MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
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コロナでもウポポイ。登別から函館を訪ねる北海道 4泊5日のおトク旅 7 - 地獄谷は福の神(2020年11月28日/2日め)

2020年11月28日 支笏洞爺国立公園・登別地獄谷で。(登別市登別温泉町)


11月28日


「登別地獄谷」の看板の前で
写真を撮りましたが…。
来た道を振り返ってみても、
誰もいません。
国立公園で、有名な観光地、
…のはずなのですが。


【地獄谷】
直径約450m、面積約11ha(甲子園球場2.8個分)の広さの爆裂火口群です。温泉や噴気の吹き出し口がたくさんあり、なおかつ高温で、直接足を踏み入れるのが非常に困難なところです。その様子がまるで地獄のようだということで、「地獄谷」という名前がつきました。


私たち以外には、誰もいません。これでは、観光業界はほんとうに大変だろうなあ、と思います。

さらに歩いてみます。

あちこちで、地中から、熱い噴気が吹き出ています。

右手に地獄谷の光景を見ながら、散策用のデッキを進んでいきました。

地獄谷を一言でいうならば、「登別温泉の源泉」です。絶えることなく噴き出している湯気を見ていると、それがよくわかります。

危険なので、デッキから降りて歩くことはできません。が、デッキの上からだけでも、地獄谷のすごさは、よく伝わってきます。

このデッキは、ずうっと、山の方向に続いていて、地獄谷の真ん中まで行くことができます。デッキを歩くだけで地獄谷観光ができるので、私たちは助かりますが、このデッキを作るのは大変だっただろうなあ、と思います。

で…。デッキを少しだけ歩いて、この光景をちょっと眺めるだけ、のつもりだったのですが、なにしろ多動夫といっしょです。(←デッキの終わるところまで、行ってみないと気がすまない人。😂😂)

しょうがないので、いっしょに歩きます。😂 立派なデッキですよね。

それにしてもすごい噴気です。周囲の地表は、硫黄のせいで、薄緑色に変色していますね。

ところどころに、「立入禁止」のふだが立っています。

散策デッキの終点は、地獄谷のほぼ中央にあたります。写真の奥の、ちょっと広くなっている部分(四角いエリア)です。

終点まで来ました。

周囲は全部、地獄谷。^^ すぐ間近で、熱い温泉の川が流れています。硫黄の香りがする高温の蒸気があちらこちらで上がり、まさしく地獄のようです。

ここには「鉄泉池(てっせんいけ)」とよばれる間欠泉があります。ロの字型になったデッキから下をのぞくと、煮えたぎる湯がぼこぼこと湧いていて、ものすごい迫力です。

その熱湯があふれ出して、熱い川となっています。子どもの頃に本で見た地獄の様相を、たしかに思い出します。

煮えたぎる「鉄泉池」を、しばし見つめていました。


ちょっと怖い雰囲気もある地獄谷ですが、
ここから湧き出る温泉は、
温泉街のホテルや旅館に給湯されています。


地獄谷は、100年以上にわたって、
登別の経済を支えてきました。
地獄どころか、
「登別の福の神」ですよね。^^


(つづく)

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