コロナでも青森。奥入瀬の春の流れを追いかけて 14 - 青森屋・「青森四大祭りのショー」②(2021年5月13日/1日め)
2021年5月13日 青森屋・みちのく祭りやで。(青森県三沢市)
5月13日
青森屋で、毎晩開催されている、
「青森四大祭りのショー」
に来ています。
所要時間は約40分で、
津軽三味線に続いて、
五所川原立佞武多(ごしょがわらたちねぷた)
弘前ねぷた
八戸三社大祭
青森ねぶた
の演奏や踊りを見せていただきました。
ショーでは、それぞれのお祭りについて説明してくださったのですが、たくさんありすぎて、わけがわからなくなってしまいました(スミマセン)。なので、写真とそれぞれのお祭りの特徴を簡単にご紹介します。😅
【青森ねぶた】
青森県青森市で、8月2日から7日に開催される祭りです。青森ねぶたには、大型ねぶた、子供ねぶた、地域ねぶたがあり、毎年、延べ200万人以上の観光客が訪れます。一回の開催にかかる費用は、約2億2000万円だそうです。囃子方のかけ声は、「ラッセラー」。(以下7枚、画像をお借りしました)
【弘前ねぷた】
青森県弘前市で、8月1日から7日に開催される祭りです。弘前ねぷたには、扇ねぷた(扇型)と組ねぷた(人形型)があり、総数約80台(県内最多)のねぷたが運行されます。大勢の市民が、武者絵が描かれた山車を引いて市内を練り歩きます。囃子方のかけ声は、「ヤーヤドー」。
【五所川原立佞武多(ごしょがわらたちねぷた)】
青森県五所川原市で、8月4日から8月8日に開催される祭りです。構造は、青森ねぶたと基本的に同じですが、その名の通り、高さが20m強にも達する巨大な山車が運行されます。囃子方のかけ声は、「ヤッテマレ」。「ヤッテマレ」は津軽弁で、標準語の「やってしまえ」に近い意味です。
【八戸三社大祭】
青森県八戸市で、7月31日から8月4日に行われる神社神道の祭礼です。20数台の華麗な人形山車が、神社の氏子として八戸市中心市街地を巡行します。期間中は、105万から140万人程度の観光客が訪れます。
ショーが始まりました。
右側の山車に、灯りがともりました。弘前ねぷたの「扇ねぷた」です。
弘前ねぷたの山車は、豪壮だけど、どこか品があります。
4つの祭りの音楽や踊りを、順に観せていただきました。
こちらは、八戸三社大祭の華麗な人形山車。太鼓を叩いている人が、山車の一部のようです。笑
そして青森ねぶたの山車に灯りがともりました。「頼政御所に鶴を射る」とあります。「源頼政の鵺(ぬえ)退治伝説」によるもののようです。
青森ねぶた・跳人(はねと)の衣裳を着た女性が登場しました。上から、花笠、浴衣、たすき、帯、しごき、おこし、足袋、草履。
最後は、青森ねぶたのパーフォーマンスです。
観客もいっしょになって、「ラッセラー、ラッセラー」と掛け声を合わせながら、約40分のショーが終わりました。とても楽しかったです。^^
ショーの後は、舞台に上がり、
それぞれの山車の前で、
写真を撮らせていただけました。
弘前ねぷた~。上品で素敵。^^
青森ねぶた~。迫力があります。
八戸三社大祭の人形山車。
「青森四大祭り」なんて、
そんな言葉があるのさえ、
知りませんでした。
夏になったら、青森県の各地で、
こんなお祭りが開催されるんですね…。
すごいなあ、青森県。
お祭りの時期はほぼ同じなので、
スケジュールを調整すれば、一度の旅行で、
4つ全部をいっぺんに見ることも、
不可能ではありません。
…などと、
無謀なことを考えてしまったのは、
多動夫にはナイショです。🤣🤣
(つづく)