MIYO'S WEBSITE-全盲難聴のんたんの育児記録と卵巣ガンで思ったこと

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは23歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。

全盲難聴・のんたんの冬休み 2 - ジュエリーフェアとカラオケパセラ(2018年12月24日・2日め)

2018年12月24日 カラオケパセラ上野公園前店で。(全盲難聴・のんたん 23歳)


12月24日(悲劇の日まで、あと4日)


長男の冬休み、2日めです。
長期休暇で長男が帰宅すると、
必ず一回はでかけている、カラオケパセラ。
この日も、長男の帰宅に合わせて、
予約を入れてありました。
パセラは、普通のカラオケ屋さんよりはちょっとお高いけれど、
お料理がおいしいので、気に入っています。


ちょうど同じ日に、予約していたパセラのすぐ近くで、
ジュエリーフェアが開催されていて、
MIYOも招待状をいただいていました。
はい。
広い会場に、宝石がたくさん並べられていて、
行くとお土産とお食事がもらえるっていう、
アレです。


どうせ、カラオケに行くついでだし、
お土産がもらえるので、ということで、
カラオケの前に、MIYOだけがジュエリーフェアに寄っていくことにしました。
ところが、いただいた招待状には、
「クリスマスランチ2名様分」のチケットが同封されていたのです。


なににつけ、「タダ」に弱い私。
お食事券があるなら、ということで、
長女も連れて行くことにしました。
11時にジュエリーフェアに行き、
さくっと宝石を見て、タダのランチをいただいて、
急いで戻れば、1時からのカラオケには間に合う、
と思ったのです。
これが、敗因となりました。


私だけなら、ついうっかり、宝石なんて買ったりしないんです。
「いりません。」
って、きっぱり断れるのです。
でも。
この日は、わが娘がいっしょでした。(苦笑)


かわいらしい、ダイヤのリングを見せられたとき、
「あ~ そういえば、23歳になるのに、
 長女に指輪のひとつも、買ってあげたことがないなあ・・・」
なんて、気がついてしまったのです。
就職のお祝いも、あげてなかったし、
などと、余計なことを、いろいろ思い出してしまったんですね・・・。
(ちなみに長女は、就職してからずっと、
 毎月5万円を家に入れてくれています。ええ娘や。)


で、いきなり、
「おかあさん、これ、買ってあげるよ。」
と言ってしまいました。
懸命に固辞する、長女。
このムスメ、親のしつけが行き届きすぎて、
ぜいたく品をほしがらない子に、育っております。(苦笑)


いらない、という娘と、
買ってあげたいと思ってしまった、母(苦笑)。


で、夫に電話をかけて相談すると、
「いいよ、買っても。オレ、ボーナス出たし。
 それ、オレがあみちゃんにプレゼントするから。」
ですと。
「私には、なんにもないですけど」とは、言いませんでしたが(爆)。


・・・ということで、長女へのクリスマスプレゼントに、
ダイヤのリングを、お買い上げ~。


自分用には、宝石なんていらない、って思うんですけど、
ムスメのためとなると、こんな暴挙をやってしまったことに、
我ながら、あきれました(苦笑)。
タダでごはんを食べに来ただけのつもりが、
えらく高くついた、クリスマスランチになりました。
お食事はおいしかったんですけどね。^^


来年から、ジュエリーフェアに、
長女を連れて行くのはやめよう、
と思ったのは、
言うまでもありません・・・(苦笑)。


ジュエリーフェア会場内のレストランで、ランチをいただきました。思いがけず、ダイヤのリングなんて買われて、そのうえきれいなレストランに連れて行かれて、緊張気味の長女です。笑

コーンスープ

ミニステーキ、帆立と白身魚のポワレ、サフランライス

デザート盛り合わせ

お土産は、レオニダスのチョコレートでした。

長女とふたりで、上野公園の隣りにある、カラオケパセラに急ぎました。

カラオケパセラのロビーで待っていると、長男と夫もやってきました。

パセラ店内のあちこちにある、インドネシア風の調度品は、バリから職人を招いて作らせた物だそうです。

家族4人だけなのに、10人用の広いお部屋に通されました(笑)。クッションやシャンデリアのある、かわいいお部屋でした。

長男、はりきって歌います。

タンバリンを叩きながら、熱唱。

長女も歌います。

パセラ名物のハニートースト。この日はイブだったので、クリスマスバージョンにしました。

ガパオライス


いつもはフルコース料理を注文するのですが、
今回は、お昼をすませてから行ったので、
フリードリンク5時間+お料理2品のみにしてみました。
4人で歌うと、5時間歌っても苦にならないですね。^^
さすがに、長女は疲れたようで、
途中からいねむりしていましたが(笑)。


たくさん食べて歌って、楽しい一日でした。^^


(つづく)

全盲難聴・のんたんの冬休み 1 - GOHANに集合(2018年12月23日・1日め)

2018年12月28日 新宿・ビックカメラに行きました。(全盲難聴・のんたん 23歳)


12月23日


ようやく「イタリア日記」が完結し、
つづいて、「台湾日記」が始まります。
が、その序章として、まずは、ずっと書きそびれていた、
「のんたんの冬休み日記」から始めたいと思います。


ふだんはS園で生活している長男が、
冬休みで、我が家に帰って来たのは、12月23日でした。
今年の冬休みは、1月6日まで。
なんと、15日間もの、長い長い、冬休みです。


夫も、私も、そして今や長女も、フルタイムで働いています。
日中、家には誰もいなくなりますが、
障害のある長男を、ひとりで残していくわけにはいきません。


そこで、冬休み中は、夫と私が交代で休暇をとりながら、
長男といっしょに、家の中で過ごしたり、おでかけしたりして、
なんとかのりきっていくことになります。


毎回のことですが、長期休暇で長男が帰宅するたび、
「どうやって楽しく過ごそうか?」
と、夫婦で知恵を絞り、
スケジュール表を作成します。^^


今年の冬休み中で、特筆すべきイベントは、
 ・家族で居酒屋めぐり
 ・MIYOの骨折
でした。
そして、どたばたしているなかで、
「台湾家族旅行」が始まってしまいました。


そこで、これまでの「イタリア日記」とは趣向を変えて、
今回は、長男の冬休み日記とからめながら、
台湾家族旅行の思い出を、お話したいと思っています。
今回は、その初日のできごとです。


朝8時半に、夫は家を出発しました。
S園まで、長男を迎えに行くためです。


S園では、長期休暇で園生が帰宅する日に、
全国から、保護者が迎えに来ます。
そこで、お迎え日に合わせて、
朝11時から「保護者会」が開催されるのが、
慣例となっています。


保護者会の際には、たいてい、「お楽しみ」も用意されています。
たとえば、
 ・園が運営している、グループホームや作業所の見学会
 ・園生の旅行時のビデオ鑑賞会
 ・園内給食の試食会
などです。
今回の「お楽しみ」は、
「『体育の授業』と『園生のお部屋』の見学」でした。^^


まずは、「体育の授業」です。
この日は、マット運動だったそうです。
長男の写真を、夫が撮ってきてくれました。


先生が見守る中、長男の前転が始まります。「よ~い、はじめ~。」

くるん!

「しゅうりょ~う」

「はい、ポーズ!」


続いて、お部屋見学です。
S園では、ひとつの部屋を「田」の字に分割し、
4人で使用します。
下の写真は、その一人分のスペースです。


ある園生のお部屋です。壁の収納の中に、お布団をしまいます。タンスなど、家具は作りつけです。引き出しの中には仕切りがあり、目が見えなくても、所定の場所に衣類をしまえるようになっています。

別の園生のお部屋です。


15年くらい前ですが、MIYOも、
お部屋を見学させていただいたことがあります。
そのときも今回も、
たたみはきれいに掃除されていて、
「我が家よりも整理整頓ができているなあ・・・」
と思いました(汗)。


さて、保護者会と見学会が終わり、
長男を連れて、夫がS園を出発したのは、午後2時半でした。
いつもなら、マイカーでそのまま連れて帰るのですが、
今回は、電車です。
この日の夜は、夕方5時に、家族全員が、
上野の居酒屋さんに集まることになっていたからです。


この日、予約をいれてあったのは、
GOHAN 上野浅草口店
です。


イタリア料理を出す、レストランバーですが、
和民系列のお店で、お値段もカジュアルなのが、気に入っています。
そのうえ、このときは、楽天ペイのキャンペーンで、
3割引になるとのことだったので、
勇んででかけました。^^


バーニャカウダ

アヒージョ

お肉料理盛り合わせプレート

骨付きラムのグリル

ブイヤベース

ピザ(クアトロフォルマッジョ)

ナスとベーコン、チーズのパスタ

デザート各種

そして、ワインはイタリアのキャンティ。

久しぶりに会った長男も、いっぱい食べました。

そして、楽天ペイでスマホ決済。3割引きだったので、実質、4人で7000円くらいでした。ファミレスと、あまり変わりません。こんなに食べたのに!笑 さすが、ワタミ系。^^


この年末は、スマホ各社がキャンペーンをやっていて、
あちこちのお店で、3割引でお食事することができました。
そこで、その特典を利用して、
長男が帰宅した日から連日、「居酒屋めぐり」を行うことに。笑
ファミレスとあまり変わらない価格で、
毎日外食を楽しめて、楽しかったです。


このあとに、悲劇が起こるとも知らず、
とりあえず、ワインを美味しくいただく、MIYOなのでした。


(つづく)

骨折でもイタリア。シチリアを歩く、9泊10日のおトク旅 66(最終話) - 日本へ。そして新連載へ。(9-10日目)

2019年1月23日 南イタリア・アルベロベッロで。


1月26日


バチカン近くのカフェで買ってきたピザにワインと言う、
我が家にしては豪華なランチをすませ、
空港掲示板を見守りました。


帰りのフライトは、14時55分発、アリタリアAZ784便です。
搭乗案内が始まりました。


名残惜しさでいっぱいです。

運よく、3人席に夫とふたりで座ることができました。^^

離陸すると、すぐに、こんな雪山が見えました。

4時を過ぎて、一回目のお食事です。洋食は、ラザニアにティラミス。

和食は、豚肉の生姜焼きに、スモークサーモンのサラダ。

まずはイタリアのビール。その後は、タダのイタリアワインを飲みまくりました。^^
結局、16時間ものフライトで、またもワインを一本分、飲んだと思います。笑

長いフライトだったので、イギリス映画を2本、韓国映画を1本、観ました。

長旅で、だんだん足がむくんできたので、真ん中の空席を利用して、足を伸ばしてみました。

軽食は、ハンバーガーでした。おなかがいっぱいだったので食べられず、これはお持ち帰りになりました。(このバーガーは、帰国した日の夜、長女と3人での晩ごはんになりました。)



1月27日


映画を3本観て、ワインをのみまくっているうちに、
日付が変わりました。
*最終日が機中泊なので、ほんとうは、「9泊10日」ではなく、
 「8泊10日」とするべきでした。
 途中で気がついたのですが、今さらタイトルを変えられず、
 結局、「9泊10日」のタイトルでおしきってしまいました。(すみません)


朝食です。おいしく、全部いただきました。^^


そして・・・。
1月27日の午前11時10分。
私たちが乗った飛行機は、成田空港に到着しました。


転倒して骨折したのは、12月28日のことでした。
そのときに、医師から、
「靱帯剥離骨折、全治一ヶ月」
と、診断されていました。


今日は、1月27日です。
はい・・・。
「全治一ヶ月」と言われた、その一ヶ月を満了したのが、
日本に帰国した日でした。
過密スケジュールで、あちこちを歩き回った10日間でしたが、
いつのまにか、私の右膝は、「全治の日」を迎えていたのでした。


まだまだ、おぼつかない足ではありますが、
普通に歩けるようになる日も、そう遠くないことでしょう。^^


今回をもちまして、
このイタリア日記を完結とさせていただきます。
全部で66話、2ヶ月以上もの連載になってしまいました。(苦笑)


 全66話のブログで掲載した写真の数 1090枚
 掲載しきれなかった写真の数 900枚


こうしてみると、すごい数ですね。
長い長い連載でしたが、ブログを読んでくださった方々、
コメントをお送りくださった方々。
そして、ナイスをくださったたくさんの方々に、
心から、お礼申し上げます。
みなさまのおかげで、最後まで書き続けることができました。
どうもありがとうございました。


(おわり)


10日間で飲んだワイン: 18本
ここまでのおトク度:
(個人で同じ旅行をした場合のひとり分の費用を、ざっくりと試算してみました。
 価格は、私が直感で勝手に決めたもので、たいした根拠はありません。)
勝手な見積額合計: 250000円
ちなみに、この10日間のツアー代金は、ひとり169800円でした。

*想像していたよりも、はるかに、はるかに、おトクなツアーでした。^^


(おまけ1)
掲載しきれなかった写真です。


1月22日 シラクーサ・古代ローマの円形闘技場で。

1月16日 サン・ピエトロ大聖堂の前で。

1月26日 バチカン市国。サン・ピエトロ広場

1月26日 バチカン市国。サン・ピエトロ広場。


(おまけ2)
2月23日は、最後の通院日でした。
ここで、完治と診断していただきました。


お世話になった病院の前で。

骨折した右足だけで、からだを支えて、アラベスク 笑。
こんなこともできるようになりましたよ~。^^

この日で、松葉杖ともお別れです。2回の海外旅行を乗り切った、大事な大事な相棒でした。最後は、なでなでして、病院にお返ししました。



そして・・・。
新たな連載が始まります。
その名も、


骨折でも台湾。家族で食べ歩いた、4泊6日のおトク旅。
(近日スタート 笑)


えっ 台湾? 骨折? 治ったんでしょう?
はい・・・。(爆笑)


台湾は、「骨折でもイタリア」の前のお話です。
実は、MIYOは、松葉杖で台湾にもでかけておりました。
出発したのは、骨折してわずか3日後のことです。
空港では、車いすでの、搭乗でした(爆笑)。
無謀というほか、ございません(汗)。


このときは、夫婦ふたりのツアーではなく、
なんと、手引きが必要な長男まで一緒の家族旅行で、
それも、ツアーでなく、個人旅行


こんな足で行けるわけがない、と思いながら、
やぶれかぶれの出発で、
相変わらずの、てんやわんや。
最後に、驚きのできごとも待っています。
いっしょに楽しみながら読んでいただければ、
うれしいです。^^


【これまでの旅日記】

2017年6月 夫婦で台湾・3泊4日でおいしいものめぐり 全32話


2017年12月 家族でベトナム・おいしいものを食べるベトナム8日間おトク旅 全100話


2018年8月 夫婦でタイ。高級ホテルに泊まる、タイ3泊6日のおトク旅 全43話


骨折でもイタリア。シチリアを歩く、9泊10日のおトク旅 65 - 空港ロビーでもう1本(9日目)

2019年1月26日 バチカン市国。サン・ピエトロ大聖堂の前で、ハトくんたちと遊びました。


1月26日


夫にせかされながら、
バチカン市国の入り口までもどりました。


バチカンに着いたのは、朝8時ごろでしたが、
このときは、10時半を過ぎていました。
見学者の数は、さっきよりも増えていたし、
周囲のお土産物屋さんの屋台も、
品物を並べ終わっていました。
バチカンは、これから混雑していくようです。


バチカン市国の入り口。


心配性の夫は、時間が気になっています。
11時半までに、ホテルに戻らなければなりません。
午後のフライトで日本に帰るのですから、
遅れるわけにいかないのです。


それなのに!
夫、いきなり、
「オレ、トイレに行きたいんだよ。」
と言いだしました。(爆)
そこで、来るときに見かけた、ちょっとかわいいカフェで、
トイレをお借りすることに・・・。



カウンターでカプチーノをひとつ頼み、
夫はそのまま、トイレへと消えていきました。


カプチーノを飲みながら待っていた私は、
早速、店内のあれこれを観察し、
ショーケースに入れられているお料理の数々をチェック。^^


まあるいピザ。全部、種類が違います。上の段には、サンドイッチ。

しかくいピザ。右から、揚げナスとトマト、スモークサーモン、そしてキノコ・・・。

そして、チーズとベーコン、大きなサラミ、生ハムとキノコ・・・。ピザだけでいったい何種類あるの?笑

こちらは、麗しきサンドイッチの数々。

ハムが炸裂しそうに入っている、サンドイッチ。右端は、ラップサンドですね。


我慢できなくなって、
「キノコのピザ」と「揚げナスとトマトのピザ」を、
カウンターで注文しました。
持ち帰りたいと言ったら、
オーブンでアツアツにしたものを、
包んでくれました。
わあい。^^


この日のランチは、空港で、
各自が勝手に食べることになっていました。
でも、空港の食事は高いので、
ここで買ったものをお弁当にして、
空港のロビーで食べよう、という計画です。


あつあつのピザを包んでもらいました。


・・・ってことで、
時間がなかったはずなのに、
カフェで遊んでしまったので、
ますます時間がなくなりました。


地下鉄で帰ることはあきらめて、
タクシーを奮発することに。
でも、もう11時前です。やばい。(汗)


タクシーに乗りました。


「11時半までに、帰れるよね?」
「ん~、たぶんね。」


などと話し合っていたのですが、
あと少しでホテル、という頃になって、
大渋滞です。
渋滞に巻き込まれたままで、10分経過。
タクシーのドライバーさんも、いらいらしています。
もう、このときは、ほんとうに心配しました。
ホテルで待っている皆さんをお待たせして、
迷惑をかけてしまうんじゃないか、と・・・。


11時20分になり、ああ、もうだめか、と思った頃、
ようやく、車が流れ始めました。
私たちのタクシーも動き始め、
やがて、渋滞の原因になっていたらしい場所まで来ました。
そこには、ぶつかって大きくへこんだ車が・・・。


ああ、これが原因だったのね・・・。
と、通り過ぎようとしたとき、
タクシーのドライバーさんが、いきなり窓を開けました。
そして、
「ぶあっかやろうーーーーー!!」
と、大声で罵声を浴びせて通り過ぎたので、
もう、びっくり。


自分の車がぐちゃぐちゃになり、
落ち込んでいるであろう人にむかって、
この罵声。
すごいものを、見てしまいました。(苦笑)


そのあとは、ドライバーさんが車をとばしてくれ、
時間ぎりぎり、11時28分に、
皆さんが待つホテルに到着することができました。


旅なれた方々ばかりなので、集合時間に遅れる人はいません。
もちろん、全員が荷物を前に、
ロビーでスタンバイしています。
私たちは、もちろん、ビリでした・・・。笑
(あ、でも、遅刻はしていませんからね、一応。)


添乗員・Oさんが、私達が着いたことを確認し、
それを合図のように、全員が立ち上がり、
待機していたバスに乗り込みました。
夫も、倉庫に預かってもらっていた荷物を引き取り、
バスに預けます。


ほっとひと安心して、添乗員・Oさんに、
「私たち、すごいものを見ちゃいました。」と、
さきほどの顛末を話しました。
「でね。その運転手さん、事故った人に向かって、
 ばっかやろ~って怒鳴ったんですよ。」
と言ったら、Oさん、


「あ、それは、イタリアでは、普通ですね。^^」


えええ?(爆笑)
Oさんによると、
イタリアで事故って渋滞でも起こそうものなら、
通り過ぎていくほかの車から、
次々に、罵声を浴びせられるそうです。
ひゃ~っ(汗)


などと、驚いているうちに、到着しました。
レオナルド・ダ・ヴィンチ(フィウミチーノ)空港です。


空港に到着。手には、バチカン前のカフェで買ったお弁当が(笑)。

パスポートチェックを終え、免税店へ。イタリアでは消費税が20%なので、ここで買うと「2割引き」ってことになります。

チーズなど、買ってみました。^^

夫はやっぱり、ワイン売り場から出てきません。爆


お買い物を終えてから、イスに座って、
カフェで買ってきたお弁当を広げました。
朝ごはんが6時半だったし、
もう午後1時に近くなっていたので、
お腹がすいています。
免税店で買ったワインをさっそく開けて、
「キノコのピザ」と、「揚げナスとトマトのピザ」
を、ほおばりました。
どちらのピザも、日本ではあまり見かけないものを、
と選んでみたのですが、
特に、「揚げナスとトマトのピザ」の方が、
超絶おいしかったです。^^
けっこうなボリュームで、
充実のランチになりました。^^


イタリアで飲む、最後のワイン(17本目笑)です。


(つづく)


ここまでに飲んだワイン: 17本
ここまでのおトク度:
(個人で同じ旅行をした場合のひとり分の費用を、ざっくりと試算してみました。
 価格は、私が直感で勝手に決めたもので、たいした根拠はありません。)
空港への移動 2500円
ここまでの合計: 250000円
ちなみに、この10日間のツアー代金は、ひとり169800円でした。

骨折でもイタリア。シチリアを歩く、9泊10日のおトク旅 64 - バチカンのハトくん(9日目)

2019年1月26日 バチカン市国。サン・ピエトロ広場で。


1月26日


前回、第64話で、
この連載が完結した、と思った方も
いらっしゃるのではないでしょうか。


はい。
そうなんです。
もう、ほとんど終りです。(苦笑)
でも、書き残しておきたいお話が、
まだ、残っています。
なので、もう少しだけ、
おつきあいいただければ、うれしいです。^^


さて。
サン・ピエトロ大聖堂のてっぺんまで上がり、
ローマの景色を堪能しました。



いったん上がったものは、
いつかは、降りなければなりません・・・。
ということで、
さっきとは別の、「下り専用」の階段を、
とことこと下りていきました。


階段の幅が狭くて、松葉杖をつくスペースがないので、帰りは、一本を夫に持たせ(苦笑)、一本だけを自分で持って、おりていきました。

サン・ピエトロ大聖堂の1階フロアに戻りました。モザイクも彫刻も、すごいです。

朝来たときよりも、ずいぶん、見学者が増えています。

MIYOでなくて、床の美しいモザイクをご覧下さい。^^


このあと、「宝物殿」のようなところに入って、
これまた絢爛豪華なお宝の数々を見ました。
(撮影禁止だったので、写真がありません。)


私「あのさ。当時は、貧しい人たちからお金を集めて、
  そのお金で、こんなすごいお宝をいっぱい買ったんだよね?
  自分たちのやってることに、疑問を感じなかったのかな?」
夫「だから、宗教改革が起こったんだろ。」


なるほど。
キンキラキン、豪華絢爛の、法王の法服を見ながら、
神様の前でそんな話をする、
ばちあたりな、私たちです。(苦笑)


正面の入り口まで、戻りました。この扉の向うが、サン・ピエトロ広場です。

大聖堂の外に出ました。写真は、サン・ピエトロ広場です。


このまま帰ろうとしたのですが、
大聖堂の前に、一羽のハトがいることに気がつきました。
旅行中、野良犬くんにあげるため、
私はいつも、ポケットにパンを持ち歩いていたのですが、
ちょうどこのときも、パンを持っていました。
(私のおなかあたりが膨らんでいるのは、
 ふとっているからポケットにいつもパンを入れているからです。)


前日の昼食の残りだったパンは、
既にかちかちになっていました。
それを、少しだけ、ハトの前に投げてみると、
ハトくん、「つん、つん」とついばんで、
クビをふりながら、じょうずに食べ始めました。
それに気がついたのでしょう。
他のハトくんたちも、われもわれもと、降りてきました。^^


みんなでなかよっく、食べに来い~♪


楽しくなってきて、
結局、ポケットの中にあったパンを、
全部、床にぶちまけました。


大聖堂の前で、夢中でパンをついばむ、ハトくんたちです。


バチカンには、「ハトのえさ」などというものは売っていないので、
ハトくんたちにエサやりなんかしているのは、MIYOだけ。^^
おもしろ~い。


そのまま、ハトくんたちをずっと見ていたかったのですが、
「早く行かないと、間に合わなくなるよ!」
と、夫にせかされ、やむなく、その場を離れました。


バチカンのハトくんたちと、
もっと遊びたかったなあ・・・。^^


(つづく)