MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
http://limings.muragon.com/tag/?q=2019%E5%B9%B49%E6%9C%88-10%E6%9C%88%E3%80%80%E3%83%99%E3%83%88%E3%83%8A%E3%83%A0&p=4 
をご覧ください。
ベトナム家族旅行:
https://limings.muragon.com/tag/?q=2017%E5%B9%B412%E6%9C%88%E3%80%80%E3%83%99%E3%83%88%E3%83%8A%E3%83%A0
小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
http://limings.sweet.coocan.jp/

全盲難聴・のんたん ボランティアさんと外出(S園→ウクレレ教室→昼食→カラオケ→自宅)(2025年2月15日)/ ラ マレーアで充実ビュッフェ(2025年2月4日)

2024年11月23日 ウクレレ教室で。(全盲難聴・のんたん 29歳)


2月15日(土)


2月2回めのウクレレレッスンの日記です。

この日、いらしてくださったのは、

ホリイさんとヤグチさんでした。


本日のコース:

S園でお迎え(10:00)→昼食(12:00)→高田馬場のウクレレ教室(13:00)→S園に帰園(16:00)

*全6時間です。


【ホリイさんからのメールです。】

今日、のんたんのお迎えに行った際、のんたんの持ち物を確認したのですが、少し足りないものがありました。のんたん自身は、「ハンカチ!」と、持っていないことを自分でアピールしていましたが、それ以外にも、お昼に飲むお薬がなく、ボイスレコーダー用の電池も入っていなくて、S園の先生にお伝えし、2回程部屋に戻って取って来てもらいました。

S園を出発すると、いつものように、「そんなの関係ねぇ、そんなの関係ねぇ、そんなの関係ねぇ、はい、オッパッピー」を、繰り返していて更に何故か、「5月1日、カラオケ」と、まるでもう決まっているかのようにヤグチさんにおねだりしていました。ヤグチさんが、「まだ決められないからね」と答えていましたが、同じ会話が2人の間に何回も繰り返されていました。

信号で立ち止まると、のんたんはヤグチさんのマスクを持ち上げて、目のところまで隠すので、ヤグチさんから「見えないよ」と、言われてました。

電車の中では、補聴器とヘッドホンを付けて、ボイスレコーダーを聴きながら大人しくしていました。

高田馬場駅に降りて、「お昼ごはんは何を食べたいですか?」と尋ねると、やはり「スパゲッティ」と言うお答えが返って来ました。本当にスパゲッティが好きなんですね🍝

という訳で、またまたサイゼリヤに行きました。今日のスパゲッティは、ボロネーゼです。ドリンクバーに一緒に行って、りんごジュースのボタンを押してもらいました。アッと言う間に飲み干して、おかわりしました🥤乾燥してるから、喉が乾いてたんだね!

スパゲッティが来たので、小皿に少しずつ分けて食べてもらおうとしましたが、のんたんはお皿のフチに唇を付けたまま止まってしまいました。熱いのかな?匂いを確認してるのかな?お腹空いてないのかな?…と思いながら、「ふうふうして、食べてね」と言うと、しばらくしてからおもむろに食べ始めました。それからは、ジュースを飲みながら、時間をかけて少しずつ食べてくれました🙆‍♀️ 

時間があったので、私たちも余り急がせずに、のんたんのペースで食べてもらいました。12時を過ぎるころから、お店の中も混んできて、のんたんが食べ終わったときには、会計のレジが行列になっています。なので少し早めに会計を済ませました。

ウクレレ教室には、10分前に着いたので、廊下で待っていました。レッスンでは、いつもながら先生と一緒に楽しそうに上手に弾いていました♪♪♪

最初は、「ダイヤモンド」、それから「歩いて帰ろう」。そして今日は、郷ひろみさんの歌で「ハウメニーいい顔」と言う曲です。私は知らない曲でした。

先生から新しい弾き方(ポロンと弾いて直ぐに手で弦を押さえて、音を止める方法)を習いましたが、その名前を忘れました💦 先生から、「次のレッスンまでに練習して来てね」と言われていました。

帰りは、地域センターの障害者用トイレをお借りしてから、山手線に乗りました🚃 今日は、お天気も良くて寒くなかったので、とても気持ちの良いお出掛け日和でした🌤️

S園には、3時半頃到着しました。4時に間に合ったので、入浴できたかと思います。


おふたりといっしょに、

長男が楽しそうに歩いているようすを、

うれしくうれしく、読ませていただきました。


ホリイさん、ヤグチさん、

寒い中、長男といっしょに歩いてくださり、

ありがとうございました。


(ナオ先生のブログから)

ウクレレな毎日♪:2024年12月12日

目が見えなくたって関係ない♪


コロナ、インフルエンザ、猛威をふるってきました。
薬も不足しているこの冬は、
コロナとマイコプラズマ肺炎、コロナとインフルエンザのダブル感染も出てきているようです。
高田馬場NAOウクレレスクールでは、
教室内マスク隙間なく着用、ドアと窓開けて換気。
NAOは休憩時間に除菌、マスク交換。
コロナ5類以降後もずっと継続しています。

視覚障害者施設から外出許可が出て、
4年ぶりに再会できた
 「のぞみくん」 
発表会まで短い時間の中で、ダイアモンドは楽しく演奏できました。
一番拍手が多かった。
発表会の翌週からは、新しいレッスン曲に入っています。
レッスン曲に入る前は、
「そんなの関係ねぇ、そんなの関係ねぇ、そんなの関係ねぇ、はい、オッパッピー」
NAOとのぞみくんのダイアモンドな時間の、
今年の流行語大賞。
難聴で言葉が上手く発せられないけど、
小島よしおさんのそんなの関係ねえー、オッパッピーは、はっきり言葉にできるから嬉しい!

この写真を撮っていただいたときの日記はこちらです。

全盲難聴・のんたん ボランティアさんと外出(S園→ウクレレ教室→昼食→S園)(2024年11月23日)


(おまけのお話)


2月4日(火)


じゃらんのサイトで、

「期間限定ポイントがもうすぐ失効になります。」

というメッセージが出て、

見ると2895ポイントもあります。


その内訳はどうやら、昨年の国内旅行で、

じゃらん経由で宿を予約したときに

いただいたポイントのようです。


最近、海外旅行ばかりになってしまって、

じゃらんを利用することがなかったので、

じゃらん限定ポイントがこれから、

続々と失効していくのがわかりました。😅



2859円分も消えていくのはもったいないけど、

今年はとうぶん、国内旅行をしそうにないので、

このポイントで食事に行くことにしました。

じゃらんって、お宿だけでなく、

レストランも予約できるんですよ。😊


予約したお店は、

ブッフェ&カフェ ラ マレーア 

三井ガーデンホテル汐留イタリア街

汐留イタリア街のホテルにある、

イタリアンビュッフェレストランです。


イタリア街は、ちょっとイタリア風(?)というか、おしゃれなビルが立ち並ぶエリアです。


【汐留イタリア街】

東京都港区・汐留シオサイトにある、イタリアの雰囲気を楽しむことができるエリアです。イタリアの街並みを模した外観と、本場のイタリアンレストランやカフェが並ぶことで知られています。訪れる人々は、美味しいイタリア料理を味わいながら、まるでイタリアにいるかのような体験をすることができます。また、定期的に開催されるイタリア関連のイベントやマーケットも魅力の一つです。


10年くらい前に造られたそうで、

オープン時はかなりにぎわったようですが、

この日は平日だったこともあり、

歩いている人はほとんどいなくて、

ひっそりとしていました。


ラ マレーアに到着。

お店に入ると、目の前にいきなりビュッフェ。笑

ビュッフェは2200円からですが、私たちは、台湾飲茶付きビュッフェ(2600円)を予約していました。

それでは、さっそくいただきます。^^

サムギョプサル、唐揚げ(ヤンニョムソース)、ハンバーグ(トマトとバジルのソース)、さわらのポワレ(あさりのナージュ仕立て)。

三種野菜と肉団子の中華あんかけ、ポテトミートグラタン、ペペロンチーノ、トマトピザ。

フライドポテト、プチ揚げパン(きなこ)、プチ揚げパン(シュガー)、サラダコーナー、ビビンバコーナー。

うどんは冷たいおつゆをかけて。中華そばは自分で茹でていただきます。おぼろ豆腐のコーナーもありました。

パン各種とパンケーキ、しじみの味噌汁、トマトスープ、ビーフカレー。

MIYOのお昼ごはん。

夫のはグラタンが多め。笑 このほかにカレーも食べていました。

食べているあいだに、オーダーしていた飲茶も到着。飲茶なのに、なぜか生エビのお寿司もありました。笑 飲茶はこのあとも何回かリピートしました。

続いてデザートに行きます。ティラミス、ヨーグルト各種、パウンドケーキ、ロールケーキ、シュークリーム、ミルクプリン。

おもしろかったのがこちら。生クロワッサンみたいなのが置いてあるのですが…。

トースターの上に置いて、フタを閉じると…、

こんなワッフルができあがります。焼きたてカリカリのワッフルは、とってもおいしかったです。^^

MIYOのデザート。

「愛玉子(オーギョーチ)」は、マンゴーといっしょに。

夫のデザート。

ドリンクコーナーも充実。

そして最後の最後の〆はこちら。お茶漬け用に、ハマグリの出し汁がポットに入れてありました。

スイーツたくさん食べた後にお茶漬け。夫はあきれておりました。😅


これだけ食べに食べて、

お会計は、ふたりで5200円。



でも、じゃらんの期間限定ポイントと

dポイントで、4600Pを支払ったので、

差額の400円だけですみました。


こんなに食べて、ふたりで400円。😅😅

ごちそうさまでした。

全盲難聴・のんたん おとうさんと外出(S園→ウクレレ教室→昼食→カラオケ→自宅)(2025年2月1日)/ 兎月で晩ごはん(2025年1月23日/3月29日)

2025年2月1日 ウクレレ教室で。


2月1日(土)


2月1回めのウクレレレッスンの日記です。

この日は、お願いしていたボランティアさんが

体調をくずされてお休みになったため、

急遽、のんたん父が登板することになりました。


本日のコース:

S園でお迎え(10:00)→昼食(12:00)→高田馬場のウクレレ教室(13:00)→S園に帰園(16:00)

*全6時間です。のんたん父がひとりで行きました。


この日夫は、朝7時半に自宅を出発し、

S園まで迎えに行ってくれました。


S園の玄関で待っていると、

長男が先生とやってきました。

自分の靴箱から靴を取り出し、

玄関で履こうとしたのですが、

「あ、これは違う。」

という顔をして、再び靴箱へ。

そして、自分の思う靴を履いて、

無事、S園を出発したそうです。


このときに長男が履いていた靴は、コレです。


そう。

私が買った「スポオン」でした。

手を使わずにスポン、と履けてしまうから

とても便利。

自分のを買うときに、

長男にもおそろいのを買いました。

そして、今年1月、冬休みが終わるときに、

長男はこれを履いて帰園しました。

そのときの日記です。

全盲難聴・のんたんの冬休み 14 - 「スポオン」を履いて帰園しました。(2025年1月4日/14日め)


この靴を長男は、

どうやら、気に入ってくれたようです。^^


夫から、

「この日は、うっかり違う靴を履いてしまって、

 履き替えるために、靴箱まで戻ってたよ。」

という話を夫から聞いて、

「わぁ、気に入ってくれたんだ…。😍」

と、喜んでしまった親ばか母です。^^


ちなみにこのあと、夫が、

「私にも同じのを買ってください。」

と言ってきましたが。🤣


さて。

長男は夫と、高田馬場駅まで電車で行って、

駅前のサイゼリヤでお昼ごはん。


長男は、スパゲティミートソース、夫はハンバーグ、そしてデザートにティラミスをいただいたようです。


最近、ドリンクバーがお気に入りの長男は、

この日もドリンクバーを楽しんだようですが、

あとでレシートを見ると、

電車で来たのをいいことに、

夫は赤ワインなんて飲んでいました。(アホ)


でも、ドリンクバーは200円なのに、

赤ワインは100円なんですね。

安さにびっくりです。😲


そしてウクレレ教室へ。

先生といっしょに弾いています。

おとうさんといっしょに。


ボランティアさんが来られなくなって、

ちょっとあわてましたが、

夫が代わりに行ってくれたので、

今回も無事にレッスンがおわりました。^^


このあと、

ボランティアさんも快復されたとのことで、

安心しました。^^


(この日の、ナオ先生のブログです。)

ウクレレな毎日♪:2025年2月19日

ウクレレ 赤い弦♪


高田馬場 ウクレレ教室 NAOウクレレスクールでは、

視覚に障がいのある人向けに、

「言葉で伝える」、「言葉だけでウクレレを基礎から教える」レッスンもしています。

4年ぶりにレッスン再開。

目が見えない 「のぞみ君」 

いつもは同行援護者の、ボランティアさんと三人でレッスンに来られます。

この日は、お父さんと二人だけでウクレレ教室に。

クロサワ楽器お茶の水駅前店で弦を張り替えてもらって来た。

赤い弦になっていた。

NAOとのぞみ君は、赤い糸(弦)でもつながった♪


クロサワ楽器に行ったときの日記はこちらです。

全盲難聴・のんたんの冬休み 4 - ウクレレ教室とクロサワ楽器(2024年12月25日/4日め)


(おわり)


(おまけのお話)


今日は写真が少なめだったので、

先日夫と出かけたときのお食事日記を。


葛飾区立石にある「兎月」に行ってきました。

創業90年あまりになる、老舗のお蕎麦屋さんです。

子どもたちがうんと小さい頃に、

一度だけ、家族で行ったことがあります。

でも、家から歩いていくには少し遠いため、

それ以来ずっとご無沙汰でした。


でも最近、ホットペッパーから、3000円割引券を

毎月のように送っていただくようになり、

その利用対象店になっていたので、

行ってみることにしました。^^


1月23日(木)


トルコから帰国して間もない、寒い日でした。

お店を予約したのは、トルコを旅行しているとき。笑


左:大通りに面している入り口は、普通のお蕎麦屋さん風。

右:でも裏手に回ると、もうひとつの入り口が。こちらは、ちょっと雰囲気のある料亭風です。


いただいたのは、

三元豚しゃぶしゃぶ食べ放題コース

(ひとり3278円)

*三元豚しゃぶしゃぶ(国産もち豚バラ、野菜、うどん)食べ放題

 タレは、兎月特製「そばつゆ仕立て」です。


三元豚が大盛りになったお皿が運ばれてきてびっくり。お肉もお野菜もお代わり自由。おいしかったです!^^


割引券とポイントを利用して、

お支払いは2000円でした。^^


3月29日(土)


ホットペッパーから、

またまた割引券をいただいたので、

タイから予約を入れて行ってきました。笑

今回いただいたのは、

「ミニ会席」(8品)。

(ひとり4400円)

会席料理の中で一番お安いコースです。


今回は、裏の料亭風の入り口から入ってみました。

先付

グラスに入っているのはヤマモモの梅酒漬け。いろんな味が楽しめる前菜(6種)でした。

御椀・刺身

お椀に入っていたのは、つみれと、叩きエビに片栗粉をまぶしたもの。初めての触感でした。お刺身も新鮮で、食べ応えがありました。

焼物

揚げ茄子を白みそ仕立てのあんで、こっくりといただきました。添えられたアンズときゃらぶきもおいしい。^^

煮物

里芋をつぶして作った饅頭をそぼろあんで。ピンク色の添え物は、お麩かと思ったら高野豆腐でした。^^

揚物

丸いのはチーズボール。どれも、揚げたての熱々でした。

おそば

お蕎麦屋さんなので、〆はお蕎麦。ソバが好きな夫はうれしそう。^^

デザート


どれもおいしくて、お腹いっぱいになりました。

いただいた割引券とdポイントを利用したので、

お支払いは4000円。^^


タイから帰ったばかりでしたが、

久しぶりに、ていねいに作られた和食をいただけて、

なにかほっとしました。

ごちそうさまでした。

トキメキのトルコ。走り続けた10日間 41 - カッパドキア:ベリーダンスディナーショーと猫足バスタブ(2025年1月12日/4日め)

2025年1月13日 スルタンハンのキャラバンサライ(隊商宿)で。13世紀のセルジューク朝時代に建設された、トルコで最も大きい隊商宿です。(トルコ・スルタンハン)


昨日(3月31日)のことです。

晩ごはんを食べようとしたら、なにかもじもじしている夫。

なにかと思ったら、

夫「ええっと…。今日で、結婚40年になったので、カンパイでも…。」

み「はい? あ、それ、昨日ね。今日は3月31日だから。」

夫「そ、そうだっけ。😦😦」

まったく…。

結婚したのは、1985年3月30日。

子どもたちが生まれてから、お祝いしたことなんてなかったけど、

それにしても、日を間違えるなんて。😔

結婚記念日のこと、覚えているんだか、いないんだか。

まあ、お祝いしようとしただけでも、マシか…。

40年もたったら、こんなものですかね。


1月12日(日)- 4日め


朝4時半に起きて、5時半にホテルを出発し、

ぎっしりと詰まったスケジュールをこなし続け、

ようやく晩ごはんになりました。


この日一日だけで、

 気球飛行場(気球は飛ばず)

 ギョレメ野外博物館

 三姉妹の岩

 鳩の谷

 カーペットハウス(トルコ絨毯)

 ランチ(壺焼きケバブ)

 カイマクール地下都市

 シェズ・ガーリップ工房(陶磁器)

…と、これだけのメニューをこなしたなんて、

自分でも、ちょっとあきれます。

あいかわらず、内容充実の阪急交通でした。笑


さて、この日の夕食ですが、なんと、

洞窟レストランで、

ベリーダンスディナーショー

を見ることになっていました。

最後の最後まで、かましてくれます。🤣


レストランの名前は、ALTINOCAC。この入り口から入って階段を降りると…、

地下に洞窟レストランがありました。店内は、カイマクール地下都市のように、岩を穿って造ったようなイメージにしてあります。

こんなふうに、細長い洞窟風のテーブルもありました。

お食事です。スープ、サラダ、そしてパンといっしょに食べるディップのようなものが3種。

そして、揚げなすをオーブンで焼いたものとライス。

デザートは甘いシロップにひたしたケーキ。


量が少なめに見えますが、

お昼に壺焼きケバブを食べすぎたせいか、

あまりお腹がへってなくて…。

全部は食べきれませんでした。😅


さて、妖艶なライトに照らされて、ショーが始まりました。

さて次は…。

客席の男性といっしょに踊るコーナー。笑

こんなことまで…。ダンスというより、体操か?😅

続いて、女性陣が行きます。^^

上手~。😊

最後はテーブルの前まで来て踊ってくれましたが、これはチップをもらうため。笑

チップは衣装に挟み込んで渡します。たくさんお札を入れてもらって、ショーが終わりました。^^

夜7時。ようやくホテルに戻ってきました。この洞窟ホテルには2泊しましたが、早朝夜明け前から出発して日中はずっと観光ばかりなので、夜のホテルしか見ていないような気がします。笑

やれやれ。さすがに疲れました。

バスタブの写真です。前夜、撮り忘れていました。

あはは。猫足です。カワイイ。😊


せっかくの猫足バスタブでしたが、

ふたりとも疲れて、お風呂に入る気になれず。😅

そそくさとシャワーを浴びて寝ました。


こうして、怒涛の4日めが終わりました。


(つづく)

トキメキのトルコ。走り続けた10日間 40 - カッパドキア:シェズ・ガーリップ工房 / 山口かほるさんの個展(2025年1月12日/4日め)

2025年1月12日 シェズ・ガーリップ工房で、ガーリップ先生と。(トルコ・カッパドキア)


1月12日(日)- 4日め


カイマクール地下都市を出発したあと、

次にバスで向かったのは、

シェズ・ガーリップ工房

でした。


左:カイマクール地下都市近くのミナレット

右:シェズ・ガーリップ工房


シェズ・ガーリップ工房

世界的に有名な、アナトリア陶磁器の陶芸家、ガーリップ・キョルクチュ(Galip Kirukci)氏の工房で、彼が作るオリジナル商品が並ぶショールームを併設しています。

1973年にネヴシェヒル美術研究所、国立教育省のアンカラ職業教育学校を卒業したガーリップ氏は、陶芸家であると同時に、アバノスの伝統的な工芸品の1つである陶器を、観光を通して商品化することに成功した人物でした。これまでに、多くの見本市やフェスティバルで、トルコとカッパドキアを紹介し、バルカンの手工芸品をプロモートしており、現在の氏は、トルコの重要な観光名所であるカッパドキアとアバノスを代表する存在となっています。氏が造る花瓶や皿などは、インテリアとしても使える美しい陶磁器が多く、国内外で愛されています。


「ガーリップ先生はトルコでとても有名な方で、

 なかなか会うことができないのですが、

 今日は工房にいらっしゃるそうです。

 私もうれしいです。😍」

…と、ガイドのうみちゃんが言うのですが、

「ガーリップ先生」のことを全く知らなかったので、

私も夫も、

「ふうん…。🙄」

と思っただけでした。😅


バスを降り、工房に向かって歩きました。敷地内の随所に、かわいらしいディスプレイが置かれていました。

小鳥の巣箱もかわいらしい絵柄です。^^

そして、建物の中へ。

全員がイスに座ったところで、チャイやカッパドキアの郷土ワインなど、飲み物が配られ、デモンストレーションが始まりました。

このとき、ガーリップ先生が入ってきました。うみちゃん、すごくうれしそうです。^^

まずは日本語の上手なお弟子さんが、トルコの焼き物やその歴史について説明しながら、陶器を作る過程を見せてくれました。

足で蹴りながら、ろくろを軽快に回すと…、

みるみるうちに、美しい壺の形へと変わりました。

次に女性が見せてくれた、不思議な器。「みなさん、これがなんだかわかりますか?」

正解は、トルコのワインサーバーでした。こんなふうにして肩にかけて、ワインを注ぐのだそうです。

楽しいデモンストレーションのあとは、絵付けの工程を見学し、お弟子さんたちが造った陶器を見ました。

トルコ皿の絵柄はとても繊細なので、大きいものだと、1枚を描くのに半年以上もかかるそうです。


そしていよいよここから、

ショールームへと入ります。


しかし!


「ここから先は、写真撮影禁止」

とのことで、

写真を撮ることができませんでした。😅

でもネットで調べてみると、

Chez Galip Pottery のインスタがあり、

そこに多数の写真が掲載されています。


その中で、

「あ、これ、私たちも見たなぁ…。」

と思うものを少しだけお借りして、

このブログで掲載させていただきます。


繊細な絵柄の美しさに圧倒されました。


もうね。

やっとわかりましたよ。

エスキシェヒルのお土産物屋さんで

小さな器を買おうとしたとき、

ガイドさんから、

「お勧めしません。」

と言われた理由が…。

そのときの日記です。

トキメキのトルコ。走り続けた10日間 17 - エスキシェヒル:旧市街(オドゥンパザル)②(2025年1月11日/3日め)


彼女にしてみたら、

「そんなものをトルコのお土産にしないで。

 もっともっとすばらしいものがあるのだから。」

…という気持ちだったのでしょう。


いや、たしかにわかります。

この、神々しいまでに美しい作品の数々。

まいりました、としか言えません。


とっても魅力的なのですが、だからといって、

私たちにどうしろと言うのか…。🤣

数万円もする絵皿を買ってみたところで、

MIYO家の中のどこに置くのか…。


ムリです。🤣🤣


海外旅行先で、

高価で高品質のものを買えばそれでいい、

とは、一概に言えないと思うのです。

それを買って、自分たちの生活圏に戻ったとき、

そのアイテムがどんな存在になるのかも、

重要な視点です。


やはり、MIYO家に合っているのは、

6個セット1000円だった、アレです。

アレで十分です。😅


そうは思うものの、

「せっかくここまできて、

 すばらしい作品の数々を見せていただいたので、

 記念になにか、小さなものが買えないかな。」

とは思っていました。


たとえばこれは、ついさっき訪れた、カイマクール地下都市のお土産物屋さんにあった pot mat。つまり鍋敷きです。絵柄がすてきだなあ、と思っていました。


この工房にも、

同じような鍋敷きがないかなあ…と

探していたら、ありました!😊


これが、そのときに買ったものです。一枚が20ドルくらいだったと思います。


これはもちろん、ガーリップ先生の作品ではなく、

お弟子さんが造ったものです。

でも、これで十分。^^


ついさっき、お土産物屋さんで見たものよりも、

絵柄がずっとすてきだし、

大事な点は、これが手描きであることです。

手描きなので、絵柄がもりあがっているのです。

(お土産物屋さんのは印刷なので、表面がツルツルでした。)


本当は、左側の一枚だけを買おうと思っていました。

ところが…。


そこへ突然、ガーリップ先生がやってこられたのです。


私たち以外の全員が、

高価な作品が並ぶ部屋で買い物していたので、

このスペースには、私たちふたりだけでした。

あまり高いものは並んでいないのに、

そんな私たちのところに、

ガーリップ先生が来てくださったので、

もうびっくりしました。^^


先生は、にこにこ笑っていて、

「いいものを見つけたね。」

と…。

(いちばん安いものを売っているコーナーなんですけどね。汗)


「表面をさわってごらん。でこぼこしてるでしょう?」

「この凸凹があるから、上に鍋を置いても、すべらないんだよ。」


「なるほど~。」

と感心していたら、先生、

「ひとつでいいの?」

と…。🤣


で、ガーリップ先生に会えた記念だし、と思い、

右側の柄のも、買うことにしました。

2枚のうちどちらにしようかと迷っていたのですが、

結局、2枚ともお買い上げ。笑


「これだね? うんうん。これもすごくいい柄だよ。」

最後に、ガーリップ先生といっしょに撮らせていただきました。「アバノスのアインシュタイン」とも、呼ばれているそうですよ。^^

2枚の鍋敷きを持って、レジへ。とても丁寧に、しっかりと梱包してくださいました。


ちなみに、この工房では、

お弟子さんから会計のスタッフまで、

かなりの人々が日本語を話します。

そんなにも、日本人の観光客が多いのか?

と思っていましたが、正解は、

「毎年日本から20人ほど、

 この工房に陶芸留学に来るから。」

なのだそうです。

(日本人以外の留学生も含めると、

 年間50人くらいを受け入れているとか。)

みなさんは、日本人留学生から、

日本語を教えてもらったのだそうです。^^


私たちにしてはちょっと高い買い物になりましたが、

絵柄が気に入ったし、

「いいものが買えたね。」

と、夫と話しながら、工房を出ました。


ちなみに、この、ふたつめに買った、

黄色い鍋敷きですが…。

帰国して3日めに、夫がうっかり踏んでしまって、

あっさりと割れました…。😔😔


やはり、身の丈に合わない買い物は、

最小限にするべきだったようです。爆


無事だったもう一枚は、現在、MIYO家の台所で、

健気に活躍中です。

テーブルにこれを置くたびに、

トルコの思い出がよみがえり、気持ちが和みます。^^


(つづく)


(お知らせ)


山口かほるさんから、個展の案内状をいただきました。
コート・ギャラリー国立で、2024年4月3日から8日まで開催されます。(入場無料)

これまでにお葉書でいただいた、作品の数々です。


【山口 かほる】
1950年5月生まれ。
生後3ヶ月で脳性マヒと診断される。
10歳の時に兄嫁から絵を習い、口で描くことを始めた。
14歳で入所した施設では、4時に起き、両手が使えないので、時間をかけて朝食を自分で食べ、学校へ行った。やがて宗教に出会い、心の救いと友人を得、忍耐を学んだ。
絵画は、16年間研究所に通い、学習を重ねた。初めは口で描いたが、長年酷使した体のためにとの助言に沿い、現在は足で描いている。個展の開催多数。

トキメキのトルコ。走り続けた10日間 39 - カッパドキア:カイマクール地下都市③(2025年1月12日/4日め)

2025年3月22日 ラーマ4世・モンクット王の離宮で。(タイ・ペッチャブリー)


1月12日(日)- 4日め


トルコのカイマクール地下都市に来ています。

地下45mの深さまで、8層にもわたって造られた、

巨大な都市空間には、

歩いても歩いても終わりがありませんでした。


ここまで、

 ワイナリー

 貯蔵庫

 リビングルーム

などを見てきました。

次は、巨大なキッチンです。

トルコ語で、Mutfak というそうです。


いくつもの小部屋に分かれています。

中央に鎮座する、大きな石。ぼこぼこと穴があいていて、これはなんだろう?と思ったのですが…。

この穴のひとつひとつで、香辛料をすりつぶしたのだそうです。味がまざらないよう、香辛料ごとに、使う穴が決まっていたのかもしれません。^^

これは竈(かまど)ですね。下部に焚口があります。

石臼です。ここで粉をひいて、パンを焼いたのでしょうか。

壁に開けられたいくつもの窓は、やはりあかり取りと空気孔だったのでしょう。

窓の外をのぞいてみました。穴は、下の層にまで続いています。各部屋、各層につながるこの空気孔は、生きていくために不可欠な存在でした。

床に開けられた穴。V字型の容器を、ここに立てておいたのだそうです。

ここには、たくさんの食料が貯蔵されていたと思われます。

各部屋は、何本もの細い通路でつながっています。が、その通路は複雑に入り組んでいて、ほんとうに迷路のようでした。

そして、随所に置かれている、ふさぎ石。敵が攻めてときに侵入通路を塞ぐための、大切な石でした。


カッパドキアは、

長い年月をかけて火山灰が堆積した台地で、

風化によってできた奇岩が広がる、

独特の風景の町です。

この不思議な大地は、地上だけでなく、

地下にも及んでおり、

加工しやすい地質だったことから、

巨大な地下都市となっていきました。


最後に、カイマクール地下都市の歴史について、

簡単にまとめておきます。


【カイマクール地下都市の歴史】

カッパドキアにいくつもある地下都市の中で、特に有名なのが「カイマクール」と「デリンクユ」です。地下都市には何本もの見事な換気シャフトがあり、さらに、耐荷重構造で何層にもなっており、人々が長期間にわたって住むことができるように工夫された、素晴らしい構造です。その始まりは、歴史学者によれば、「ヒッタイト人が紀元前15世紀~12世紀にこの地下空間を建造した」とする説が有力です。その後、紀元前6世紀にはゾロアスター教徒が、7世紀以降にはビザンツ帝国のキリスト教徒が、イスラム勢力による迫害を逃れて利用していたと考えられています。未発見の地下都市を含めると、収容人数は総勢10万人とも20万人とも推測されており、巨大地下都市網の全容解明が期待されています。

数千年前から造られていた地下都市でしたが、いつしか、人々から忘れられた存在となっていました。が、1963年、住民たちによって偶然発見されます。その後、本格的な調査が行われるなかで、次々と新たな発見があり、現在も発掘調査が続いています。



カッパドキアに、

こんな地下都市が存在していたなんて、

全然知りませんでした…。


地下都市の入り口に造られた建物を出ると、そこにはたくさんのお土産物屋さんがありました。


例によって、ガイドさんから、

「売っているものはそれなりです。

 すごくいいものはありません。」

と説明されましたが、笑

ここで20分のトイレ休憩と言われたので、

ついでにさくっと見てみました。


ザクロジュースの屋台。トルコと言えばザクロですね。^^

トルコ絨毯の店。なるほど…。さきほど連れて行かれた絨毯専門店に比べると、たしかに格段の違いがあります。

トルコ絨毯(へレケ)のお店に行ったときの日記です。

トキメキのトルコ。走り続けた10日間 32 - カッパドキア:トルコ絨毯(へレケ)②(2025年1月12日/4日め)

MIYOがエスキシェヒルで買いたかった小さな器を、たくさん見つけました。

このときの日記です。

トキメキのトルコ。走り続けた10日間 17 - エスキシェヒル:旧市街(オドゥンパザル)②(2025年1月11日/3日め)

これは、UAE・アブダビのお土産物屋さんにあった器類。似てますね…。

ポルトガルへ。アブダビから始まった14日間 13 - スーク・アル・ジャミーとアバヤ(2025年2月13日/2日め)


「買いたかったのに買えなかった」

という気持ちは、やはりずっと心に残っていて、

その後も、お土産物屋さんに行くたびに、

同じような器を手に取ってながめ、

価格をチェックしていました。

6個セットなら、大体1000円くらいかと。

(↑そのうち買ってやろうと思ってます。爆)


トルコの、「アラジンと魔法のランプ」。😊

これは、UAE・アブダビのお土産物屋さんにあったランプ。

ポルトガルへ。アブダビから始まった14日間 13 - スーク・アル・ジャミーとアバヤ(2025年2月13日/2日め)


あはは。

器もランプも、そっくりではありませんか。

陸続きだし、距離的にそう遠くでもないので、

似てくるのかもしれませんが。

この日記を書いていてMIYOが気になったのは、

「じゃあ、いったいどこで作ってるのだろう?

 工場は同じところ…?🙄」

ってことでした。


なぜか、トルコで売られていたゾウさんパンツ。いやこれ、トルコじゃなくてタイのですから。🤣🤣


トルコでゾウさんパンツを見つけて、

多動夫は大笑い。

これをトルコ土産に買っていく人、

いるのかなぁ…。


そういえば、昨年10月に行ったバリ島でも、

お土産物屋さんの隅に、

ゾウさんパンツが並んでいました。

タイ以外で買うと、価格はだいたい、20ドル以上。

日本で買うともっと高いかも、です。


でもタイで買うと、どこでも300バーツ。

最近バーツが安くなってるので、

今は1200円くらいかな…。

MIYOはすでに、3枚持っていますが、

これ、すごく着心地がいいのです。

軽くて、涼しくて、薄手なのでかさばらず…。

旅行にも持っていきやすいし、

洗濯機でがんがん洗えて、すぐに乾く。

なにより、ウエストゴムなのが最高。🤣🤣


先週までタイにいましたが(←2025年3月)、

追加で、またも2枚買ってしまいました。

高級品が並ぶアイコンサイアムだったけど、

値段はやっぱり300バーツでした。^^


ゾウさんパンツ姿で、山道を歩き続けた日(アホ)。バンコクからミニバスで3時間。ペッチャブリーの丘の上にある、タイ王室の離宮に行ってきました。強い日差しの下、誰もいない塔から離宮を眺めた日のことは、この旅でいちばんの思い出になりました。(2025年3月22日 タイ・ペッチャブリー)


【プラナコーンキリ国立歴史公園】

ペッチャブリーで一般公開されているプラナコーンキリ国立歴史公園は、ラーマ4世・モンクット王(在位1851年 - 1868年)が夏の離宮として過ごしていたところです。丘の上に今も残るサマーパレスは、1859年に建設されました。宮殿は、ヨーロピアンと中国様式を取り入れた、ネオ・クラッシックスタイルです。

公園内には、7つの王宮の建物と仏塔などがあり、博物館内には、中国・ヨーロッパ各国からのアンティーク類、家具、食器、美術品などが展示されています。敷地内には、タイで最初に造られたというオペラの野外劇場跡も残されています。さらに、展望台になっている塔からの眺望が素晴らしいことでも知られています。


ネットでたまたま見つけた、サマーパレスの写真。このたった一枚の写真に魅かれて、ペッチャブリーまで行ってしまいました。


たいへんだったけど、最高に楽しかった、

ペッチャブリー。

のんびりとした田舎町を歩いた日を思い出すと

それだけで、胸が温かくなります。

行ってよかったなぁ…。^^


こうしてブログを書いているときは、

そんな楽しかった瞬間に、

再び自分が戻っていくような気がします。


旅というのは、その最中はもちろん楽しい。

そして家に帰ってからも、思い出すたびに、

何度も何度でも楽しい。^^


さて。

帰国したばかりですが、

もう、次の旅が近づいています。


今度は、ここを目指します。^^


(つづく)