MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
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をご覧ください。
ベトナム家族旅行:
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小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
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ベトナム・カンボジアを歩いた14日間 71 - Sugar Palm で晩ごはん(2024年1月17日/6日め)

2010年7月26日 Sophea Angkor Pich Restaurant で。(長男と長女 14歳/中3)


1月17日(日)- 6日め


再び、現在の日記に戻ります。
この日は、
 アンコールワット
 アンコールトム
 タプローム
と歩き続け、ホテルに戻ったものの、
さすがに疲れていました。


晩ごはんは、ホテルで出前を取ってもいいかな、
と思ったのですが、
なにしろ、多動夫はおでかけが大好き。😂
晩ごはんも、地元のレストランに行く気まんまん。


…ということで、疲れた体に鞭打って、
再び歩き始めました。
向かったのは、ホテルの近くにある、
Sugar Palm というレストランです。
Sugar Palm は、「砂糖椰子」という意味。


これが砂糖椰子だそうです。(画像をお借りしました)


【砂糖椰子(Sugar palm)】
マレー半島原産で、今では広く東南アジアで植栽されています。熱帯雨林に生え、高さは12~17メートルほどになります。葉は大きな羽状複葉で、四方に広がります。葉腋から円錐花序をだしますが、花が咲く前にこの先端を切断して樹液を集め、煮詰めて砂糖をつくります。


ホテルから5分くらい歩いて、Sugar Palm に到着しました。

門を入るとテラス席が並び、その先にお店があります。

ウッディですっきりとしたデザインの店内。


お店に着いたのは、7時前。
予約していなかったのですが、
入口近くのテーブルに案内されました。


これはとてもラッキーだったことが、
このすぐあとにわかりました。
私たちが案内されたのは、
どうやら「最後の席」だったようで、
このあとに来た人々は、
全員、入店を断られていたのです。


テーブルはかなり空いていたのですが、
これはすべて予約席だったようです。
7時半を過ぎると、それが合図だったかのように、
お客さんがどんどんやってきて、
お店は満席になりました。



お客さんは全員、欧米人です。
かつては、このお店に来る日本人も
少なくなかったそうです。
でもコロナ以降、日本人は、
ほとんど来なくなったそうです。


とりあえずカンパイ。夫はカンボジアビール、MIYOはライム&ソーダ。

MIYO家ではいつも、それぞれが食べたいものを選び、シェアしていただきます。

MIYOが注文したのは、イカの胡椒炒め(Squid with Kampot Peppercorn)。採れたままの、つながった胡椒粒(Peppercorn)がかわいらしいですよね。胡椒はカンボジアの名産品なので、このお料理をぜひ食べてみたいと思っていました。(9.5ドル)

夫は焼き鳥が食べたいそうで、クメールチキンサテー(Khmer Chicken Satay)を。(5ドル)

かわいらしいライスが付いてます。

長粒米に赤米が入っているようです。

おいしかったです!^^


実はこの日、失敗してしまいました。
夫とカンパイしたあと、まもなく、
MIYOの手があたり、
ライムのグラスが倒れてしまったのです。
テーブルの上でグラスが割れてしまい、
テーブルはビショビショに…。


すぐに、お店の方が数人やって来て、
手際よく掃除してくださり、
その後は何事もなかったかのように、
夕食を始めることができました。


MIYOは、お店の方に、
「同じもの(ライムソーダ)を
 もうひとつ、お願いします。」
とお願いし、
「壊れたグラスを、弁償いたします。
 ライムは、二杯分、お支払いいたします。
 本当にすみませんでした…。」
と、何度もお詫びしました。


が、食事のあとでいただいた明細を見ると…。


ライムはひとつ分だけ。
グラス代も含まれていません。


「あの、追加のライムとグラス代は…。」
と尋ねたのですが、
「けっこうですよ。」
と、にこやかに言っていただき、
ひたすら恐縮するばかりでした。


お料理はおいしいし、みなさん親切で、ほんとうにいいお店でした。^^ 粗相をしてしまって恥ずかしかったけれど、今でも、このお店の写真を見るたびに、温かい気持ちになります。


ごちそうさまでした。
そして、ありがとうございました。^^


さて。
こうして、シェムリアップでの、
怒涛の一日が終わりました。
たった一日のことなのに、
27話から71話まで、
45回も連載してしまいました。(アホ)


でもこれは、ほんのウォーミングアップ。
この一日は、「14年前の旅のおさらい」です。
翌日から、激動の遺跡めぐりが始まります。
実はここからが、
今回の旅の本番なのです…。😓


(つづき)


(おまけのお話)


2010年7月26日(月)- 3日め


14年前に来たときは、
 アンコールトム
 タプローム
 プレループ
 アンコールワット
と歩いたわけですが、
その日の夜はなにを食べたのか、
調べてみたら、写真が残っていたので、
ついでに書いておこうと思います。


Sophea Angkor Pich Restaurant で、カンボジア料理のビュッフェをいただきました。調べてみたら、このお店は今もあるようです。

カンボジアの伝統音楽の演奏ブースがあり、長男はすぐ近くまで行って、ずっと聴いていました。笑

演奏スポットにぺったり貼り付いてます。😄

舞台があり、アプサラダンスのショーも鑑賞できたのですが、このときの踊りの写真は撮っていません。

ショーが終わり、皆さんが舞台に並んだ時に、夫があわてて写真を撮りに行きました。笑

出演した方々が全員舞台に並んで、ごあいさつ。

いっしょに、写真を撮らせていただきました。

長男、ごはんの途中で舞台に連れていかれたので、お口がもぐもぐしています。🤣


当時のカンボジアは、
ポルポトの虐殺によって大きく傷つき、
懸命に復興していた頃だったと思います。
出演している人々の表情も、硬い感じです。


今回の旅で見た、アプサラダンスです。
ベトナム・カンボジアを歩いた14日間 24 - Robam のアプサラダンス①(2024年1月16日/5日め) - MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。


14年前と比べると、衣装も、メイクも、
そしてショーの構成も、洗練されていて、
格段にグレードアップしたように思います。
なにより、人々の表情が、とても柔らかい。^^


こんなところにも、カンボジアの復興ぶりを
感じることができたように思いました。

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