南ベトナム11日間 カントーを歩く 22 - カイラン水上マーケット⑤ ココナッツキャンディー工場(2026年4月7日/4日め)

2026年4月7日 カイラン水上マーケットで。(ベトナム・カントー市カイラン地区)
4月7日(月)- 4日め
カイラン水上マーケットに来ています。
私たちが乗った船は、
川の中央に停泊していましたが、
フルーツやドリンクを売る小舟が
次々とやってきて、
味見しては楽しむことができました。
カントーは、さすが、フルーツの名産地。
収穫したばかりの果物は、
どれも新鮮で食べごろ。
そのみずみずしい味わいは、
南ベトナムならではのものでした。
同じ川で見かけた船は、
お店屋さんばかりではありませんでした。
こんな船にも出会いました。運搬船です。

ビニール袋に小分けしてあるのは、収穫したばかりのザボンのようです。これから、それぞれの取引先に納入していくのでしょうか。

私たちがホテルやレストランで
あたりまえに食べているフルーツは、
こんなふうにして
毎日運ばれてくるんだなぁ…。😊
この船は、フルーツといっしょに、大きいセメント袋のようなものに入ったのも積んでいます。さらにうしろには、たくさんの運搬船団が続いていました。

3艘の運搬船がつながって進んでいます。

たくさんの荷を積んだ船。これも、大小2艘がつながっています。よく見ると…、

ワンコもいるよ!🤣

お店屋さん用の小舟に、3人の乗客を乗せています。これは、個人でチャーターした観光用の船。MIYOの想像ですが、3人で割るとして、たぶん料金は、ひとりあたり2000円くらいかな…?

前方から、新たな船団がやってきました。これは運搬船ではなく…、

観光船です。

下流(ニンキエウ埠頭の方向)に向かっているので、おそらく、私たちよりもずっとずっと早い時間に出発し、観光を終えて帰路についているのだと思います。

私たちの船の船長さんです。^^

船長さんの隣りに立って、船首から写真を撮らせてもらいました。おや? 船が進路を変えて、岸に向かっているようです。

船は岸にどんどん近づいて…、

着岸。岸と言っても、ここは陸地ではなく、水上に造られたお店でした。

お店の壁に、
「LỎ KẸO DỪA」と書いてあります。
lò:かまど、工房、作業場
kẹo dừa:ココナッツキャンディー
つまりここは、
ココナッツキャンディー製造所です。
ツアーを申し込んだカウンターには、
・カイラン水上マーケット
・米麺工場
・メコンデルタ特産品(メコン魚醤工場)
・果樹園
と書いてありましたが、
どうやら行き先が変わったようです。
(船の会社が途中で変わったからでしょうか?)
まあ、メインは水上マーケットなので、
その他はどうでもいいです。笑
ココナッツキャンディー製造所の内部です。奥にカフェがあり、その左側が製造所になっています。

キャンディー工場だからあたりまえですが、作りたてのキャンディーがいっぱい並んでいました。


ベトナムのココナッツキャンディーは、
そのほとんどが、
小さな家内制工場で造られます。
原料のココナッツミルクから炊き上げて、
飴状になったものを、
手作業で切り、包んでいきます。
子どもたちといっしょに、初めてベトナムを旅行したときにも、ココナッツキャンディー工場を見学しました。大鍋でココナッツミルクを炊き上げているところです。このとき、子どもたちは13歳(中2)でした。(2009年7月27日 ベトナム・ミトー)

奥の方に、棒状の飴が並んでいます。これを包丁で小さく切り、ひとつずつ紙に包んでいるところです。

なにもかもが手作業でした。もう17年も前のことですが、おそらく現在も、作り方は変わっていないのでは…。

コロナ禍のあとの2023年。
4年ぶりに再訪したベトナムで、
2019年にホームステイしていた家の、
チョンさんとタムさんに会いました。
そのときの日記です。
4年ぶりのベトナム。北部から中部へと歩いた18日間 13 - チョンさん、タムさんの新しい家(2023年6月15日/2日め)
ハノイに行くたびに、タムさんがどっさりと
お土産を持たせてくれるのですが、
このときにいただいたお土産の中に、
ココナッツキャンディーがありました。
いただいたお土産の、これはほんの一部。高級チョコレートとココナッツキャンディーです。(2023年6月30日)

「パンダン入りココナッツキャンディー」と書いてあります。中のキャンディーのサイズは、2009年と同じ。外装箱と中のキャンディーが逆さまになっているのも、いかにも手作業らしいです。笑

ココナッツキャンディーには、
パンダンが練りこまれていました。
2019年にホームステイしたとき、私が、
「パンダンのお菓子が好きです。
でも、日本にはパンダンがないんです。」
と言ったのを、
タムさんは覚えていてくれたのでしょうか。
ベトナムのココナッツキャンディーは、
庶民的なお菓子で、
スーパーなどであたりまえに買える、
ごく普通のキャンディーです。
けれど私にとっての
ココナッツキャンディーは、
17年前から現在に至るまでの
ベトナムのさまざまな思い出がつまった、
なつかしい、なつかしい、
特別なお菓子になっています。
(つづく)