MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
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ベトナム家族旅行:
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小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
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全盲難聴・のんたんのGW日記 7 - 水陸両用バス「スカイダック」で水の中にダイブ!⑤ スロープを上がり、船からバスに戻りました。(2023年5月1日/3日め)

2023年5月1日 水陸両用バス「スカイダック」で。(全盲難聴・のんたん 27歳)


5月1日(月)


スカイダック乗船日記の続きです。


ここまで、旧中川で、いくつもの橋をくぐってきましたが、全体の走行ルートは下のようになっています。「旧中川・川の駅」を出発して北に向かって走り、虹の大橋を過ぎたところでUターン。今度は南に向かって走り、平成橋の手前で引き返し、スタート地点に戻ります。

前回は、南に向かって走り、平成橋の手前に来たところまで書きました。写真は、バスがUターンしているところです。

左手に小名木川を見ながら、さらに直進します。

スタート地点だった、スロープのある場所に戻ってきました。これで、中川の遊覧航行は終わります。

スロープを上がります。…のはずなのですが、一回ですんなり上がってくれず、何回もトライ。笑(たぶん、キャプテンが遊んでるんだと思います。)

「よ~いしょ!!」と、みんなで掛け声をあげて…。笑

3回めで、ようやくスロープを上がりきりました。お船の遊覧は終わり、スカイダックはここからバスに戻ります。


【スカイダックの上陸】
スカイダックの上陸は、入水よりも断然難しいそうです。スロープにまっすぐ入らなければならないのですが、風で車体が斜めになることもあります。そういうときは、風に流されないよう、かじを切りながらスロープに入ります。そして、前のタイヤが地面についたら態勢を真っすぐにしなくてはならないという、難しい作業になります。
上陸の時は、船のスクリュー全開で、スピードを上げてスロープに進入します。そして、前のタイヤが地面につくタイミングで、バスのアクセルを踏みます。前のタイヤがついたときの振動を感じとってアクセルを踏むのですが、後ろのタイヤまでついてからでは遅すぎで、動力がうまく伝わらず、スロープをうまく上がれないそうです。そういうときは、バックでもう1度水中に戻って、再度勢いをつけてやり直しです。(今回、キャプテンがなかなかスロープに上がれなかったのは、演出のように見えました。わざとうまく上がれないように見せるというのは、さらに難易度が高いのではないかと思います。笑)
スカイダックには、車用、船用のエンジンが2つ付いています。船として走行するときには、車のエンジンを切らずに、アイドリング状態にしておきます。ギアはニュートラル。陸に着いて、ギアをドライブにしてアクセルを踏めば、そこからはバスになります。船とバスのモードを切り替えるボタンとか操作というものはなく、運転はキャプテンの腕ひとつ、ということのようです。


ここで、ツアーはいったん休憩となります。全員バスから降りて、あたりの公園を散策します。

「のんたん、バスを降りますよ。トイレに行こうか?」

…と言うと、すんなり立ち上がってくれました。^^

「階段をおりるよ~。」

スタッフの皆さんも見守ってくださる中、じょうずに下まで降りてくれました。^^

乗客が全員降りてしまったスカイダック。ここから、皆さん、大忙しです。

待機していたスタッフ全員で、バスのクリーニングが始まりました。


船からバスへ変身するやいなや、
スロープ脇に待機していたスタッフ全員での
作業が始まります。
海水がついた車体を、
真水のシャワーで洗い流すのです。
これは、さび防止のために、
毎回行っている作業だそうです。


スカイダックは、
多くの人に支えられているのですね。^^


(つづく)

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