コロナでも青森。奥入瀬の春の流れを追いかけて 26 - 新緑の十和田湖畔。そして乙女の像へ。(2021年5月14日/2日め)
2021年5月14日 乙女の像です。(青森県十和田市)
5月14日
青い森が広がる、十和田湖。
船がめぐるあたりには、
店舗も住宅もなく、
自然がそのままに残されています。
エメラルドグリーンの水には、驚きました。
そして太古の噴火が形成した、岸壁。
十和田湖には、さまざまな表情がありました。
私たちが乗ったのは、「休屋から出発してふたつの半島をめぐり、再び休屋へもどる」という周遊コース。所要時間は、約50分です。(ひとり1430円)
「ありきたりな、湖の観光船」と思っていたら、おおまちがいでした。船の上からでないと見られない、雄大な景色を堪能できます。十和田湖に行ったら、ぜひ、遊覧船に乗ることをお勧めします。
…などと言ってるうちに、休屋の桟橋が見えてきました。
休屋に到着。「ここはお鍋(カルデラ)の中」だそうです。笑
【十和田湖】
十和田湖の原型は、今からおよそ13000年前、十和田火山の噴火に伴う大陥没によってできたカルデラ(鍋状の凹地形)に水がたまってできたものです。その後、カルデラ内に新しい火山ができるなどの火山活動が続き、現在の姿になりました。
楽しかった、十和田湖遊覧船。
船を降りて、次は、子ノ口方向に向かいました。
「乙女の像」まで歩きます。一年前、白神山地に行ったときから、「いつか見てみたいね。」とMIYOは言っていたのに、夫はそれを無視して、黒石に行こうとしていたのでした。(←許さん。怒)
左手に広がる十和田湖を眺めながら歩きました。新緑の色が、奥入瀬と同じでした。^^
お花もいっぱいです。
5月なのに、桜。^^
こんな遊歩道も整備されていて、歩きやすい道が続きます。向こうの方に、小さな島が見えてきました。
「恵比寿大黒島」です。十和田湖の見どころスポットとされています。
「恵比寿大黒島」は、十和田火山の溶岩が露出したものです。噴火によって形成された自然のアートと言えます。
こちらは、帰りに撮った、「恵比寿大黒島」です。日差しがあたると、島の表情も変わりますね。^^
さて、湖畔の林に到着です。「特別名勝天然記念物 十和田湖および奥入瀬渓流」とあります。ここから、奥入瀬へとつながっているんですね…。^^
ここで会いたかったのは、彼女たち。
乙女の像です。
彫刻家・詩人であった高村光太郎の、
最後の作品として知られています。
(つづく)