コロナでも上州。週末にのんびり歩く群馬 1泊2日のおトク旅 25 - 花寺 吉祥寺を歩く④ 本堂(2020年11月14日/2日め)
2020年11月14日 吉祥寺・本堂の回廊で、秋の臥龍庭を眺めました。(群馬県利根郡川場村)
11月14日
「花寺 吉祥寺」に来ています。
入り口を入って、奥へ奥へと、
寄り道しながら歩き、
つきあたりの本堂に到着しました。
聖観音と、その後ろにあるのが本堂です。
地図で見ると、こんな感じです。武尊山の水が、青龍の滝、昇竜の滝から流れ込んでいます。そして、その水が、境内の全体を流れていることが、よくわかります。
本堂の玄関を入ります。
【本堂(普光殿)】
本堂は、1675年(延宝三年)に再建されました。山内最大の建物(108坪)で、禅寺に相応しい質素な作りになっています。が、欄間や仏像などは禅の精神と威厳を充分に示しています。本堂の回廊はコの字型になっており、三方向に、違う景色を眺めることができます。
本堂に入ってすぐのところにある、釣鐘型の窓。本堂裏側の景色がのぞきます。
本堂の左手には、臥龍庭(がりゅうてい)と呼ばれる枯山水が広がっています。
臥龍庭の向こうに見えているのは、釈迦堂です。
長椅子に腰かけて、しばらくのあいだ、臥龍庭を眺めていました。
長椅子に座ると、こんなふうに見えます。臥龍庭とかやぶき屋根の釈迦堂が紅葉にいろどられ、絵のような美しさでした。
お寺ですから、回廊の反対側は、こうなっています。
おびんづるさまがありました。気軽に触れることができる、「撫で仏」です。「自分の体の悪い所と同じところをなでると良くなる」とされています。
滋賀県・三井寺でも、おびんづるさまに会いました。
賓頭盧尊者(びんずるそんじゃ)。十六羅漢の筆頭に挙げられるお釈迦様の弟子。親しみを込めて、「びんずるさん」「おびんずるさん」と呼ばれています。(2020年9月23日)
コロリ大往生
お釈迦様が入滅する様子を仏像にした、「涅槃像」です。そこから転じて、「健康のまま天寿を全うし、寝込まず眠るように健やかに大往生できる」ことを願って、このお寺では、「コロリ大往生」と名づけたそうです。お札やお守りも、売店に並んでいました。^^
通路で無人販売されていた、「福ろうおみくじ」。
MIYO は、
タダのおびんづるさまは撫でますが(笑)、
お札やお守りは、基本、買いません。
まあ、ケチだからってこともあるのですが(笑)、
一度買ってしまうと、
カンタンに捨てることができなくて。
家にため込んでしまうのが、
困りものなのです。
子どもが生まれてから、実家の母が、
毎年、大量に送ってくるようになり、
一時、我が家には、
お札やお守りはもちろん、
高価な開運グッズ(絵画や掛け軸)が、
売るほどありました。😅😅
親心なので、断れないけど、
正直言えば、その分、
お金でもらった方がよかったです。爆
そのときのトラウマなのか、
いまだに、お札もお守りも、
買いたい気持ちになれません。
「古くなったお守、お札、お焚き上げ致します。」と書かれた木箱がありました。これはいいですねえ。普通は、お札をひきとってもらうために、また「お焚き上げ料」がかかりますから。
中をのぞくと、お札やお守りがたくさん置かれていました。無料で引き取ってもらえるのですね。^^ 知っていたら、私も家にあるのを持ってきたのですが…。
お札やお守りは買いませんでしたが、
売店で、マスクを買いました。
夏に、金沢で加賀友禅のマスクを見てから、
ずっと、和柄のマスクが欲しいなあ、と
思っていたのです。
さんざん迷って、ようやくコレにしました。600円くらいだったと思います。
金沢で見た、加賀友禅のマスク。さすがに、1980円のマスクは買えませんでした。😅(2020年7月26 日)
「これ、以前にも見たけど、
どこで見たんだっけ…?」
なんて思ったときがありますよね。
そんなとき、
ブログに書いておいたものなら、
検索するだけで、すぐに出てきます。
昔の写真アルバムは、大きくて重くて、
本棚から取り出すことすらおっくうで、
もうほとんど見なくなりました。
けれど、ブログに残してあるものは、
見たいものが、すぐに見つかります。^^
小型のPCの中に、
思い出の引き出しが、
いくつもきちんと並んでいる感じです。
ブログに書いておいてよかったなあ…、
と思うことが、このごろ多くなりました。
次回は、この回廊を歩きながら、
眺めた風景をご紹介します。
(つづく)