ベトナム・カンボジアを歩いた14日間 70 - プレループ(2010年7月26日/3日め)
2010年7月26日 プレループで。(カンボジア・シェムリアップ)
*2024年1月の旅日記を書いておりますが、
ここからは、番外編として、14年前の日記になります。
2010年7月26日(月)- 3日め
ここまで、2024年1月17日の日記を主軸とし、
2010年7月26日の日記をからめながら
書いてきました。
ふたつの旅の概要は、以下のようになります。
【2024年1月17日】
アンコールワット
→ランチ
→アンコールトム(バイヨン)
→タプローム
*夫とふたり by トゥクトゥク貸し切り
【2010年7月26日】
アンコールトム(バイヨン、象のテラス、ピミアナカス、沐浴池、ライ王のテラス)
→タプローム
→ランチ
→プレループ(未掲載)
→アンコールワット
*家族4人 by 専用車
…と、こんなふうに書いてみると、
どちらも行き先はほぼ同じなのですが、
2010年には「プレループ」も訪れていて、
それをブログに掲載できていないのが、
気になってしまいました。
せっかくここまで書いたので、
この際、プレループについても、
掲載しておこうと思います。
以下の写真はすべて、14年前のものです。
(古くてスミマセン。)
プレループは、タプロームから西へ3キロほどのところにあります。当時は、「アンコールトム→タプローム→プレループ→アンコールワット」と、一筆書きで移動したようです。
タプロームから車に乗って、5分あまりでプレループに到着しました。
【プレループ (Pre Rup) 】
2004年に、アンコール遺跡群を構成する遺跡の1つとして世界文化遺産に登録された、ヒンドゥー教寺院です。プレは変化、ループは体を意味しており、かつて境内で火葬が行われたと伝えられていることが、寺院名の由来となっています。
建立したのはラージェンドラヴァルマン王で、961年頃には神々が祀られていました。境内に残る石槽では、死者を荼毘に付し、その灰で死者を描く儀式が行われたと伝えられています。
寺院は、主にラテライトと煉瓦で築かれており、東西南北に塔門を備えています。
塔門を抜けて、さらに進みました。
伽藍に入りました。階段の手前、中央に見えているのは、石槽です。
ここで、死者を荼毘に付したと言われています。
石槽の先には三層の基段が重ねられています。この階段を登ると、四方に祠堂があります。
最上層に一番乗りして、得意げな長女。笑 「早くおいでよ~。^^」
「のんたん、ここから、階段を上がろうね。」
長男を夫にまかせて、MIYOも最上層に到着。
ほどなく、長男と夫も到着。
階段の最上部から、下を見下ろしました。
最上層の祠堂の前で。
祠堂に残る、デバター(天女)のレリーフ。
祠堂の周りを、ぐるぐる歩きまわる長女。笑
塔の中で。元はヒンドゥー教の寺院でしたが、現在は仏様が祀られています。😄
その上部です。他の寺院と同じように、天井部分があいていて、空が見えます。
最上層からは、カンボジアの平原が一望できました。ここは、夕日とアンコール・ワットを共に見ることができる絶好のスポットとなっており、夕暮れには、多くの人が訪れるそうです。
高いところに上がると、気持ちがいいね。^^
最上層に上がり、
みんなで平原を眺めたことを、
長女は覚えているかなあ…。
いえ、たぶん覚えていないでしょう。
私だって、すっかり忘れていましたから。🤣
まあ、そんなものですね。
きちんと記録しておかないと、
なんでもどんどん忘れていってしまいます。
プレループの写真を見返しながら、
やはり、旅の記録を残しておくのって、
貴重だな…、と、
しみじみ思いました。
(つづく)