MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
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コロナでも上州。週末にのんびり歩く群馬 1泊2日のおトク旅 26 - 花寺 吉祥寺を歩く⑤ 本堂(2020年11月14日/2日め)

2020年11月14日 吉祥寺・本堂で。青龍の滝が見えます。(群馬県利根郡川場村)


11月14日


本堂の臥龍庭まで来ました。
ロの字型の回廊を歩きながら、
本堂の周囲を見て見ます。



臥龍庭
やや褐色の砂は大海を表現しており、2つの横長の中島は、苔むしています。庭は長方形ですが、曲線を多用した苔庭は単調に見えず、柔らかな美しさを醸し出しています。

臥龍庭は、龍が横たわった姿に見立てた枯山水です。庭の奥の方に、下の写真のように、石(中島)が3つ並んでいる部分があります。これは、水に潜った龍の背中となっているとのこと。つまり、大海に龍が半分以上潜っている姿を描いている庭なのです。

龍の背中…には、ちょっと見えませんが。😅

回廊の、臥龍庭に面した部分のつきあたりまできました。ここで右に曲がります。すばらしい紅葉が続いています。

そして、角を曲がったあたりから、ごつごつとした岩場になります。

小高い山の上まで、岩場です。これは、海を模した臥龍庭から、山の上に向かって龍が昇っていくさまを表しているそうです。ここが、「昇竜の滝」です。

龍がうねりながら上に向かっていくようすに、見えないこともないですかね。😅 ここには、写真ではわかりにくいですが、水が流れており、それが「昇龍の滝」です。小さくて、かなりかわいらしいです。

回廊をさらに右に曲がると、本堂の裏側になります。ここは、「青龍の滝」がある池泉庭園となっています。写真の左側に見える小さな水の流れが、「青龍の滝」です。これまた、かわいらしい滝です。^^

「青龍の滝」です。写真中央の滝の右奥に、もうひとつ別の滝が見えます。

「青龍の滝」の右手前にある、池中立石です。池中立石とは、池泉に建てられた特に高い石のことで、その代表格は平泉の毛越寺だそうです。この日は、逆光でうまく撮れなかったのですが、実はこの石、「岩ふくろう」と呼ばれています。

たしかに、フクロウです。笑(画像をお借りしました。)本堂内で、「フクロウのお守り」を無人販売していた理由が、ようやくわかりました。

「エサくれ、エサくれ。」と、鯉が集まってきました。朝食ビュッフェのパンを、一個もらっておけばよかったです。笑

もう一回角を曲がって、回廊はこれでおしまいです。

ここから本堂内に戻ると、「お抹茶処」があります。お抹茶とお菓子をいただくことができます。季節の主菓子付きのセットが、500円でした。写真の左手に半分だけ写っているのが、「猪目窓」です。

猪目窓
イノシシの目に似ていることから、こう呼ばれているそうです。本堂側から青龍の滝を撮影すると、ハート型の額縁庭園になります。

猪目窓から見た、青龍の滝です。



本堂内の、美しい庭と風景を堪能しました。
次は、釈迦堂に行ってみます。


(つづく)

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