2025年3月15日 メコン川を眺めながら、ランチ。(ラオス・ルアンパバーン)
3月15日(土)- 2日め
メコン川のほとりのレストランで
遅めのランチをいただいたあとは、
町の中心部に向かって、30分くらい歩きました。
夫は、おもしろい植物を見つけるとすぐに引っかかってしまうので、なかなか進めなかったりしますが…。😔
左:かなり成長したガジュマル。
右:「ブラシの樹」というそうです。
ブラシの樹は、花がほんとに、コップを洗う時のブラシみたい。笑
こうしてウロウロしているうちに、林の奥に建物が見えました。ようやく、めざす「ルアンパバーン国立博物館」に到着したようです。
【ルアンパバーン国立博物館】
ルアンパバーン市内の中心部で、かつては王宮として使われていた建物が、現在は博物館になっています。1909年に建設されたもので、「王宮博物館」とも呼ばれている通り、1975年まで、実際に王宮として使用されていました。博物館では、王国時代のラオスについての展示を中心に、王宮での生活を再現した部屋を見学できます。
もともとこの建物は、ラオスとフランスの友好を象徴する場所として建てられた歴史があります。そのため、アジアらしい建築様式をもちつつも、フランスのスタイルを融合しており、ほかに類を見ない外観が特徴です。また、王宮時代の庭園もそのまま残してあり、巨大な蓮の池や石像が並んでいます。
私たちは、まぬけなことに、林の中の裏口(通用口)から敷地内に入ってしまったため、ぐるりと歩いて、旧王宮の正面玄関の方へ行かねばなりませんでした。通常は、この写真のような、敷地の正門(下の写真)から入ります。すると、目の前に旧王宮の正面玄関があります。
こちらが旧王宮の正面玄関。現在の博物館の入り口にあたります。
旧王宮の周囲を歩いてみました。元は王様が住んでいただっただけあって、瀟洒な造りです。
博物館の内部は撮影禁止のため、
写真はありません。
【博物館の内部】
館内には、当時の王族の生活がそのまま再現されています。王室時代の家具や美術品、装飾品などが展示されていて、当時の豪華な暮らしぶりがうかがえます。また、諸外国から送られた贈答品なども展示されています。
博物館に入る前に、
かばんなどの持ち物はすべて、
ロッカーに預けなければなりません。
そのロッカーのある建物は、
博物館とは別の場所にあり、
たいへんわかりにくい構造になっています。
また、博物館は土足厳禁で、
入り口で靴を脱がなければなりません。
見学のシステム自体がわかりにくいので、
靴を脱いでから、
「カバンを預けてきなさい。」
と係員から言われる人もいて、
入り口エリアは混乱していました。
王宮時代の庭園も、当時のままに残してあり…、
巨大な蓮の池や石像が並んでいました。
グリーングレープフルーツ(日本のザボンのようなもの)の大きな実がついた樹がたくさんありました。そういえば、ハノイのタンロン王城遺跡にも、この実がたくさんなっていました。「王宮にはザボン」なのでしょうか。笑
そのときの日記です。
4年ぶりのベトナム。北部から中部へと歩いた18日間 52 - タンロン王城遺跡⑦ 後楼(2023年6月18日/5日め)
このグリーングレープフルーツ。
食べたことがあります。
ハノイのレストラン「ニャー・ハン・ゴン」で、
デザートに出てきました。
見かけは単なるザボンなのですが、
甘くてすっごくおいしかったです。^^
そのときの日記です。残念ながら、デザートの写真はありません。
定年でもベトナム。ハノイで始める、お仕事日記 113 - ニャー・ハン・ゴンでベトナム料理(2019年10月13日/43日め)
そして、庭の奥に見えてきたのが、黄金の祠(パバーン像安置祠)です。
【黄金の祠(パバーン像安置祠)】
ラオスで最も崇高なパバーン仏が祀られています。パバーン仏は、14世紀に、クメール王朝(現カンボジア)からファーグム王(ラオス初の統一国家を樹立した王様)から贈られたもので、ルアンパバーンの人々の精神的な支柱として大切にされてきたそうです。仏像はインドで作られたもので、純金製。毎年4月のラオスのお正月の3日間だけ、隣のワット・マイに移されます。ちなみに祠内は写真撮影禁止です。
この黄金の祠ですが、
前日、ナイトマーケットの途中で、
夫が寄り道した場所です。
そのときの日記です。
34年ぶりのラオス、そしてタイへ。歩き続けた12日間 14 - ナイトマーケット② 黄金の祠と、ルアンパバーン ベーカリーで晩ごはん(2025年3月14日/1日め)
同じ場所に2回も来てしまいました…。
「今日来ることがわかっていたのなら、昨日、疲れているのにわざわざ寄る必要はなかったじゃないかーーー。」と、またまた夫に怒りそうになりました。
「いいじゃん。何回来たって。」
と、夫はしれっと言ってましたが。(アホ)
(つづく)