MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
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をご覧ください。
ベトナム家族旅行:
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小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
http://limings.sweet.coocan.jp/

34年ぶりのラオス、そしてタイへ。歩き続けた12日間 43 - バンテアイ・チュマールのナマズと、ルアンパバーンの王室自動車展示室(2025年3月16日/3日め)

MIYO

2024年1月19日 バンテアイ・チュマールで。今も残る、美しいレリーフ。(カンボジア北西部)


3月16日(日)- 3日め


ルアンパバーンの朝市で、

ナマズが並んでいるのを見ました。

34年ぶりのラオス、そしてタイへ。歩き続けた12日間 42 - 朝市⑥ 川魚、干し魚、肉と、スイカアイス(2025年3月16日/3日め)


おひげがカワイイ。笑


これを見ていたら、

ナマズを食べた日のことを思い出しました。笑


2024年1月19日。

カンボジアの、

バンテアイ・チュマール

に行ったときのことです。


ベトナム・ホーチミンから、

国境を越えてカンボジア・プノンペンへ。

そしてシェムリアップへと、

約700キロを、すべて民間バスで移動し、笑

シエムリアップからさらに、

バンテアイ・チュマールへ。


目の前がタイ国境という微妙な立地。そのため、タイとは、これまでにも紛争があったらしいです。つい昨日もあったようです。(全然知りませんでしたが。😓)


【バンテアイ・チュマール(Banteay Chhmar)】

アンコール王朝に最大の繁栄をもたらしたと言われるジャヤーヴァルマン7世が、亡くなった王子のために造った寺院と言われています。建立されたのは13世紀で、東西約700メートル、南北約600メートルの広大な寺院です。この王は、アンコール王朝初の仏教徒であったため、バンテアイ・チュマールにも四面仏や千手観音のレリーフが残っています。 シェムリアップから車で3時間位の場所にあり、タイとの国境がすぐ目の前にあります。この寺は、アンコールからピマーイ寺院へと続く王道の途中にあり、最盛期には15~20万人が住んでいたと言われています。 現在は、この寺院を含む一帯が遺跡群となっています。 

寺院内部は、経年劣化による崩壊に加え、1990年代の組織的な盗賊団による盗掘により、寺院の装飾がはぎ取られて無残な姿をさらしています。がそれでも、今なお残る数々の美しいレリーフは必見です。周囲の寺院には、現在も相当な数の地雷が残っているため、一般の観光客が気軽に訪問できる場所ではありません。信頼できるガイドに同行してもらう必要があります。


…ということで、

現地のガイドさん、ドライバーさんと

4人で行ってきました。

シェムリアップから一日がかりの

かなり不便な場所にあるので、

訪れる人はほとんどなく、

ここでも、遺跡ふたりじめでした。


入り口の係員に入場料を支払いましたが、

このときの入場券が、

「わら半紙に手書き」というもので、

夫はとても喜んでいました。🤣


バンテアイ・チュマールです。すばらしいレリーフに圧倒されました。

カンボジアの宝は、アンコールワットだけじゃない、としみじみ思います。

千手観音のレリーフといっしょに。

寺院内をくまなく歩いたあと、ガイドさん(兼ドライバーさん)が連れて行ってくれた、地元の食堂。

すでにお昼をだいぶ過ぎていたので、お客さんは私たちだけ。

店頭に、お鍋が並んでいて、中のお惣菜をひとつずつ見せていただきました。「どれにする?」と訊かれたのですが、どれも同じに見えて、違いがわかりません…。笑 でも夫はなぜか、右上のに即決。

夫が選んだセット。肉野菜の炒め物とごはんです。よく覚えていませんが、たぶん、ひとり200円くらいだったと思います。

定食には、スープも付いていました。

MIYOは炭火焼きにしました。この焼き魚が、ですね。どう見ても、ナマズなんですよ。🤣🤣

カエルくんの炭火焼き…は、ちょっとパスして。

こちらがナマズくん。お腹を見せて横たわっています。

本日のランチセット。

テーブルに置いてあったカンボジア醤油をかけて、全部いただきました。

頭だけ残った、ナマズくん。🙂


ナマズ一尾を、まるまるひとりで食べたのは、

後にも先にも、このときだけです。

食感は、日本で食べる焼き魚と変わりません。

いや~。

おいしかったですよ…。😅😅


最後はいっしょに記念撮影。私も夫もきれいに全部平らげたので、お店の方も喜んでくれました。


こうして書いていると、

カンボジア日記をずっと中断していることが

悔やまれます。

旅行が多すぎて、日記が追いつかないんですよね…。


でもやっぱり、遺跡の宝庫、カンボジアの日記は、

書き残しておきたいと思います。

ラオス日記をどこまで書き続けるのか、

が問題なのですが。

驚くことに、43回も連載して、

まだ3日めなんですよね。(アホ)


とにかく、書かないことには終わらないので、

今日も書きます。笑


朝市のあとは、再び、ルアンパバーン国立博物館の敷地内に入り…、

元王宮を眺めながら歩きました。

前日、同じ国立博物館を歩いたときの日記はこちらです。

34年ぶりのラオス、そしてタイへ。歩き続けた12日間 28 - ルアンパバーン国立博物館① 旧王宮、庭園、黄金の祠(パバーン像安置祠)(2025年3月15日/2日め)

もとは王室の住まいでしたが、現在、内部は博物館になっています。

実は、この日行きたかったのは王宮ではなく、その裏にあるこちら。王室自動車展示室(Royal Cars Exhibition)です。王室がかつて使用していた自動車や輿を展示してあります。

外観は、殺風景なガレージ、という感じです。前日も来たのですが、写真を撮り忘れたので、この入り口の写真だけでも、と思い、また戻ってきました。内部は撮影禁止です。

これは内部の写真。これがどうして撮影禁止なのか、よくわかりませんが。(以下3枚、画像をお借りしました)

特に印象深かったのは、壁にかけられた写真です。

かつて王室の自動車を運転した、歴代の運転手の写真が、その経歴とともに飾られていました。


ガレージ内に、王室の写真は一枚もありません。

代わりに飾ってあったのが、運転手の写真。

「敬うべきは、王室ではなく、運転手。」

とでも言いたいのでしょうか。

不思議な展示室でした。


庭園にある、「シーサワーンウォン王」の銅像。最後のルアンパバーン国王で、初代のラオス国王でもありました。


次回は、この銅像の後ろに見えている、

王宮舞踊劇場に行ってみます。


(つづく)

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