MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
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ベトナム家族旅行:
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小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
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定年でもベトナム。ハノイで始める、お仕事日記 25 - 私が帰る家(2019年9月8日/8日め)

2019年9月19日 早朝、滝のような雨が降り、家の前があっという間に川になりました。


9月8日


ハロン湾ツアーが終わり、
ローさんといっしょに、バスで、帰りました。


自宅近くのバス停で降りた時に、
ローさんが、家に電話してあったのでしょうか。
家に帰りつくと、もう夜8時近かったのに、
玄関のシャッターも、2枚の扉も全開にして、
灯りも全部つけて、
そこに笑顔のタムさんが立っていました。


「おかえり~~^^」


ああ、家に帰ってきたんだな…。


そう、思いました。
ハノイには、私が帰る家があるんだ、と。


「ごはん、できてるよ。
 すぐに食べて。」


テーブルには、すぐに食べられる状態で、夕食が用意されていました。

煮魚(サバ)、骨付き豚肉のカリカリ揚げ、野菜炒め、野菜と豚肉のスープ


今日も、おいしいごはん。
ごちそうさまでした。^^


(つづく)


【ハロン湾のおまけのお話】
ハロン湾ツアーの手漕ぎ舟で、
遊覧しているときのことです。
同じ舟に乗っていたAさん。
実は、ハロン湾に来るのは、
2回目だったそうです。


「前にこの舟に乗ったとき、
 漕ぎ手の女性が歌を歌いだして。
 で、みんなで喜んで拍手したら、
 『チップくれ』って言うんですよ。
 しょうがないから、あげたら、
 また歌い始めて、
 終わったら、また、『チップ』。
 結局、3回、歌って、
 3回もチップとられたんです。」


「えっ そんな人がいるの?
 それはひどいねえ。」


と、4人で話していたら、
突然、漕ぎ手の男性が、歌を歌い始めました。


「ちょっとちょっと、歌いだしちゃったよ~。
 どうしよう…。」


ここで歌をほめて、チップを要求されては困ります。
私、とっさに言いました。


「全員で、聞こえないふり、しましょう! 爆」


冗談みたいですが、本当の話です。笑


そんなわけで…。
漕ぎ手のおじさんが歌う中、
私たち4人は、景色に見とれているふりをして、
(いやっ ほんとに景色には見とれておりましたが。笑)
歌も、聞こえないふり。


どうなることか…。
と、内心ドキドキした瞬間でした。


でも、私たちが全然反応しないので、
興味がないのだろう、と思ったのか、
おじさん、いつの間にか、歌うのをやめました。


そして、
ことなきを得ました。^^


おじさんは、ただ歌いたくて歌っただけなのかもしれません。
ほんとうのところは、わかりません。


でも、これから小舟に乗る予定の方のために、
この話は、ちょっと書いておきたいな、と思いました。


漕ぎ手さんが歌い始めたら、
みなさんはどうしますか?


チップ覚悟で、拍手してあげるのもいいと思います。
でも、3回もチップを要求されたら、
ちょっと困りますよね。(苦笑)

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