ポルトガルへ。アブダビから始まった14日間 22 - ルーブル・アブダビ(2025年2月13日/2日め)
2025年2月13日 カスール・アル・ワタン(アル ワタン宮殿)で。(アラブ首長国連邦・アブダビ)
【お知らせ】
3月26日から、ブログを少しお休みさせていただきます。
ラオス・タイの旅(12日間)から、ようやく帰国いたします。
あらかじめ、12日間分のアブダビ日記をストックし、
旅行中はずっと予約投稿していたのですが、
今回でひと区切りとさせていただきます。
長い連載におつきあいくださり、ありがとうございました。
2月13日(木)- 2日め
度肝を抜かれるような美しさだった(笑)、
UAE(アラブ首長国連邦)の巨大モスク、
シェイク・ザイード・グランド・モスク。
(Sheikh Zayed Grand Mosque)
見学時間が90分というのは、短すぎます。
あまりのんびりしすぎたので、
集合時間までに戻れるか、
おぼつかなくなりました。
集合場所のチョコレートショップまでは、
地下通路を15分ほど歩くのですが、
ちょっと時間が足りません。
夫とふたり、もう必死で走って戻りました。笑
なんとか時間ぎりぎりに戻ることができ、全員でバスに乗りました。後ろに見えているのが、ついさっきまで見学していた、シェイク・ザイード・グランド・モスクです。
そしてこの日、最後に向かったのがこちら。
ルーブル美術館です。
え? と思いますよね…。
ルーブル美術館はパリにあるはず。
そう、こちらは、
ルーブル・アブダビ
と言います。
ルーブル・アブダビです。
【ルーブル・アブダビ】
ルーブル・アブダビは、UAEとフランス両国が協働した国家プロジェクトです。2014年にルーブル美術館がプレス向けに公表したデータによれば、ルーブル・アブダビは、10年間、毎年平均4000万ユーロ(約50億円)の予算をかけて、作品の買収を行うとしています。しかも、UAEからフランスに対する支払い総額は約10億ユーロ(約1300億円)にのぼるとのことです。
フランスに対する支払いの内訳で最も高額なのが、30年間「ルーブル」の名を冠する対価としての4億ユーロ(約530億円)。次が、10年間にわたる、フランスの各美術館からの作品の借用料で、約2億ユーロ(約265億円)。そして、2007年7月にUAEとフランス政府間の合意のもとで設立された、「アジャンス・フランス・ミュゼウム(AFM: Agence France-Muséums)」に対する支払いで、2026年までの20年間に、約1.6億ユーロを支払うそうです。
美術館を設計したのは、ジャン・ヌーヴェル。汐留の電通本社ビルなども手がけたフランス人建築家です。この美術館は、エメラルドブルーの海に囲まれた、10万平方メートルの場所に浮かんでおり、計55塔の白い建物を網目状のドームで覆うという、特徴的な外観を呈しています。
ルーブル・アブダビです。ステンレススチールの構造とアルミニウムの層で構成されたドームは、パリのエッフェル塔よりも200トン重く、7500トンだそうです。ドームの網目により、アブダビの強い日差しが巧みに遮られ、内部には木洩れ陽のような光が差し込むようになっています。(画像をお借りしました)
ちなみにこちらは、同じジャン・ヌーヴェルが設計した、カレッタ汐留・電通本社ビルです。
ルーブル・アブダビに行くことは、もともと、予定にはありませんでした。が、「おまけ」ということで、美術館の前でバスを停めてくださり、希望者だけが、外観を見てすぐに戻ってくることになりました。
駐車場の奥に、なにか、巨大な亀のようなものが見えます。笑
私たちを含む4名が、その亀に向かって走りました。笑
中に入ることはできなかったので、写真を撮ってすぐに戻ったのですが…、
館内では、ちょうど、アフリカ関連の特別展示を行っていて、
美術館の入り口には、メキシコの巨大な仮面も置いてあって…。
博物館が大好きな夫は、
中に入れないのを残念がっていました。
(↑もう一回、アブダビに行きなさい。爆)
こうしてようやく、
充実のアブダビツアーが終わりました。
ツアー後は、ホテルまで送っていただいたので、
楽ちんでした。^^
ガイドのシャウキーさんといっしょに。
驚きがいっぱいの、充実の一日でした。
もっと簡単に終わらせるつもりでいたし、
まさか22回も連載するとは
思っていませんでしたが…。😅😅😅
あまりにも写真を撮りすぎていて、
でも、できるだけブログに掲載したくて、
気がつけばこんなに長い連載になってしまい、
スミマセン。
この日記を通して、
アブダビ観光をいっしょに楽しんでいただけたら、
うれしいです。
ようやくアブダビでの一日が終わり、
翌日はドバイに行ったのですが、
それを書いていると
もうトルコ日記に戻れそうにないので、汗
とりあえず、「UAE・ポルトガル」日記は、
ここでいったん休止させていただきます。
でもまたいつか、再開したいと思っています。^^
再開できるといいなあ…。
ポルトガルの話も書きたいし…、
時間が足りません。汗
(つづく)













