コロナでもウポポイ。登別から函館を訪ねる北海道 4泊5日のおトク旅 19 - 「五稜郭タワー」のジオラマ(2020年11月30日/4日め)
(2021/03/23 14:30記)
2020年11月30日 「五稜郭タワー」で、土方歳三像と。(北海道函館市)
11月30日
充実の朝食ビュッフェの後は、
函館市内観光に出発しました。
いよいよここから、
多動夫の本領発揮ですね。😅😅
市電(路面電車)に乗っていきます。パスモが使えました~。^^
最初の訪問地は、五稜郭タワーです。大きすぎて、全部が写真におさまりません。笑
【五稜郭タワー】
函館市の特別史跡である五稜郭に隣接して作られた、高さ107mの展望台です。五稜郭築城100周年にあたる1964年12月1日に開業しました。その後、老朽化に伴い、2006年に建て替えられました。五稜郭にちなんで、タワーの断面は星型、展望台は五角形になりました。
五稜郭タワーの1階です。人影がほとんどありませんね…。
入場チケットは、ひとり900円。
地域共通クーポンを一枚使って、差額の800円だけ支払いました。
エレベーターで、一気に展望台まで上がりました。
美しい、函館の街が一望できます。
土方歳三のブロンズ像です。それにしても、誰もいませんね…。展望台、ひとりじめ状態です。
遠くに見えているのは、津軽海峡だそうです。そういえば、この一か月前は、青森にいました。笑
五稜郭タワーの展望台では、
眺望を楽しめるだけでなく、
五稜郭の歴史について学ぶことができます。
「五稜郭歴史回廊」と言う展示スペースが、
とてもおもしろかったです。
特にすばらしかったのは、
メモリアルポールという、
情景模型(ジオラマ)です。
16個のガラスポールの中で、
五稜郭の激動の歴史や
それに関わる人々のドラマなどが
再現されています。
迫力のあるジオラマで、一つ一つを、
楽しみながら、見てまわりました。
亜墨利加船、箱館来航のジオラマです。1854年、徳川幕府は、200年以上続いた鎖国を廃止し、日米和親条約を結びました。模型は、黒船上でのペリー提督と松前藩家老の対面のようすです。
外国船の船員が、酔っぱらって街を闊歩しているジオラマです。
1869年(明治2年)、新政府軍箱館総攻撃時に、箱館病院が襲撃されました。その時に、髙松凌雲という医師が、新政府軍兵士と対峙して、その場を収めたそうです。
1871年(明治4年)、五稜郭内の御役所庁舎は解体されました。その後、五稜郭の水堀では、冬期間の結氷を伐り出す採氷事業が軌道に乗りました。厳冬期に採取した氷670トンを、本州各地へ送り出した記録が残っています。この採氷事業は、函館の一大産業となり、当時高価だったアメリカからの輸入氷を市場から駆逐したそうです。
そして、もうひとつ必見なのが、
「五稜郭復元模型」です。
竣工当時の幕末の五稜郭の姿を正確に再現しています。
そしてガラスの外には、現在の五稜郭が見えます。
歩いている人が、点になっています。こんなにも、五稜郭は大きいんですね…。当時の技術で、こんな精巧なものを、よくぞ作ったものです。
楽しかった、五稜郭タワー展望台。「次はどこに行くの?」 相変わらず、スケジュールを把握していないMIYOです。笑
次はですね…。
エレベーターで下界に降りて、
今度は、本物の五稜郭に行ってみます。^^
(つづく)