MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
http://limings.muragon.com/tag/?q=2019%E5%B9%B49%E6%9C%88-10%E6%9C%88%E3%80%80%E3%83%99%E3%83%88%E3%83%8A%E3%83%A0&p=4 
をご覧ください。
ベトナム家族旅行:
https://limings.muragon.com/tag/?q=2017%E5%B9%B412%E6%9C%88%E3%80%80%E3%83%99%E3%83%88%E3%83%8A%E3%83%A0
小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
http://limings.sweet.coocan.jp/

快気祝いのタイ10日旅 19 オールドサイアムプラザでローカルフードめぐり(2024年7月6日/3日め)

2024年7月6日 オールドサイアムプラザで。(タイ・バンコク)


7月6日(土)- 3日め


オールドサイアムプラザに到着しました。


バンコク旧市街にある、老舗のショッピングモールです。もともとは、近くにあるインド人街やチャイナタウンの富裕層が訪れるショッピングモールだったそうです。

最後にもう一度、プラザ内のATMでトライしましたが、やはり「通信エラー」。しょうがないので、すぐ隣りにあった両替所に行き、ようやくタイバーツを手に入れました。


暑い中、ここまで歩いてきたのは、
両替のためでした。
タイバーツを入手したので、このまま、
ワット・スタットに戻ってもいいのですが、
せっかく来たついでなので、
オールドサイアムプラザの中を
少し歩いてみることにしました。


1階部分の広場ではイベントを開催していて、その奥には、たくさんのショップがひしめきあっていました。


このオサレな1階部分を見て、私も夫も、
「ナポリみたいだね。」と…。
私たちが思い出したのは、
5年以上前にナポリで訪れた、
ガレリアウンベルト1世という、商業施設です。


ガレリアウンベルト1世です。
そのときの日記です。
骨折でもイタリア。シチリアを歩く、9泊10日のおトク旅 8 - ナポリで夕食(2019年1月19日/2日め)


こうして写真を並べてみると、
あまり似てないのですが、😅
オールドサイアムプラザに来てみて、
ふたり同時に思い出したのは、
このナポリの商業施設でした…。


そういえば、
カンボジアのアンコールワットに行ったときも、
王のテラスから下界を見下ろしながら、
ふたりとも思い出していたのは、
37年も前に訪れた、
ビルマ・パガンの風景でした。
ビルマの日記はこちらです。
埃まみれのビルマ。バックパッカーの10日間 1 - バンコクからラングーン、そしてマンダレーへ。(1987年5月1日-2日/1日め-2日め)


同じものを見て、同じことを思い出す。
いつもいっしょに旅行するということは、
人生のさまざまなシーンでの思い出も、
共有していくということなのだな…と、
今さらながらそんなことを思いました。


1階のショップを、3階から見下ろしたところです。ここは衣料品のエリアです。

エレベーターで3階に上がると、日本ラーメンのお店がありました。はやっています。^^

さらにその先は、フードコートになっていました。バンコクのショッピングモールって、上の方にフードコートを置いているところが多いような気がします。


フードコートのテーブルで、少し休憩。
なにか食べたいところですが、
このあとに夕食のお約束があったので、
ぐっと我慢。笑
2階の貴金属店とかをチラ見して、
再び1階に戻りました。


1階にある、総菜屋さんコーナー。
ここがおもしろかったんです。^^


これはタイのスイーツ「カノムクロック」のお店。たこ焼きみたいですね。^^

日本のたこ焼き器とよく似ています。笑

カノムクロックは、ホテルの朝食ビュッフェにも並んでいました。
快気祝いのタイ10日旅 2 I Residence Hotelで朝ごはん(2024年7月5日/2日め)

おでんダネのようなのがたくさん並ぶお店。タイしゃぶに入れて食べるようです。

豚肉の串焼き。脂身がおいしそう。^^

カリカリに揚げ焼きした豚肉のかたまり

テイクアウト用にパックされたのが並んでいて、思わず買って帰りたくなります。^^

素焼きの壺がいい味をだしている、飲茶のお店。火にかけた壺の上に布が敷いてあり、そこに生地を伸ばして、クレープ状のものを作っていました。

魚は、煮魚にして売っていました。

黄色い食べ物を大量に並べて売っているお店。卵黄で作っているそうですが、売っているのは、全部スイーツです。

きしめん状のものやひと口サイズにしたものが置いてあります。

幅広いきしめん状のものかと思ったら、よく見ると、細い錦糸卵のようなものがまとめて置かれた状態でした。

この錦糸卵のようなものを作っているところです。卵黄を溶いたようなものを、煮えたぎるシロップ鍋の中にしゅるしゅると落としています。すると、細長い卵そうめんみたいなのができあがるのですが…。日本の鶏卵そうめんみたいなもののようで、フォイトーン(ฝอยทอง)と言うそうです。


【フォイトーン(ฝอยทอง)】
細い糸のような卵黄のお菓子です。フォイトーンは、「フォイ(繊維状)トーン(黄金)」という意味があり、タイ人にとって縁起が良いと言われているお菓子です。鶏卵を煮詰めた砂糖水の中にくぐらせ、細い糸状にしたもので、その見た目は日本の鶏卵素麺とそっくりなお菓子です。カンボジアにも同じお菓子があり、ノンッ ササイ アンパッ(蛋黄糸)と言います。


できあがった錦糸卵を、こんなふうに使っていました。夫は「タコス?」と言っていましたが、薄いおせんべいのようなものの中にあるのは、たぶん、ホイップクリームやココナッツ。これはスイーツですね。

タイのスイーツといえば、こちらが定番ですね。おいしそうなのですが、こんなにたくさん食べきれる自信がなくて、今まで買ったことがありません。

もち米のお菓子、カオニャオピン (ข้าวเหนียวปิ้ง)。


【カオニャオピン】
カオニャオ (ข้าวเหนียว) は「もち米」、ピン (ปิ้ง) は「焼く」の意味。蒸したもち米と、タロイモ、紫芋などの芋餡をバナナの葉に包んで、炭火で焼き上げたお菓子です。バナナの葉の焼けた香りが何とも言えず香ばしく、冷めてもおいしく食べられる。タイの代表的なスイーツです。


そして…。コーナーの隅で、ひっそりと売られていた、ミヤンカムの袋詰めセット。タイの伝統的なスナックです。


【ミヤンカム (Miang kham)】
タイやラオスの伝統的なスナックです。ミヤンカムには、「一口で色々なものを食べる」という意味があり、ミヤンは「葉に包まれた食べ物」、カムは「囓る」という意味です。
食べ方は、
①ハイゴショウかナガバデイゴの新鮮な葉に、削ってローストしたココナッツを置く。
②ココナッツの上に、小さく刻んだ具材を載せる。具材は、エシャロット、赤色か緑色の唐辛子、ショウガ、ニンニク、皮付きのライム、無塩落花生かカシューナッツ、小さな干しエビ、緑色のマンゴーなど。
③具材の上から、レモングラス、ガランガル、ショウガ、魚醤を加えたヤシかサトウキビのシロップで葉を味付けする。
④葉で具材を全部包んでいただく。
…だそうです。


こんなふうに、葉っぱの上に具材を置き、包んでいただきます。(画像をお借りしました)

タイのローカルフードがたくさん並んでいて、とっても楽しかった、オールドサイアムプラザ。


次回は、オールドサイアムプラザで、
私たちが買ったもののお話です。


(つづく)

×

非ログインユーザーとして返信する