快気祝いのタイ10日旅 20 柴犬Tシャツとワット・スタット① 布薩堂(2024年7月6日/3日め)
2024年7月6日 オールドサイアムプラザで。(タイ・バンコク)
7月6日(土)- 3日め
オールドサイアムプラザに来ています。
1階に設けられていた総菜屋さんのエリアがとても楽しく、つい長居してしまいました。
買ってみたいものもあったのですが、
夕食は約束があったので、
ここは食べないでがまんです。😄
代わりに、ホテルでの家族宴会用に、オーガニックのピスタッチオを買いました。100gが70バーツ(約280円)。
帰り際に通りがかったお店。Tシャツのお店なのですが、正面に飾ってあるTシャツに、「つづく」と書いてあるのが気になりました。
なんだか人気店のようで、
たくさんの人が品さだめをしています。
日本語が書いてある商品は、
たとえ読めなくても、タイでは人気のようで、
バンコクを歩いていると、
日本語付きの品をよく見かけます。
でも、「つづく」ってなに?…と尋ねてみたら、
このお店の名前が「つづく」なのだそうです。
Tシャツは、SとMはどれでも100バーツ(約400円)。LとXLは128バーツ(約512円)でした。
夫が、柴犬のイラストがあるのを見つけて、
「これ、長女が好きそうだなあ。」
と…。
長女、柴犬が好きなのです。
それならば、ということで。
家族全員おそろいで、4枚をお買い上げ。🤣 しめて428バーツ(約1712円)。
内側に、「つづく JAPAN」と書いてあるのですが、これは絶対に日本製ではないと思います。おそらく、「つづく JAPAN」という社名なのでは…。爆
お店の袋にも、「つづく JAPAN」と書いてあります。爆
この柴犬Tシャツは、
今回の旅で私たちが買った、
唯一のお土産です。😄
楽しかった、オールドサイアムプラザ。近代的なショッピングモールにはないおもしろさがありました。
気がつくと、時刻は午後3時半。
「あまりにゆっくりしていると、
ワットスタットが閉まってしまうよ。」
と夫が言いだしたので、
オールドサイアムプラザを後にして、
再び、ワット・スタットまで戻りました。
さっきはお金がなくて入ることができなかった、ワット・スタット。巨大なブランコのあるお寺です。
【ワット・スタット】
正式名称は、「ワット スタット テープワラーラーム (วัดสุทัศนเทพวรารามราชวรมหาวิหาร)」と言います。タイに6つしかない、最高位の第一級王室寺院のひとつです。(第一級王室寺院とは、王族自らが建てた寺院のことです。)
19世紀の初め、ラーマ1世の時代に建立された寺院で、美しい壁画と繊細な木彫りの扉で知られています。礼拝堂には黄金に輝く仏像が立ち並んでいます。スコータイ時代に納められたシーサカヤムニー仏像は、高さ約8mで、約6mの台座の上に安置されています。タイ最大の青銅の仏像であり、もっとも美しい仏像とされています。仕事運、特に昇進のご利益があり、満月の夜にお参りをするとご利益が倍増するといわれています。
また、この寺院の前には、サオ・チンチャーという巨大な赤い鳥居のような形をした建造物もあり、「ジャイアント・ブランコ」と呼ばれ、観光名所にもなっています。
ブランコも気になるのですが、まずはこの、寺院の中を歩くことにしました。
ブランコのすぐそばにある、正面入口です。こんな入口が何か所か設けられていて、どの入口からでも入れます。入ってすぐのところに、拝観料を払う窓口があります。
夫がお金を忘れてきたので、ずいぶん回り道しましたが、ようやく、ひとり50バーツ(約200円)の拝観料を払って、寺院内に入ることができました。🤣
入口を入ると、樹々の向こうに、美しい布薩堂(本堂)が見えました。右側に少しだけ写っているのが礼拝堂(仏堂)です。
ワットスタットの全景です。手前から、ブランコ、礼拝堂、布薩堂、僧房と続きます。(画像をお借りしました)
礼拝堂:一般の信者が礼拝するところ(仏堂)
布薩堂:僧侶が比丘としての戒律を授かるところ(本堂)
僧房:僧侶が暮らすところ
まずは、僧房と礼拝堂の間にある、
布薩堂(本堂)に入りました。
上の写真でご覧のように、
巨大で、横に長いお堂です。
タイ寺院の本堂の中でも、
最も長いと言われているそうです。
あまりに大きすぎて、全部を映すことができません。手前にMIYOが写っているのですが、米粒のようです。笑
白い柱に支えられた、緑の屋根。美しい建物です。
左右に細長い布薩堂の側面です。中央に見えているお堂のようなものが、結界石(セーマ)です。本堂の周囲には、この結界石がぐるりと置いてあります。
これが結界石です。
ワット・スタットが建てられたのは、
ジャンク船による中国との交易が
盛んに行われ、それによって、
莫大な利益を得ていた頃でした。
そのため、ワット・スタットも、
中国美術の影響を受けています。
まずは、林立する柱の外側です。
布薩堂の周囲には、たくさんの石像が見られます。
赤子を抱いている石像がありました。
慈愛に満ちた表情で、話しかけたくなりました。
たくさんの石像たちは、
中国から運ばれてきました。
かつて、タイから中国へと、
貿易船で重い荷物を運んだのですが、
中国からタイへ、船が折り返すときには、
軽い荷物が多かったのだとか。
船を安定させるために、
この石像たちがバラスとして使われ、
タイまで運ばれてきたのだそうです。
そして、柱の内側にある回廊です。
美しく装飾された窓が並びます。
布薩堂の出入り口や窓に施された、美しい装飾も見逃せません。
次回は、布薩堂の中を歩きます。
(つづく)