全盲難聴・のんたんの冬休み 4 - 歯医者さんとS園のクリスマス(2018年12月26日・4日め)
2017年4月1日 おとうさんとウクレレ教室に行きました。(全盲難聴・のんたん 21歳)
12月26日(悲劇の日まで、あと2日)
長男は、盲学校の高等部を卒業後、
S園に入所しました。
以来、生活の基盤は、S園にあります。
自宅に暮らしているときは、
病院には、親が連れて行きました。
(ヘルパーさんやボランティアさんが
連れて行ってくださることもあります。)
が、S園に入所してからは、
風邪や花粉症など、日常生活で必要な通院は、
すべて、S園の方が同行してくださいます。
(本当に、助かります。(╥_╥))
ただし、例外もあります。
長男が小さい頃からお世話になっていて、
なかなか他の病院に変えたくないような状況の場合は、
親が連れて行くようにしています。
この日にでかけた、「歯医者さん」も、そのひとつです。
水道橋にある東京歯科大には、
長男が小学校のときから、お世話になっています
ここには、障害のある子どものための窓口があるからです。
「歯科通院」と言っても、
長男に虫歯があるわけではありません。
でも、半年に一回、歯のチェックをしていただいています。
歯については、S園でも、歯磨き指導と虫歯チェックに
力を入れてくださっているので、
親とS園で、二重にチェックをしているようなものです。
でも、歯は一生もの。
たいせつに、守ってやりたいと思うのです。
おかげで、今回も、特に問題はなく、
また半年後に検査することになりました。^^
ということで、
この日のおでかけは、「歯医者さん」。(笑)
夫が写真を撮り忘れてきたので、
写真のない日記になってしましました。
「歯医者に行きました」
と書くだけではちょっとサビシイので(苦笑)、
別記事で投稿しようと思っていた、
「S園だより」を、いっしょに掲載します。
クリスマス祝会のようすの記事です。
【S園だよりから(2019年1月1日発行)】
12月13日に行われたクリスマスは、S園の基本精神を創立から伝える大切な行事で、今年は100回目の記念となりました。
第一部「礼拝」では、記念講演をいただきました。
(中略)
第二部「祝会」は、聖歌隊37名による、温かな歌声で開会。第100回を記念した演劇は、「イエスの生涯」「降誕」「山上の説教」「十字架と復活」を、四施設総勢23名の有志で行いました。四施設の合同劇は、初めての試みでした。
出演者全員が力を出し切った、100回記念に相応しい、素晴らしい出来栄えに、神様の祝福を感じる、心温まるクリスマスとなりました。
有難うございました。
第三部「会食」で、園生が楽しんだ、クリスマスディナーです。
お祈りをささげてから、いただきました。
S園は、キリスト教が運営している施設なので、
クリスマスは、大切な行事です。
毎年、礼拝だけでなく、
園生によるキリスト教劇などの発表も行われます。
でも、園生のいちばんの楽しみは、お食事(だと思います^^)。
ことしのクリスマスディナーも、
心づくしのお料理がふるまわれました。
お料理は、園内の厨房で準備したものです。
キッシュなど、園が運営する障害者作業所レストランで作ったものも
提供されます。
おいしそうですね。^^
2017年12月のクリスマス。みんなで歌い、長男はカホンを叩きました。
(つづく)