MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
http://limings.muragon.com/tag/?q=2019%E5%B9%B49%E6%9C%88-10%E6%9C%88%E3%80%80%E3%83%99%E3%83%88%E3%83%8A%E3%83%A0&p=4 
をご覧ください。
ベトナム家族旅行:
https://limings.muragon.com/tag/?q=2017%E5%B9%B412%E6%9C%88%E3%80%80%E3%83%99%E3%83%88%E3%83%8A%E3%83%A0
小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
http://limings.sweet.coocan.jp/

4回めの台湾。台北から新竹へ 4 - 永静廟と、雙連市場で朝ごはん①(2024年12月9日/2日め)

2024年12月9日 永静廟で。グリーンのタイルが印象的でした。


12月9日(月)- 2日め


台湾に来て2日めの朝です。
朝8時半に、ホテルを出発しました。


台北のホテルでは、節約して、
「朝食なし」のタイプを予約していました。
なので、起きてから、
まだなにも食べていません。


「台湾にはおいしいものがたくさんあるので、
 ホテルで朝食を食べなくても大丈夫。^^
 街を歩きながら、
 そのへんで適当に食べよう。」
と、決めていました。


市場に向かって歩いていたら、ちょっと変わったお寺を見つけました。

永静廟です。


【永静廟】
主神は孚佑帝君。呂洞賓とも呼ばれており、台湾では関羽に並ぶ人気の神様です。孚佑帝君はご利益が多く、健康(癒)、勝負ごと、勉学(特に試験)、お金(砂金採りの神とされています)、そして美容師・理容師の守護神、文具業者の守護神、また夜の仕事の女性の守護神とされています。幅広いご利益があることが、人気がある所以かもしれません。


門からお寺の入り口までは橋のようになっており、左右には池が造られています。

MIYOの後ろの壁面をよく見ると、美しいタイル張りになっています。

これは、お寺の入り口を守る獅子。必ず、左にメスがいて、右がオスになっています。

そしてお約束のように、左のメスは子どもを抱き、右のオスはお金を握りしめています。^^

獅子の後ろの壁や柱も、タイルで美しく装飾されています。

ひとつひとつのタイルの表面に施されている模様も、お見逃しなく。^^

お寺の内部です。

柱や天井の随所に、タイルが使われていました。


モザイクタイルが美しい永静廟を後にして、
さらに歩きました。


このあたりから、路上のお店が増えてきました。色とりどりのフルーツが並んでいます。

中央の赤いのはドラゴンフルーツ(火龍果)。その右で、百香果と書いてある箱には、パッションフルーツが入っていました。

巨大なドラゴンフルーツ。MIYOの手のひらよりも大きいみたい。笑

ほどなく、雙連市場に到着。通路の両側にお店がひしめいています。


【雙連市場】
「ローカルグルメ」の宝庫と言われている市場です。伝統的な台湾の朝ごはんや温かい麺類、たっぷりの野菜が巻かれた潤餅、お粥などを食べることができます。


葱の餅(ビン)を焼いているお店を発見。おいしそ~。笑

けっこう大きいけど、ふたりで食べれば大丈夫そう。今日の朝ごはんは、これに決定です。^^

亞麻小米蔥餅という名前のようです。1個80元(約400円)でした。

扇形に折りたたんだのを袋に入れてくれました。熱々です。めちゃくちゃおいしいです😊


実は、この雙連市場には、
8年前にも訪れています。
そのときの日記です。写真は、お鍋に入れられたアヒルさんたち。
台湾・3泊4日でおいしいものめぐり 12 - 雙連(ソウレン)市場とお土産物屋さんで試食めぐり(2017年7月1日/2日め)


ですがこのときは、ツアーだったので、
あまり時間がなく…。
ガイドさんの後をついて、
市場の通路を急ぎ足で通り抜けただけでした。
はぐれないように、と歩くのに懸命で、
あまりゆっくりと見ることができませんでした。


やはり今回のように、
一軒一軒をのぞきながら、のんびりと歩き、
気になったものは、買って食べてみる
…という歩き方のほうが、
格段に楽しかったです。^^


雙連市場の食べ歩きは、このあとも続きます。


(つづく)

4回めの台湾。台北から新竹へ 3 - 「老虎醤温州大餛飩」で晩ごはん(2024年12月8日/1日め)

2024年12月8日 蝦肉大饂飩麺と温州抄手麺です。


12月8日(日)- 1日め


ホテルにチェックインしたあと、
とりあえず晩ごはんを食べようと、
ホテルの近所をウロウロ、歩きまわりました。


ホテルの近くには、こんな風ににぎわっている居酒屋(食堂?)がいくつもありました。

店頭に並べてあるお魚たち。さすが、亜熱帯だけあって、色が鮮やかです。沖縄の魚を思い出しました。^^


ここは海鮮料理のお店。
海産物が好きなMIYOは入りたかったのですが、
夫は海産物があまり好きではありません。
台湾に着いて、いきなり海産物というのは、
夫にはちょっとカワイソウかも、
と思い、このときはあきらめました。


その後も、30分ぐらい、街の中を歩き続けました。居酒屋はいっぱいあるんですが、できればフツーの食堂に入りたい。笑

ここは、台湾からあげ「大鶏排(ダージーパイ)」のお店です。


MIYOは、鶏肉も大好きなので、
大鶏排を食べたくなりましたが、
夫は、鶏肉があまり好きではない。
…ってことで、ここもパス。
こうして書いてみると、
多動夫には食べられないものが
けっこうあるなあ…。
(めんどうなヤツです。)


仕方なく歩き続けて、たまたま見つけた「老虎醤温州大餛飩」。温州の饂飩(うどん)料理のお店のようです。


【老虎醤温州大餛飩】
台北市内に複数店舗ある、ワンタンの専門店です。店頭にある厨房で、スタッフが次々とワンタンを包んでいます。ワンタンには豚肉とエビの2種類があり、食べ方と具を、メニューの中から選んで注文します。人気の「紅油抄手」は、ゆでたてのワンタンにタレをかけて食べる料理。通常はラー油のような辛めのタレをかけますが、この店ではゴマダレをかけます。ちなみに、ワンタン1個の大きさは、日本と比べて皮は2倍、具は4倍くらいあります。餡は濃い目の味付けなので、あっさりしたスープに入れても食べ応えがあります。


「温州ってどこにあるんだろうね?」ってことで、調べてみました。中国・浙江省東南部にある、海沿いの都市でした。温州人は商才に長けており、世界各地(特にヨーロッパ)で広く活躍しているそうです。


地図で見ると、温州は台湾のすぐ近く。
船で台湾に渡り、働いて稼ぎ、
そのまま台湾に住みついてしまった人も
たくさんいたのでしょう。^^
その子孫が経営するお店なのでしょうか。


「なんかおもしろそう」
…と、ふたりの意見が一致し、
この日の晩ごはんは温州料理に決定。^^


なんとここがお店の入り口です。通りに面して、厨房があります。テイクアウトを買いに来る人が多く、Uber の配達もやっていて、けっこう繁盛していました。

ちょうど麺料理ができあがったところでした。おお、これはおいしそうです。^^ 奥にあるカップラーメンみたいなのは、テイクアウト用。

早速、店内に。壁にメニューが書いてあり、ここから選んで注文するようです。


エビワンタン麺が食べたかったMIYOは、
迷うことなく、蝦肉大饂飩麺に決定。
雲呑(ワンタン)とは書いていないけど、
たぶんワンタン麺だよね、と想像して。笑


テーブルに置いてあった注文シートに希望の数量を書き込んで、お店の人に渡します。


夫が選んだのは、温州抄手麺
「ん? 抄手麺ってなに?」と尋ねると、
「わからん。
 でも、こんなふうに、
 『文字を見ても
  なんだかわけがわからないもん』
 を注文して食べるのが、オレは楽しいんだよ。」
ですと。


えっ そうだっけ?
好き嫌いが多いくせに?
嫌いなものが出てきたらどうするの?


大丈夫かなあ…。
海鮮料理が苦手だし、
鶏肉もあまり好きでないくせに、
なにがなんだかわからないものを注文して、
ちゃんと食べられるのか?🙄
…なんて思ったけど、とりあえず、
本人の好きなようにさせてみました。
なにが来ても、私は知らないからね。😒


注文したのができあがるまで、多動夫はじっと座っていられず、お店の中をウロウロ。笑

ガラスケースの中には、小皿料理が並んでいました。食べたい人が勝手に取っていき、あとで代金を払うシステムのようです。

さて、到着しました。

MIYOが注文した、蝦肉大饂飩麺(エビワンタン麺)。105元(525円)です。トッピングの黒いものは、海苔でした。

そして夫が選んだ、温州抄手麺。同じく105元(525円)です。汁麺というより、汁で和えた麺みたい。


字を見てもなんだかわからなかったものは、
実物を見ても、
やっぱりなんだかわかりませんでした。
真ん中にどろりとかけられている、
**みたいなものはなんだろう…。
(↑コワくて文字にできない。)


「ちょっと食べる?」
と夫が言いましたが、きっぱりと拒否しました。
いつもなら、お互いに、
シェアして食べるんですけどね…。😅


「なんだかわけがわからないものがいい、
 なんて、エラそうなことを言うから、
 こんなことになるんだよ。」
とMIYOに言われて、
返すことばもない、多動夫。🤣


とりあえず、リフトアップ。麺がけっこう太め。饂飩(うどん)ですからね。^^ そして、驚くほど巨大なエビワンタンが、6個も入っていました。

ワンタンの中にはエビがぎっしりと入っていて、すごいボリュームです。

そして夫も、MIYOのまねをしてリフトアップ。(やらなくていいのに。🤣)


ちなみに。夫が食べている、
「抄手(チャオショウ)」というのは、
四川、重慶の名物料理で、
ワンタンのことなのだそうです。
それを、温州風にアレンジした料理なのかな。
上にかかっていたどろりとしたものは、
食べてみたら、
「ゴマダレ」だとわかりました。笑


写真ではわかりにくいのですが、
上のふたつの麺料理、どちらもすごい量でした。
ひとつのどんぶりに、
ふたり分の料理が入っている感じ。
夫も私も、黙々と食べ続けましたが、
7割くらい食べたところでギブアップ。
「ひとつだけ注文して、
 ふたりで食べればよかったね…。」
と話し合いました。


お料理は残さない主義の私たちですが、
さすがにここではムリでした。
残しちゃって、ゴメンナサイ…。


代金を支払っている夫の隣りで、MIYOが厨房をのぞいていると…、

お店の人が、トレーを見せてくれました。できたてのワンタンがいっぱい並んでいます。つい今しがた、MIYOがさんざん食べたエビワンタン。茹でる前の、まだふやけていない状態でしたが、すでに巨大でした。笑


お腹いっぱいでしたが、
ホテルに戻る途中で、セブンイレブンを発見。
吸い寄せられるように、店内へ。笑


カウンター横のフードたち。どれも台湾風で、めちゃくちゃおもしろいです。

台湾風の煮卵「茶葉蛋」です。


【茶葉蛋】
台湾で古くから食べられているものです。卵を、殻が付いたままの状態で煮込んで作ります。殻にヒビが入っているのは、味を染みこませるため。味付けは、主に醤油と八角。購入する際は、トングを使って買いたい分を備え付けの袋に入れ、レジに持っていきます。1個10元(約50円)。


この茶葉蛋の鍋があるため、
台湾のセブンイレブンでは、
漢方薬のような、独特の匂いがします。笑


おにぎりコーナーなのですが、おにぎりというよりも、中華料理をごはんの中に詰め込んだっぽい。笑 右からふたつめのは、「台湾加賀屋」とコラボしたおにぎりです。

パイナップルケーキの老舗、「郭元益」が、セブンイレブンとコラボして作ったお菓子のコーナーがありました。おいしそう。^^

今夜の家族宴会用に、ビールと、郭元益の「温泉塩ショートブレッド」を買いました。「瑞穂鮮乳」は、たぶん練乳ミルクのあずき入りアイスだろうと想像して買ったら、おおあたり。笑

大好きな、あずき入り練乳ミルクアイスを持って喜んでます。


1本の練乳ミルクアイスを、
夫とかわりばんこにかじりながら、
ホテルまで歩きました。


朝早く自宅を出発して、
ばたばたとあわただしかったけど、
長い一日が、ようやく終わりました。


今日も楽しかったです。^^


(つづく)

4回めの台湾。台北から新竹へ 2 - メトロで台北車站へ(2024年12月8日/1日め)

2024年12月8日 桃園空港から台北駅まで、メトロで行くことにしました。


12月8日(日)- 1日め


私たちが乗ったスクート航空TR899便は、
 成田発11:45
 台北着15:10(日本との時差は1時間)
で、飛行時間は約4時間半。
LCCなので機内食はありませんが、
搭乗前にぼてじゅうセットをいただいたので、
お腹いっぱい。^^
ひと眠りしたら、
あっという間に着いてしまいました。


台湾・桃園空港です。

前回来たときは骨折した直後で、この同じ場所を、ピーチエアの方が車いすで運んでくださったなあ…と、なつかしく思い出しました。笑
そのときの日記です。
骨折でも台湾。家族で食べ歩いた、4泊7日のおトク旅 3 - 台湾でも車イス(2019年1月1日/2日め)

サブウェイがありました。「麻辣椒」とか「青花椒」とか書いてあって、見た目はサンドイッチだけど中身は中華なのか?と想像してしまいました。^^

空港からは、MRT(メトロ)で台北中心部へ行くことにしました。ひとり300円くらいです。安い!^^

メトロの乗り場に到着。

こちらが改札口。

コイン型のトークンを買って、改札口でタッチして入場します。

とりあえず、台北車站まで行きます。漢字でだいたいわかるので助かる~。^^

メトロの中です。驚いたのは、窓の下に設けられているトレイ。ここにスマホを置くと、充電できるんです。日本より進んでます。

約40分で、台北車站(台北駅)に到着。

駅からホテルまで、それほど遠くないのですが、荷物があるので、タクシーに乗りました。

ほどなく、ホテルに到着。

agoda で予約していたVIP HOTEL。一泊36230円が7988円になっていました。さらに、一泊につき941円が、後日キャッシュバックされます。^^

予約時にモッピーを経由したので、予約した料金の5%のポイントがさらに付与されます。

フロントのスタッフは日本語がペラペラで、宿泊案内も日本語で書かれています。日本人がたくさん利用しているようでした。^^

お部屋は807号室。

ダブルベッド+シングルベッドの、トリプルルームです。

建物は古そうですが、内装はきれいにリフォームしてあり、掃除も行き届いていて、気持ちよく利用できました。^^


この時点で、夜7時になっていました。
お腹が空いていたので、
とりあえず荷物を部屋に置き、
街で晩ごはんを食べよう、
ということになりました。


(つづく)

4回めの台湾。台北から新竹へ 1 - 成田空港でぼてじゅうセット(2024年12月8日/1日め)

2024年12月8日 成田空港で、朝からお好み焼きをいただきました。


みなさま こんにちは。
12月8日から台湾に行ったのですが、
帰国して2日後には、次の旅行へ出発。
…というアホなことを続け、
昨夜、ようやく帰宅しました。
これで、今年の旅行はすべて終了です。
正直言って、ほっとしています…。😅


連載中の旅日記がいくつもあるのですが、
とりあえず、書いておかないと忘れそうなので、
今回の旅の記録を、
ざっくりと書いておこうと思います。


12月8日(日)- 1日め


12月の旅は星野リゾートへ…と企画し、
3か月前に予約していました。
(90日前の予約で、かなりお安くなるため)
なので、12月はあちこちウロウロせず、
温泉に入ってのんびりしよう…
と考えていたのです。
ところが。


HISのタイムセールで、
台湾往復航空券 32500円
というのを見つけてしまいました。


そのうえ、2000円の割引クーポンも利用できました。


ということで、なんと、ひとり30500円に。
MIYOの実家がある松山に行くより安いです。爆


そのうえ、モッピーを経由して購入したので、購入金額の1%が付与されます。^^


これなら、国内旅行よりも安いよね…。
などと夫と話しているうちに、
つい買ってしまいました。笑


ついでに言うと、
台北のホテルは、一泊8000円でした。
ひとり分は4000円くらいなので、
3泊で12000円。
そのあとに2泊した新竹シェラトンは、
ポイント利用だったのでタダ。笑
ということで、エアチケとホテル代を合わせて、
ひとり分が約42000円というのが、
今回の旅(5泊6日)のお値段でした。


とはいうものの、12月上旬に、
長男がイベントに出演する予定だったため、
それには行かねばなりません。
イベントの翌日に出発して、
星野リゾートの予約日までに帰国する
…となると、かなりタイトなスケジュールに
なってしまいました。


ふたつの旅行を一気に敢行するのは初めて。
体力が続くのだろうか…と心配でしたが、
多動夫はどこ吹く風。
「全然大丈夫。
 台湾でしっかり遊んで、
 帰国後は温泉で骨休めだよ。」
などと、いつものようにへらず口。
そんなわけで、12月は、
旅行2連発となってしまいました。😅


これまでにでかけた、台湾の記録です。
1回め:1988年5月
一週間かけて、台湾をぐるりと一周しました。

2回め:2017年6月30日から7月3日(3泊4日)
抗がん剤治療終了後の、初の海外旅行。台北と台南を歩きました。
台湾の旅日記(全31回)

三峡の古い街並みで。
台湾・3泊4日でおいしいものめぐり 5 - 三峡で牛角パン(2017年6月30日/1日め)

3回め:2018年12月31日から2019年1月6日(4泊7日)
家族4人ででかけました。
台湾の旅日記(全45回)
新幹線にも乗りました。
骨折でも台湾。家族で食べ歩いた、4泊7日のおトク旅 27 - 新幹線で台中へ。(2019年1月3日/4日め)


ということで、今回は4回めの台湾、
ということになります。
行先は、台北新竹
こんなに何度も行くと、もう台北には、
行ってないところはないのでは…、
と思いましたが、調べてみると、まだまだ、
おもしろそうなところがありました。^^
それに、新竹には行ったことがなかったので、
こちらも楽しみです。


もうひとつ、今回の旅で興味津々だったのは、
「プライオリティパス」にデビューしたことです。


プライオリティパスは、
ムラゴンでも何人かの方が利用されていますが、
年会費(75000円)を払ってメンバーになると、
「世界中の空港ラウンジで、
 タダでごはんが食べられる。」

…というものです。


75000円もの年会費を払わなくても、
指定のクレジットカードを持てば、
そのおまけとして、
プライオリティパスがもらえる場合もあります。
ただし、そのクレカの年会費は、
2万円から4万円。
年に1、2回しか海外に行かないのであれば、
あまり意味がないな、と思っていました。


ですが、MIYO家では、今回の台湾を皮切りに、
これから半年間、「月イチ海外」を予定しています。
(当然、すべてケチケチ旅行です。笑)
6回の海外旅行で、行きと帰りに空港を利用すれば、
全部で12回。
このすべてで空港ラウンジを利用するなら、
元がとれるかもしれない、と考えました。笑


このところ、三菱UFJ、楽天、JCBで、
おまけとして付与されたプライオリティパスの
制度改悪が続いており、年会費が高いわりには、
コスパがあまりよくないと聞いていました。
そこで、この3つ以外のクレカを
調べてみました。


その結果、
いちばんリーズナブルだな、と私が思ったのは、
 セゾンローズゴールド・
 アメリカン・エキスプレス®・カード

です。


コレです。若い女の子向けに企画された、ローズピンクのカードです。


若い女性向けのカードではありますが、
オジサンでもオバサンでも、申し込めます。
そして、私たちのような年金生活者でも、
審査が通りました。笑


初年度の年会費は無料。
年に1回でも、1円でも利用すれば、
次年度も無料。
つまり、実質、年会費はずっと無料です。


このカードの特典として、
上記のプライオリティパスを
申し込むことができます。
パスの年会費は11000円ですが、
他のクレカの高額な年会費に比べたら、
こっちの方がリーズナブルだと思いました。


年12回、ラウンジを利用すると想定すると、
1回あたりのコストは1000円以下に。
12回分の「飲み食いタダ」のコストとしては、
悪くないと思います。^^


ついでに言うと、ラウンジでは、
同伴者は有料になることが多く、
一回につき4000円くらい請求されます。
夫婦で利用するのに、
いちいち夫の分を支払うのは煩わしいので、
多動夫も、このクレカ+プライオリティパスを
申し込むことにしました。爆


ふたり分で22000円かかりましたが、それでも、
他の年会費が高いクレカを作成するよりは
お安くなります。


現在、ローズゴールドカードはキャンペーン中で、
50000円分のクレカ利用があると、
3000円がキャッシュバックされます。
こういうのも、見逃せません。^^


早速、ネットでこのクレカを申し込んだところ、
数分で審査が完了し、
3日後にはクレカが郵送されてきました。
その後、クレカのアプリから
プライオリティパスを申し込むと、
1週間ほどでパスが届きました。
つまり、手続きにかかった期間は、全部で約10日。
台湾への出発には十分間に合いました。


夫とふたりで、プライオリティパスを利用する、
初めての海外旅行。
空港のレストランは高いので、
プライオリティパスを利用して、
空港内のラウンジで無料で飲食できるというのは
助かります。
この、「タダで飲み食い」というのが、
MIYOは大好き。
(嫌いな人はいないと思いますが。笑)


台湾も楽しみだけど、
「プライオリティパスを利用する、
 初めての海外旅行」
というのも、すごーく楽しみでした。^^


ちなみに。
プライオリティパスがおまけでついてくるクレカは、
ほかにもいくつかあります。
それらは、多数のサイトで紹介されており、
ネットで簡単に検索できます。
ちなみに、それらのサイトのほとんどは、
 サイト経由でクレカを作った人の紹介料
を得ることを目的としてます。


ですが、このローズゴールドカードでは、
紹介料がもらえないようです。
サイト運営者の収入につながらないので、
このローズゴールドカードを
ネットで紹介する人はほとんどいません。
(もちろん私も、カード会社から紹介料などはもらっていません。)


でも、ほかのクレカと比べてみて、
(プライオリティパスを目的とするならば)
このローズゴールドカードを作るのが
いちばんオトク、と、MIYOは思っています。
なので、あえてこのブログに書いてみました。
この情報が、
プライオリティパスを持ちたい方の
ご参考になれば幸いです。^^


…ということで、前置きが長くなりましたが、
プライオリティパスを利用する、
初めての海外に出発しました。


朝8時に、成田空港に到着。奥のほうでリュック背負って歩いているのがMIYOです。^^

まずは、第3ターミナルのフードコートに直行。

フードコート内の「ぼてじゅう屋台」が、プライオリティパスの提携店になっています。

カウンターにどん!とおいてある、「プライオリティパス」のパネルが目印。

ここでパスと搭乗券を提示すると、「大阪道頓堀セット」がいただけます。内容は、ミックスモダン(お好み焼き)、大阪たこ焼き、からあげ、大阪塩バターどら焼き、そしてお好きなドリンクをひとつ。

このセット、ひとつ3400円で、ふたり分で6800円になります。でもプライオリティパスがあるので、無料です。^^

テイクアウト用に、包んでいただきました。

初プライオリティパスということで、一応、記念撮影。笑

多動夫は、ビールがもらえてご満悦。

ふたりして、朝からお好み焼き。爆

そして、お好み焼きの入った袋を持って、無料の連絡バスに乗り、第3ターミナルから第1ターミナルへ移動しました。(所要時間は15分くらいです。)

9時。スクート航空のカウンターに到着。

私たちが乗るのは、11時45分発のシンガポール行き。ただし私たちは、台北で途中下車します。笑


チェックインを済ませてから、
お好み焼きとたこ焼きをいただきました。
ほんとうはここで、
第1ターミナル内の空港ラウンジに
行くこともできたのですが、
諸般の事情により、今回はパスしました。


いよいよ搭乗です。

ぼてじゅうでもらった塩バターどら焼きを、機内でいただきました。笑

少し雲がかかっていたけど、富士山が見えました。^^


とりあえずは目論見どおり、
無料の朝ごはんをいただけて、
満足、満足。^^
こうして元気に、台湾の旅が始まりました。


(つづく)

骨折でも信州3。小諸から千曲へ 13 - クラブウィンダム千曲館で朝ごはん/酒造コレクション①(2024年11月15日/2日め)

2024年11月15日 酒造コレクションで。(長野県千曲千曲市)


【お知らせ】
12月8日から、ブログをお休みさせていただきます。


11月15日(木)- 2日め


クラブウィンダム千曲館に宿泊し、

一夜明けて、旅の2日めになりました。

予約していた7時半に、

前日の夕食時と同じ会場に行きました。


私たちの名前が書かれたテーブルに行くと、すでに朝食が用意されていました。

蓋を開けたところです。グラスに入っているのはお酒ではなく、リンゴジュースでした。^^

ふたつの小鍋に入っていたのは、ごはんとお味噌汁でした。🤣

猫舌なので、お味噌汁は熱々でなくていいのですが…。😅

デザートは、杏仁豆腐。

全部、残さずおいしくいただきました。^^


朝ごはんのあとは、街歩きです。
この日は、午後3時から、
クラブの説明を聞かなければならないので、
あまり遠出はできません。
なので無理せず、
のんびりと周囲を散歩して過ごそう、
ということになりました。


ホテルは千曲川からほど近いところにあります。美しい山々を眺めながら、千曲川に沿って歩きました。

大正橋を渡って、川の反対側へ。

橋の上から見た景色。長野県は本当に、山がきれい。^^

山に向かって歩いていたら…、

お散歩中の子どもたちを発見。すぐ隣りが保育園でした。^^

みんなが、一本のロープを握って歩いていました。ロープには、等間隔で取っ手が取り付けられていて、「保育園用お散歩グッズ」として作られたものみたいです。子どもたちはそれぞれに、ロープの取っ手を握って歩いていました。かわいい。笑

ホテルから30分くらい歩いて、目的地に到着。「創業慶長元年 清酒雲山醸造元」とあります。通称、酒造コレクション。^^ ちなみに、慶長元年は1596年なので、約430年前ということになります。


【酒造コレクション】
400年前からこの地で酒造りをしていた坂井銘醸の酒蔵を、資料館として公開しており、酒造りの工程や道具類などが展示されています。敷地内には、約2000石の清酒を造って来た数多くの酒蔵があり、蔵の一部を利用して、加舎白雄(かやしらお)館、夢二絵画館、酒造資料室、北国街道歴史資料室の四資科室を併設しています。
酒蔵は、酒造石高の増加と共に建て増しや建て替えを繰り返し、現存する一番古い酒蔵は宝暦蔵です。このほか寛政蔵慶応蔵明治蔵大正蔵等が残っています。現在残っている最も古い建物は、国道18号線(北国街道)に沿って建つ、かやぶき屋根の母屋です。1760年(宝暦10年)7月の大火で焼けた後に建て直したもので、230年以上の歳月を経ています。


坂井銘醸株式会社の酒造施設は、
現在は別の場所に移転しているのですが、
この敷地に古くから残る各施設を、
展示資料館として、一般公開しています。
(入場無料です。すばらしい。^^)


酒造コレクションの全体図です。こんなに広いと思わなかったので、驚きました。

いちばん手前にある、昭和蔵です。

その右側に出入り口のようなものが見えるので、行ってみました。

ここが、酒造コレクションの入り口です。


ここから、一番奥にある母屋まで、
寛政蔵、慶応蔵、宝暦蔵、大正蔵、明治蔵…
と歩いていきます。


正直言って、小さな倉がひとつかふたつ、
みすぼらしく残っているようなのを
想像していました。
あまり期待していなかったんです。
到着するまでは…。


でも、この入り口を入って、
立ち並ぶ倉の立派さに驚きました。^^
このあと、少しずつ、
ご紹介していこうと思います。


…なのですが。
すみませんが、12月の旅に出るので、
ブログは少しお休みをいただきます。
少し長いお休みになります。


今度は台湾です。^^
HISのタイムセールで、格安航空券を買えたので。
なんと、成田-台北の往復チケットが、
ひとり32000円ですよ。🤣


MIYO家の海外旅行は、
もしかしたら国内旅行より安い!
…かもしれません。😅


(つづく)