にとっては、粘土遊びと変わりません。笑 S園では、毎週陶芸の時間があり、粘土をこねているので、長男はきっと、同じノリでやっていると思います。
「まだもう一個あるよ~。^^」 長男の方ばかり見ていて、手がすっかりお留守になっているMIYOに代わって、先生が鮮やかな手つきで、あっという間に10個、作ってくださいました。笑
見てください。長男の、この楽しそうな顔。^^
「型の中で、ぎゅっぎゅって、押してね~。」
「ぎゅっ、ぎゅっ・・・。」
「じょうずだねえ~!」
どうにかこうにか、10個が完成。天板の上に並べました。
「のんたんのケーキは、これだよ~。」
「数えてみようね。1,2,3,・・・」
「10個だねえ。全部で10個、あるねえ。」
「こっちのは、おとうさんが作ったパイナップルケーキだよ。」
全員の生地が、型に入った状態で、
天板に並べられました。
下の写真で、左下の10個が、
MIYOが(っていうか、先生が)作ったものです。
その上の10個が、長女の作品。
MIYOの作品の右側が、長男の作品で、
続いて、夫の作品です。
教室には、粘土遊びの型のような物が置いてあるので、それを使って、生地の表面に、模様を描いておきます。これは、焼き上がったときに、自分の作品をすぐに見つけることができるように、という配慮です。
最後に助手の方が、チェックします。
それぞれの型の間隔を整えているようです。
そして、オーブンに投入!
長男が、「ケーキはどこへ行ったの?」と知りたがったので、いっしょにオーブンまで行きました。オーブンの、熱くないようなところを選んで、長男に触らせ、「この中で、今、焼いてるよ」と言ったら、納得していました。^^
生地をこねて、形を作って、焼く・・・。
長男は、戸惑うこともなく、
作業をすんなりと理解して、
最後に「焼く」工程にも、不思議がることなく、
あっさりと納得していました。
よく考えたら、これ、S園でいつもやってる「陶芸」と、
そっくり同じ工程ではありませんか。笑
「陶芸」も、「パイナップルケーキ作り」も、
長男にとっては、まったく同じプロセスなのでした。
オーブンでケーキを焼いているあいだ、
私たちには、別のお楽しみが用意されていました。
それについては、次回にご紹介します。
(つづく)