コロナでもウポポイ3。札幌2週間ホテル暮らし 56 - ウポポイ④(国立アイヌ民族博物館 - 特別展「ビーズ」② / アカ族の男の子)(2021年11月7日/5日め)
(2022/05/11 14:30記)
1997年年6月1日 タイの少数民族・アカ族の男の子(1歳10か月)
11月7日(日)
ウポポイ(民族共生象徴空間)の
中核施設と言える、
国立アイヌ民族博物館
(アヌココロ アイヌイコロマケンル ソンコ)
に来ました。
まずは、特別展示の「ビーズ」を見学しています。
たくさんの首飾りたち。
そしてビーズをつないだ、糸です。写真は、アイヌ民族が作った、イラクサの糸と繊維です。この糸から、弓の弦や男性が盛装時に着用する刀掛帯なども造りました。
そして展示は、「ビーズを使った衣装」へと移ります。
反対側からも撮りました。^^
やはり、アイヌ衣装のきっぱりとした美しさは、際立つものがあると思います。
ロシア・コリャークの上衣と靴です。トナカイ皮にたくさんのビーズが縫い付けられています。
台湾・パイワン族の衣装です。たくさんのガラスが縫い取りされています。
台湾・日月潭にある、九族文化村で、パイワン族の家屋を訪ねたことを思い出しました。このときは住居しか見なかったのですが、こんなすてきな衣装の人たちが住んでいたんですね。🙂(2019年1月3日)
パイワン族の家の中で、座ってくつろいでいる長男です。笑
このときの日記です。
この衣装がどこのものなのか、説明パネルを撮り忘れたので確認できません。でもわかります。グリーンランドです。
以前に、これとよく似たのを、北海道立北方民族博物館(網走市)で見た覚えがあります。上の写真では、フードを後ろにたらしているのですが、下の写真では、フードを持ち上げ、その大きさがよくわかるようになっています。これは、カナダ・グリーンランドのカリブー・イヌイト族女性用衣装です。背負った子どもと共有する大きなフードは、防寒着としての機能性も高いものです。(2021年6月27日 網走市・北海道立北方民族博物館)
このときの日記です。
タイ・アカ族の衣装です。拡大してご覧ください。ガラスやタカラガイが、ビーズとしてたくさん縫い付けられています。
アカ族の衣装は、
黒地に赤い差し色が入るのが特徴です。
これに、ビーズや古いコインなどを
じゃらじゃらと縫い付けます。
実は、ウチにもいるんですよ。
アカ族の男の子。
コレです。笑 30年くらい前にタイを旅行したとき、アカ族の村で買った子ども用の衣装です。かわいいでしょ?笑←親ばか。(1997年年6月1日 のんたん1歳10か月)
めちゃくちゃ親ばかでスミマセン。😅
30年前は、夫とふたりで、
中国、タイ、ビルマ、ラオス、
ベトナム、カンボジア…と、
少数民族の村ばかり訪ねて歩いてました。
特にタイは大好きで、
20回以上行っていると思います。
ウポポイに来て、アカ族の衣装を見ながら、
私たちにもそんな日々があったことを
思い出しました。
(つづく)