MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
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コロナでも茨城。ネモフィラの丘と弘道館を訪ねて 1 - ひたち海浜公園で、青の世界を歩く。(2021年4月23日)

2021年4月23日 ひたち海浜公園・ネモフィラの丘で。(茨城県ひたちなか市)


4月23日


真夏なのに、
季節はずれのネモフィラでスミマセン。😅
いろんな日記を長々と書きすぎて、
掲載できていない旅行の写真が、
たくさんたまってしまいました。


書いておかないと忘れてしまうので、
少しずつ、まとめていこうと思います。


このころ(3月から5月にかけて)は、
埼玉(聖天宮と川越)のように、
東京から日帰りできる場所を選んでは、
週末の小さな旅行を楽しんでいました。


埼玉県の聖天宮。ここもすばらしかったです。^^


ということで、今回は茨城です。
どうして茨城かと言うと、
藩校である「弘道館」があるからです。


会津の旅で訪れた日新館が、
あまりにもすばらしく、感動したので、
「藩校」というものをもっと見たい、
と思うようになりました。


福島県の日新館。会津の歴史を知ることができる、すばらしいところでした。


ちょうどこのころは、
ひたち公園のネモフィラが最盛期でした。
なので、弘道館の前に、
こちらにも寄ってみることにしました。


「ネモフィラ」というと、
今でも腹がたってくるんですよ。😅


10年くらい前だったか。
「ひたち公園のネモフィラが、
 今きれいなんだって。
 行ってみようよ。」
と夫に言ったところ、
「オレは、人工的に咲かされた花には
 興味がないんだよ。」

と断られました。


ふーん、そんな考えもあるのか…。
と思ったのですが、その後、
長男がS園に入所してヒマになると、
夫は、週末のたびに、行き先も言わず、
お出かけするようになりました。


それがね、遠いんですよ。
帰宅してから尋ねると、
「新幹線に乗って、福島で散歩してきた」
とか。(アホか)
福島まで新幹線って、お散歩で行くとこでしょうか?
往復で、いったいいくらかかるんでしょう。


結婚以来ずっと、夫は、お給料を全部、
好きなように使っていて、
私が言ったときだけ、
家にお金を入れていました。
なので、経済観念も、
かなりおかしくなっていたと思います。


ある夜、機嫌よく帰ってきたので、
「今日はどこまで行ったの?」
と訊いたら、
「あしかがフラワーパーク」ですと。


はい…?
「人工的に咲いた花」は、
興味ないんじゃなかったの?
前にそう言って、ネモフィラを拒否したよね?
…絶句して、目がテンになりました。


結局、夫の中で、
断る理由なんてどうでもよくて、
「とにかく、週末ごとに、
 好きなようにお金を使って、
 ひとりで勝手に歩きたい。」
ってことだったみたいです。(たぶん)


なにか文句を言ったところで、
「休みの日に好きなところへ
 行っちゃいけないわけ?」
とか理詰めで言われるに決まっているので、
私も、おかしいと思いながら、
何年も言えなかったんですよね…。


そしたら次は、
スペインに勝手に2週間。
それを、2回もやらかしました。


…そういうことが積もり積もって、
離婚となったわけですが。
(毎回、こればかり。😔
 離婚のタネが多すぎますね。爆)


まあ、そんなわけで、今回はネモフィラです。😅


出かけるにあたって、
「10年くらい前に、
 人工の花には興味ないって言って、
 ネモフィラを断ったよね?
 今は、興味あるの?」
と訊いてみたら、
「…まあ、別にいいじゃない。」
と。
夫、自分の言ったことを、
すっかり忘れていました。😟😟😟


悪態ついてるうちに、ひたち海浜公園に到着しました。笑 観覧車です。なつかしい。

子どもたちが小さい頃は、ここによく来ていました。観覧車に乗っている長男です(13歳/中1)。長男には景色は見えませんが、周囲の音と揺れを楽しんでいました。(2008年10月4日)


【国営ひたち海浜公園】
茨城県ひたちなか市にある、国営公園です。四季の彩り鮮やかな花々が堪能できます。「みはらしの丘」には、約530万本のネモフィラが群生しており、丘一面をブルーに染める景色は壮観です。空の青さと海の青さに溶け込むようなブルーの世界は、Facebookで70万人近くもの“いいね!”を集め、「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」にも選ばれました。


公園の案内図です。下の円が入り口で、公園のいちばん奥まで歩いたところに、ネモフィラが待っています。

広い公園の中を、「ネモフィラはこちら」の案内をたよりに、とにかく歩きました。

到着です。目の前に丘があるのですが、一面、水色に染まって、まるでお空の一部のようです。

後ろに見えるのは、園内を周遊するシーサイドトレインです。通常は大混雑で、30分以上待たないと乗れないそうですが、この日は待ち時間なしでした。コロナ禍で、開花のピークだというのに、人影はまばらです。

それでは、丘にのぼってみます。

丘の上まで、設営されている小径を、一方通行で歩きます。

愛らしい、ネモフィラの花。


どっちを向いても、ネモフィラ。笑

奥の方に、小さな人影が見えます。あそこまで、ずううううっと、ネモフィラです。^^

入場口の観覧車が、あんなに小さく見えました。


(つづく)

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