MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
http://limings.muragon.com/tag/?q=2019%E5%B9%B49%E6%9C%88-10%E6%9C%88%E3%80%80%E3%83%99%E3%83%88%E3%83%8A%E3%83%A0&p=4 
をご覧ください。
ベトナム家族旅行:
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小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
http://limings.sweet.coocan.jp/

全盲難聴・のんたん ウクレレ発表会(2024年10月27日)

2024年10月27日 ウクレレ発表会で。(長男 29歳)


10月27日(日)


9月7日から再開できた、ウクレレ教室。
9月、10月の計6回のレッスンで、
猛特訓していただきました。
のべ10人以上のボランティアさんに
同行していただき、
みなさまに支えていただきながら、とうとう、
ウクレレ発表会の日を迎えることができました。


朝7時に、自宅を出発しました。

長男もはりきっています。

高田馬場駅に着き、会場の「BASS ON TOP ダンススペース高田馬場」まで歩いていきました。

プログラムによると、全部で19曲が演奏されます。長男はなんと、いちばん最後でした。😮


これまでのウクレレ発表会では、毎回、
たくさんのボランティアの方々が、
応援にかけつけてくださいました。


コロナ直前のウクレレ発表会では、6人のボランティアさんが来てくださいました。
このときの日記です。
全盲難聴・のんたん ウクレレ発表会 2 - 6人のボランティアさん(2019年6月30日)


が、今年は、久しぶりであったことと、
会場の規模が縮小されたとのことだったので、
ちょっと勝手がわかりません。
なので、ボランティアさんはお招きせず、
私と夫のみが参加することにしました。


長男、すぐにも演奏したくて、うずうずしています。😄

他の方が演奏している間も、「つぎ?」「(演奏して)いいですか?」と、何度も尋ねていました。

演奏が終わるたびに、「あと〇人だよ。」と教えると、ようやく納得。^^

プログラム19番。ようやく、長男の番です。先生といっしょに、演奏席へ。

のんたん、がんばれ。

まずは、先生といっしょにチューニング。

長男の耳もとで話しかけるナオ先生。

「のぞみくん、始めるよ。」

まずはごあいさつ。先生といっしょに、「みなさん、こんにちは~!」。

演奏が始まりました。

親バカ写真、連発でスミマセン。😅

長男、ノーミスで飛ばしています。😄

そして、曲のアウトロへ。

長男は最後まで、楽しそうに弾いていました。^^

そんな長男を見守っている、ナオ先生。

こうして、約4分間の演奏が終わりました。

最後は、先生といっしょにごあいさつ。お辞儀をして終わりました。

この日の長男の演奏は、こちらからお聞きいただけます。
https://youtu.be/2zBr9GHki5A

全盲難聴・のんたんのウクレレ発表会 「ダイヤモンド」241026 Deaf-blind Nozomi


上の動画には映っていないのですが、
この直後、長男は、
前に置かれたマイクに手を伸ばしました。
そしてマイクを握り、
「ありがとうございましたーー!」
と、大きな声で言ってくれました。


演奏したあとで、長男が自分の意思で、
「ありがとうございましたー!」
なんて言ったのは初めてのことです。
驚きましたが、同時にそれは、
微笑ましい瞬間でもありました。


大勢の人の前で、演奏できたこと。
みなさんから、拍手をいただいたこと。
長男はそれが、
とてもうれしかったのだと思います。


ウクレレを習って、
ほんとうによかったね…。


最後に、ナオ先生からのごあいさつ。「今年の発表会で、のぞみくんがもどってきてくれたのが、とてもうれしいことでした。」と話してくださいました。



(このときの、ナオ先生のブログです。)
ウクレレな毎日♪:2024年10月29日
NAOウクレレスクール発表会2024♪
高田馬場にウクレレ教室を開いて
お蔭さまで7月で21周年を迎えることができました。
今年も感染症対策を取りながら、
ささやかに発表会を開催することができました。
2024年10月27日 日曜日 朝 8時30分開演 
発表会のドレスコードはマスク

音楽は目に見えなくても、
みんなの心は丸見え♪


ナオ先生といっしょに。先生と巡り会えたことで、長男の人生はより豊かに、楽しいものになりました。


こうして、ウクレレ発表会が終わりました。
9月、10月と、2か月にわたって、
たくさんの方々が、
レッスンに通う長男といっしょに
長い道のりを歩いてくださいました。
ボランティアのみなさまのおかげで、
長男は発表会で、とても楽しそうに、
そして堂々と、演奏することができました。


みなさまに、心から、お礼申し上げます。
ほんとうに、ありがとうございました。


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