定年でもベトナム。ハノイで始める、お仕事日記 25 - 私が帰る家(2019年9月8日/8日め)
2019年9月19日 早朝、滝のような雨が降り、家の前があっという間に川になりました。
9月8日
ハロン湾ツアーが終わり、
ローさんといっしょに、バスで、帰りました。
自宅近くのバス停で降りた時に、
ローさんが、家に電話してあったのでしょうか。
家に帰りつくと、もう夜8時近かったのに、
玄関のシャッターも、2枚の扉も全開にして、
灯りも全部つけて、
そこに笑顔のタムさんが立っていました。
「おかえり~~^^」
ああ、家に帰ってきたんだな…。
そう、思いました。
ハノイには、私が帰る家があるんだ、と。
「ごはん、できてるよ。
すぐに食べて。」
テーブルには、すぐに食べられる状態で、夕食が用意されていました。
煮魚(サバ)、骨付き豚肉のカリカリ揚げ、野菜炒め、野菜と豚肉のスープ
今日も、おいしいごはん。
ごちそうさまでした。^^
(つづく)
【ハロン湾のおまけのお話】
ハロン湾ツアーの手漕ぎ舟で、
遊覧しているときのことです。
同じ舟に乗っていたAさん。
実は、ハロン湾に来るのは、
2回目だったそうです。
「前にこの舟に乗ったとき、
漕ぎ手の女性が歌を歌いだして。
で、みんなで喜んで拍手したら、
『チップくれ』って言うんですよ。
しょうがないから、あげたら、
また歌い始めて、
終わったら、また、『チップ』。
結局、3回、歌って、
3回もチップとられたんです。」
「えっ そんな人がいるの?
それはひどいねえ。」
と、4人で話していたら、
突然、漕ぎ手の男性が、歌を歌い始めました。笑
「ちょっとちょっと、歌いだしちゃったよ~。
どうしよう…。」
ここで歌をほめて、チップを要求されては困ります。
私、とっさに言いました。
「全員で、聞こえないふり、しましょう! 爆」
冗談みたいですが、本当の話です。笑
そんなわけで…。
漕ぎ手のおじさんが歌う中、
私たち4人は、景色に見とれているふりをして、
(いやっ ほんとに景色には見とれておりましたが。笑)
歌も、聞こえないふり。
どうなることか…。
と、内心ドキドキした瞬間でした。
でも、私たちが全然反応しないので、
興味がないのだろう、と思ったのか、
おじさん、いつの間にか、歌うのをやめました。
そして、
ことなきを得ました。^^
おじさんは、ただ歌いたくて歌っただけなのかもしれません。
ほんとうのところは、わかりません。
でも、これから小舟に乗る予定の方のために、
この話は、ちょっと書いておきたいな、と思いました。
漕ぎ手さんが歌い始めたら、
みなさんはどうしますか?
チップ覚悟で、拍手してあげるのもいいと思います。
でも、3回もチップを要求されたら、
ちょっと困りますよね。(苦笑)