MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
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をご覧ください。
ベトナム家族旅行:
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小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
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涼風の栃木へ。星野リゾート 界 川治に泊まった2日間 9 - 里山の懐石料理②(2024年8月22日/1日め)

2024年8月22日 「星野リゾート 界 川治」で。(栃木県日光市)


8月22日(木)


「界 川治」での、夕食のつづきです。


前回は、先附け、煮物椀、宝楽盛りの八寸、お造り、酢の物をいただきました。

ごちそうを前に、写真の撮りっこ。おいしいものをいただいて、ふたりともうれしそうです。^^


そして、このあとにいただいたお料理です。


揚げ物:
稚鮎の揚げ物二種、野菜の天婦羅(オクラ、とうもろこし)、レモン

蓋物:
湯葉饅頭の金目鯛包み

器は有田焼だそうです。

焼物:
和牛と玉ねぎたまり漬けの陶板焼き

テーブル上で焼き上がった、熱々の和牛です。

お肉はやわらかくて、たまり漬けのいいお味が浸みていました。^^

お肉が焼き上がった頃に、土鍋ごはんも運ばれてきました。

ふっくらと炊き上がっています。^^

食事:
里山土鍋ごはん、留椀、香の物

お味噌汁の実は麩と干瓢。ごはんもお味噌汁もおいしかったのですが…、

このお漬物が、もうおいしくて。お土産に買って帰りたかったくらい。笑

甘味:
界 川治特製 ミルクムースと季節の果物、花豆 
これは夫のデザートだったのですが…、

MIYOのデザートはこうなっていました。😄

一番上にあるのは、チョコレートでできたお祝いプレート。その下が花豆です。

そして花豆が盛られた蓋を取ると、下にミルクムースが…。


この日は8月22日。
MIYOの誕生日は7月だったのですが、
予約時に、
「誕生日のお祝いで宿泊」
の欄にチェックを入れたような気がします。
でもずいぶん前のことだったので、
自分でもそれを忘れていました。😅
本人が忘れていたのに、
お祝いプレートをいただいて、
なんだか申し訳なかったのですが、
うれしかったです。^^


そういえば、「界 ポロト」に泊まったときは、夫の誕生日を祝っていただいたのを思い出しました。
コロナでもポロト湖。星野リゾート 界 ポロト スイートを無料で楽しむ 10 - 「界 ポロト」で晩ごはん②(2022年6月20日/4日め)

これは、「界 津軽」の夕食で、MIYOがいただいたお祝いプレート。(2023年7月12日)


お誕生日の頃に「界」に泊まると、
いいことがあるみたいです。😊


このときもお祝いしていただき、うれしい夕食になりました。


食べログでは、「界 川治」は、
「料理旅館」のカテゴリーに入っています。
その言葉に間違いはなく、
最初から最後まで、丁寧に料理された
素晴らしいお料理をいただきました。


お料理はすべて、残さずいただきました。
でも、土鍋ごはんだけが
土鍋に残ってしまって…。
とてもおいしいごはんで、
ふたりとも2回お代わりしたのですが、笑
それでも食べきれませんでした。


でも大丈夫。残りは、折詰にして、お土産の袋に入れて持たせてくださいました。😊

そして夕食の最後にもうひとつ、お誕生日のお祝いに、とうれしいプレゼントをいただきました。レザー調の小さなアルバムです。

開くと、中はこうなっていました。

ひょうたんランプが灯る、里山工房の写真。

そして、この日の私たち。^^


最後まで、うれしい心配りをいただきました。
ごちそうさまでした。^^


(つづく)


(おまけ)


「界 ポロト」でプレゼントしていただいたアルバムです。^^
コロナでもポロト湖。星野リゾート 界 ポロト スイートを無料で楽しむ 13 - チェックアウト(2022年6月21日/5日め)

涼風の栃木へ。星野リゾート 界 川治に泊まった2日間 8 - 里山の懐石料理①(2024年8月22日/1日め)

2024年8月22日 「星野リゾート 界 川治」で。(栃木県日光市)


8月22日(木)


温泉に入ってきた夫、
お土産に、アイスキャンデーを
持って帰ってくれました。^^


湯あがりの夫は、「ごろんとソファ」に寝っ転がってくつろいでいました。😄

夜7時半。夕食の時間になったので、2階の食事処へ。両側に灯りのともった通路の先にあります。

中に入ると、たくさんの個室が並んでいました。

私たちが案内された部屋です。

テーブルの敷き紙には、「あじさい」が描かれていました。あじさいは梅雨時の花かと思っていましたが、夏の季語だったんですね。^^

写真ではわかりにくいですが、敷き紙には美しい文様がありました。

そしてお献立の和紙はさらに美しく、銀の羽根が舞っているようでした。

夕食は、「栃木の里山を感じさせる会席料理」でした。この地域ならではの素材を、季節によって変えながら、遊び心あふれる会席にしているそうです。


この日担当してくださったのは、Bさん。
珍しいお名前だったので、お訊ねしたところ、
韓国籍の方でした。


そう言えば、
「界 ポロト」で担当してくださった女性も、
韓国からいらした方でした。
「父が韓国人で、母が日本人です。」
と言われたので、
「日本に就職されて、
 お母様は喜ばれたでしょう。」
と言うと、
「はい。でも父は悲しんでいました。」
と笑わせてくれました。
「界 ポロト」での、すばらしい夕食の日記はこちらです。
コロナでもポロト湖。星野リゾート 界 ポロト スイートを無料で楽しむ 9 - 「界 ポロト」で晩ごはん①(2022年6月20日/4日め)


この日のBさんも明るい方で、
「私の名前を気にとめてくださって、
 ありがとうございます。
 国籍は韓国なんですが、
 生まれも育ちも日本で、
 韓国語は全然できません。」
と笑わせてくださいました。


Bさんはイケメンの好青年でしたが、
そう言えば、昨年泊まった「界 津軽」でも、
担当してくださったCさんは、
イケメン好男子でした。
星野リゾートでは、
イケメンを揃えているのでしょうか…。😮(アホ)


まずはビールで乾杯。キリン 一番搾りプレミアムをいただきました。

先附け:
白干瓢手毬寿司
黒干瓢クリームチーズ

栃木名産の干瓢を巻いたお寿司。初めていただきましたが、おいしい。^^ 黒干瓢とクリームチーズも意外な取り合わせでしたが、ワインが飲みたくなりました。笑

煮物椀:
鱧真薯、青紅葉麩、順才、茗荷

一見、お吸い物かと思いましたが、これは煮物椀でした。鱧の真薯も初めていただきましたが、絶品でした。ふんわりとしてまろやかで、海老真薯よりもずっとおいしい。^^

つづいて登場したのは、宝楽盛り。

Bさんが撮ってくださった写真です。^^

宝楽盛りには、さまざまな料理が並んでいて、見るのも食べるのもとても楽しいお膳でした。まずは、左上のかご盛り、八寸から見て行きます。

八寸:
上から、トマトと海老の琥珀寄せ、海老と青菜の松風、オクラの和え物、炙り太刀魚寿司、つぶ貝柔らか煮、ずんだ 黄身まぶし、そして右下にあるのが、養老豆腐 雲丹。

「トマトと海老の琥珀寄せ」と「養老豆腐 雲丹」です。絶品でした。


小さな空間に詰められた、
たくさんのお料理。
どれを食べてもおいしい。^^
どれだけの手間がかかったことでしょう…。
日本料理はすごい、
と、いつも感動します。


お造り:
宝楽盛りの右上にあった、お造り3種です。醤油または辛子味噌でいただきます。
この日は、岩魚、鱒、湯葉。それぞれが盛られたお皿は、益子焼だそうです。岩魚のお刺し身も初めていただきましたが、すっきりとしたおいしさでした。

酢の物:
山の恵み 三杯酢
冬瓜、枝豆、木耳などを、さっぱりといただきました。


お料理はまだまだ続くのですが、
長くなりましたので、このあとは次回に。


(つづく)

涼風の栃木へ。星野リゾート 界 川治に泊まった2日間 7 - 待望の温泉タイム(2024年8月22日/1日め)

2024年8月22日 「星野リゾート 界 川治」で。(栃木県日光市)


8月22日(木)


「星野リゾート 界 川治」に来ています。
里山工房で烏山和紙漉き体験を楽しんだあとは、
さらに、施設内の探索を続けました。
(こんなことやってるから、なかなか、
 お部屋の中でのんびりできないんですけどね…。🙄)


早くお部屋の中でゴロゴロしたいのは
やまやまなのですが、
でもやっぱり、ここはのぞいておきたい、
ということで、
次はライブラリーに行きました。


界シリーズには、必ずと言っていいほど、
ライブラリーが造られています。
このエリアでは、飲み物をいただきながら、
旅や地域に関する本を楽しむことができます。


これは「界」ではありませんが、星野リゾート 青森屋の囲炉裏ラウンジです。東北の古民家のようなしつらえ。
コロナでも青森。奥入瀬の春の流れを追いかけて 4 - 青森屋(囲炉裏ラウンジ、西大門と渋沢公園)(2021年5月13日/1日め)

北海道白老・「界 ポロト」のライブラリーは、白樺林のイメージで造られていました。
コロナでもポロト湖。星野リゾート 界 ポロト スイートを無料で楽しむ 6 - ご当地楽「イケマと花香の魔除けづくり」(2022年6月20日/4日め)

そしてこちらが、界 川治の「トラベルライブラリー 納屋」です。

中はゆったりとした空間が広がっています。奥に見えているのはショップなのですが、工芸品が並んでいて、まるでギャラリーのようでした。

窓の外に広がる、樹木の鮮やかなグリーン。天井には、木組みを設けることによって高さを押さえてあり、温もりを感じられる空間になっています。

飲み物はセルフで。夫の後ろに少しだけ見えている壁には、県内で採掘される大谷石を一面に貼ってあり、県内工芸家の作品を並べてありました。

コーヒーマシンの隣りにはハーブティーが置いてあります。一日の活力をもたらす「グッディハーブ」、安眠作用のある「スリープウェルハーブ」のほか、就寝前の蒸し生姜湯もありました。飲み物のラインナップは、時間帯によって変わっていました。

ライブラリーで、コーヒーを飲みながら休憩。

スタッフ手作りの、川治庭マップもありました。^^


里山工房に行き、
ライブラリーでコーヒーをいただいたので、
ここでとりあえず探索を終え、
お部屋にもどりました。



このあとMIYOは、
お部屋でまったりしていたのですが、
多動夫は早速、大好きな温泉へ。🤣


大浴場と露天風呂は、建物の1階にあります。(フロントやロビーがあるフロアは2階になります。)

たまたま、他に利用している人がいなくて、ひとり占め状態だったそうです。^^

繊細な簾のようなのれんの先にあるのは…、

くつろぎのスペース。

こちらは、翌朝、夫が撮った同じ場所です。

飲み物やアイスキャンデーのコーナー。ひょうたんランプがかわいらしい。^^

飲み物は、はとむぎ茶とレモン水でしたでした。

アイスキャンデーは4種類(パインアップル、アップル、グレープ、マスカット)。

そして、レモン水の隣りに座っていた、カエルくん。^^

さて、待望の温泉です。

こちらは露天風呂。

ひょうたんランプがここにもありましたが、まだ明るかったので、灯は灯っていません。

はいりま~す。^^

とぷん。😄

気持ちよか~。笑


誰もいないのをいいことに、
夫、写真を撮りまくってますね。
今や、MIYO家の由美かおる状態です…。😔
むさくるしい入浴写真でスミマセン。😓


(つづく)

涼風の栃木へ。星野リゾート 界 川治に泊まった2日間 6 - 「烏山和紙漉き体験」(2024年8月22日/1日め)/ 盲学校の紙漉き授業(2011年11月18日)

2011年11月18日 盲学校の、紙漉きの授業で。楽しそうです。^^(全盲難聴・のんたん 16歳)


8月22日(木)


「星野リゾート 界 川治」に来ています。
チェックインし、お部屋に荷物を置いたら、
慌ただしいのですが、再びロビー階に行きました。
今度は、ロビーの隣りにある「里山工房」へ。


里山工房です。ここで、「ご当地楽」が行われています。


星野リゾート界シリーズでは、
オリジナルの特別なおもてなしとして、
「ご当地楽」が開催されます。
「宿泊した人が、
 その地域の文化や魅力を体験しながら、
 滞在を楽しんでもらえるように」
という趣旨で催されています。


「界 川治」では、
ロビー横に「里山工房」という空間があり、
そこで、
 「烏山(からすやま)和紙漉き体験」
 「きな粉づくり体験」
を楽しむことができます。


工房の左側が「きな粉づくり体験」エリアで、右側が「烏山(からすやま)和紙漉き体験」エリアになっています。私たちが宿に到着した時は、ちょうど家族連れが和紙漉きをしておられるところでした。

工房内には、石臼や民具が並べられています。

まずは「きな粉づくり体験」エリアへ。

石うすを回して、自分できな粉を作ります。

できあがったきな粉は、持ち帰ることができます。^^

多動夫、はりきって石うすを回し始めました。🤣


せっかく、きな粉を作ろうとしたのですが、
予約していた「烏山和紙漉き体験」の
時間になってしまいました。
残念ですが、きな粉はあきらめて、
隣りのエリアへ…。😓


「烏山和紙漉き体験」エリアには、那須楮(こうぞ)が入った水槽がふたつあります。

これが紙漉きの道具です。ひとり一つずついただき、自分で実際にやってみることで、「烏山和紙漉き」を体験します。

和紙漉き体験(一回20分)は17時まで開催されていて、予約制です。が、この時間に予約していたのは私たちふたりだけ。先生から懇切丁寧に教えていただきました。😄

これは、里山工房の前に置いてある、予約チケット。希望する時間のチケットを、ひとり一枚ずつ取ることができます。MIYOは、宿に着いてすぐに、案内の方から教えていただいたので、そのときに、いちばん早い時間のチケットを取ってありました。^^

できあがった和紙は、名前をつけて戸板に貼り、ひと晩かけて乾かします。

夫の作品(左)とMIYOの作品(右)。アハハ、夫のはムラになってます。

烏山和紙は、栃木県の「那須烏山」と言う地域で、1200年以上も受け継がれてきた伝統工芸品です。那須楮(こうぞ)を原料に、昔ながらの技法で漉いた和紙は分厚く丈夫なので、今でも、県内の学校の卒業証書などに使われているそうです。


この「烏山和紙漉き」は、
作物がとれなくなる冬に、
農家の兼業として、盛んに営まれてきました。
その製紙所は、
最盛期には数百件あったと言われていますが、
現在は1軒を残すばかりだそうです。


先生から、
「これまでに、
 紙漉きを見たことがありますか?」
と訊かれました。
「やったことはありませんが、長男が全盲で、
 盲学校で紙漉きをしていたので、
 見たことはあります。」
と答えると、びっくりしておられました。^^


ずっと忘れていましたが、
「ああそうだった。
 長男も、学校でやっていたなあ…。」
と思い出したので、帰宅してから、
高等部の頃の写真を探してみました。
ありました。^^


写真の日付は、2011年11月18日(金)。
長男は16歳でした。
盲学校高等部1年のときの、
授業参観でのようすです。
この日MIYOは、うれしさのあまり、
たくさん写真を撮ってしまいました。😄
(いつも親ばかでスミマセン。)
とても長いのですが、お時間のある方は、
ご覧いただけたらうれしいです。^^


【長男の参観日(16歳/高1)】


 1時間め 体育
 2時間め 数学
…と、朝からずっと見せていただいて、
写真を撮っているのですが、
あまりにもたくさんあるので、ここでは、
 3時間め 生活「紙漉き」
の時間の写真を掲載します。
授業では、長男が紙漉きをするところを、
楽しく見せていただきました。



紙は、点字タイプライターの練習用紙など、
学校で使った紙を細く切って、
有効活用していました。
ミキサーを回すときの長男、
楽しそうです。笑



大きなじょうごやボトルホルダーなど、
「見えなくてもひとりでできるように…」
という工夫が、随所に見られます。^^


最後にミキサーをかたづけて、今日の授業はおしまいです。


盲学校の紙漉き作業は、単なる体験ではなく、
大切な実習のひとつでした。
卒業後、障害者作業所に入所し、
紙漉き作業に従事する場合もあるからです。


見えなくても、卒業後にできる仕事として、
少しずつでも、その子の可能性を増やしていく。
紙漉きの授業には、
先生方のそんな思いがこめられていました。


授業では、長男が紙漉きをするようすを、
楽しく見せていただきました。
でもそれは、授業であると同時に、
職業訓練でもあったのだと思います。


「紙漉き」は、先生方の工夫がつまった
貴重な授業だったのですが、私は、
見えなくて聞こえない世界に
たったひとりでいた、
赤ちゃんの頃の長男のことを思うと、
ただただうれしくて…。
ここまで指導してくださった先生方にも、
感謝でいっぱいでした。


こんなことができるようになったんだね…。😊
と感動しながら眺めていた、授業参観の一日。
もう、13年も前のことになってしまいました。^^

涼風の栃木へ。星野リゾート 界 川治に泊まった2日間 5 - ひょうたんランプのロビーでチェックイン(2024年8月22日/1日め)

2024年8月22日 「星野リゾート 界 川治」で。(栃木県日光市)


8月22日(木)


「星野リゾート 界 川治」に到着しました。


エントランスを入り、さらにその先にある、長屋門。

門の奥には水車が見えました。

この水車の奥には、「紅琉庵」という水車小屋があります。中は畳が敷かれていて、自由に入り、くつろぐことができるスペースになっています。

その周囲に広がる、静かな庭。「胡桃の森」という名前だそうです。

さて、長屋門を入ると、左方向にゆったりとした坂が続いていて…、

つきあたりをさらに右に曲がります。宿泊棟までのアプローチが長いのは、北海道の「界 ポロト」と似ています。

もう一度左に曲がって、ようやく宿泊棟に着きました。ちなみに、この小径の先には足湯があるそうです。自由に利用できると説明されましたが、滞在中はのんびりするのに忙しくて、結局足湯にはいかずじまい。笑

ちなみにこんなところのようです。眼前に流れる男鹿川を見下ろしながら、足湯を使えるそうです。(画像をお借りしました)

そして宿泊棟の中へ。広い玄関アプローチには、美しい花が飾ってありました。

まずは、ロビーに案内されました。100個のひょうたんランプが飾られた、美しいロビーです。飾り棚のある部分がショップで、その奥がライブラリーになっています。

これは夜に撮ったもの。窓にひょうたんランプが写って、幻想的な空間になっていました。ひょうたんは「界 川治」のシンボルだそうで、施設内の随所にひょうたんがあしらわれていました。

チェックインはフロントではなく、このロビーで、外の景色を楽しみながら行われます。

このときに、このあとのアクティビティなどについても説明していただきます。

眼下には、男鹿川のせせらぎを眺めることができました。

さて、待望のお部屋に行きます。お部屋は「花菱の間」。いただいたキーも、ひょうたんがついたレトロなキーでした。^^

ドアを開け、靴を脱いであがると、まずは前室があります。さらに進んで、ベッドルームへ。

わあ…。広い~。^^

ベッドには、界オリジナルマットレス「ふわくもスリープ」が採用されているそうです。

さらに窓際には、まるでベッドのような「ごろんとソファ」が置かれています。「ここにごろんと寝転んで窓からの景色を楽しんでいただきたい。」という意図で作られたものです。

部屋の外の景色です。

窓際にはもうひとつ、掘りごたつが造られています。

洗面所はダブルボウルで、この隣りが浴室になっています。

冷蔵庫の上もチェック。

「日光の雅」というお菓子でした。

アメニティ類です。界シリーズでは、アメニティが風呂敷に包まれて置いてあります。柄は同じですが、色は施設ごとに変えているようです。

これは、北海道白老の「界 ポロト」でいただいたアメニティ。
このときの日記です。
コロナでもポロト湖。星野リゾート 界 ポロト スイートを無料で楽しむ 5 - 神窓のある部屋 / おいしかったイヨマンテ(2022年6月20日/4日め)

こちらは、「界 津軽」のアメニティ。(2023年7月13日)


風呂敷が付いているのは、
「大浴場に行くときに、
 この風呂敷で着替えを包んでお持ちください。」
ということなのだろうと思います。


この風呂敷。なにかもったいなくて、笑
毎回、使わないで持ち帰るので、
新品のままで、家にたくさんしまってあります。


風呂敷って、披露宴の引出物とかでもいただくし、
使う機会がない割には、
地味に、家の中に貯まっていきます。
立派なので捨てられず、困っていましたが、
ここ数年、ようやく利用方法を思いつきました。


それは、
「外国の方へのプレゼントを、
 風呂敷に包んでお渡しする。」
…ということです。
つまり、風呂敷は風呂敷として活用する、
っていうだけのことなのですが。^^
差し上げる時に見栄えがするし、
日本らしくて、受け取った方も
喜んでくださいます。^^


MIYOの場合は、ベトナムへ行くたびに、
お土産を差し上げたい人がたくさんいるので、
最近は、風呂敷の出番も多くなりました。


たとえば、一辺が20㎝くらいの、
でっかい「寿」という文字が、
白く染め抜かれた、紺の風呂敷。
日本では使い道に困っていましたが、
海外に持って行くと、
これがシャレたアイテムに見えてくるんですよ。笑
この巨大な風呂敷には、お古ですが、
子どもたちの衣類やおもちゃをたくさん包んで、
ベトナムにまで持って行きました。
かつてハノイで働いていたときの、
同僚の甥御さんに、とお届けしたら、
とても喜んでくれました。^^


今回、界 川治から持ち帰った風呂敷も、
当面は家に置いておきますが、
いつかベトナムに持っていくんじゃないかな。😄


私たちが宿泊した「渓流和室」は4人用の客室で、広さは50㎡。

とても広いお部屋だったのに、なぜかふたりとも、この掘りごたつに座っていることが多く、ちんまりと過ごしていました。


次回は、星野リゾート名物、
ご当地楽のアクティビティに行きます。


(つづく)