コロナでも青森。奥入瀬の春の流れを追いかけて 22 - 奥入瀬渓流⑥(九段の滝と銚子大滝)(2021年5月14日/2日め)
2021年5月14日 奥入瀬渓流・「銚子大滝」で。流れ落ちる水が、宝石のようでした。(青森県十和田市)
5月14日
奥入瀬渓流を、さらに歩きました。
新緑の美しさが、目に染みるようです。
一年でいちばんいい時期に
来たのかもしれません。
九段の滝に来ました。
名前の通り、九つの段がある滝です。複雑な地層が、滝によって浸食されて形成されたものです。奥入瀬の成り立ちを知ることができる、貴重な滝なのだそうです。
そして、ついに見えてきました。
圧巻の、銚子大滝です。
【銚子大滝】
横幅約15m、落差7mと奥入瀬渓流最大の滝で、同地域を代表する観光スポットです。この銚子大滝のせいで十和田湖に魚が登ることができず、十和田湖は長年魚が生息しない湖だったといわれています。たくさんの滝があることで知られている奥入瀬渓流ですが、本流にある滝はこの銚子大滝だけです。滝の周囲は、滝からの水飛沫(みずしぶき)で濡れており、苔に覆われた岩の美しさも必見です。
銚子大滝で最もダイナミックな光景が見られるのは新緑の頃です。雪解け水の影響で、この時期の水量が一番多くなるためです。
滝のすぐ近くまで歩いていきました。
銚子大滝はきれいだったけれど、
その滝を流れ落ちていく「水」は、
さらに美しくて、宝石のようでした…。
銚子大滝を後にし、遊歩道をさらに進みます。
最終地点の「子の口」までは、あと1.4キロです。
ここまで来ましたよ。^^
次回はようやく、
奥入瀬の最終回になります。
(つづく)