MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
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ベトナム家族旅行:
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コロナでもミツマタ。妖精が舞い降りる森と笠間稲荷神社を訪ねて 3 - 笠間稲荷神社②(拝殿、東門、総門、大黒天)(2022年3月20日)

2022年3月20日 笠間稲荷神社・拝殿で。(茨城県笠間市)
*昨日の写真と似ていますが、違うものです。(しつこくてスミマセン)


3月20日


笠間稲荷神社に来ています。
楼門をぬけると、拝殿が現れます。


拝殿です。昭和35年10月の竣工です。神社建築の美と現代建築の粋を集めた、豪壮で華麗な建物です。


写真の右端に見えているのが、
有名な藤棚なのですが、
この時期には枝があるだけです。


花の時期には、こうなるみたいです。(画像をお借りしました)


【笠間稲荷神社の藤】
笠間稲荷神社の境内には、樹齢400年におよぶ「二株の藤樹」があり、例年5月上旬に見頃を迎えます。拝殿側にある「八重の藤」は、葡萄の房のような花をつける珍しい品種で、1967年(昭和42年)に、茨城県の天然記念物に指定されました。根周り約3.55m、枝張りは約15mにもなり、県下一の大きさを誇ります。もう一株の「大藤」は、一重咲きの花穂の長さが1mにもなります。咲き誇る藤の甘酸っぱい香りに満ちた境内は、濃紫色の美しい花を目当てに訪れた見物客で賑わいます。


こちらは、ご神木になっている「胡桃の木」です。

ゆるやかな曲線が、優雅なフォルムを描いています。

はい、ごいっしょに。^^

ここにもおみくじがありました。これは「たいみくじ」です。置いてある釣り竿で、おみくじの入ったタイをひっかけて釣るようです。

続いて、入母屋造りの総門(東門)へ。1814年(文化10年)に建てられました。左右には奉納の毛綱があります。

屋根の彫刻も美しいですね。

内側の飾り彫りも、すばらしいです。^^

手前には、古いお札やお守りを収める台がありました。うちにもたくさんあるんですよ(ほとんどが頂き物です)。持って来ればよかったなあ…。


お札の納め台って、旅先で時々見かけますが、
「あっ これがあると知っていたら
 持って来たのに…。」
と、いつも残念な思いをしています。


「これからは、古いお札はしまっておかず、
 常時、車に積んでおこう。
 そしたら、旅行先でいつでも出せるよね。」
と、夫婦が同時に言ってました。爆
車のトランクで、スーパーで買った食品と、
古いお守り札が並んでいるのを想像すると、
まったく、ばちがあたりそうですね…。😅


奉納された毛綱、「大毛綱」です。笠間稲荷神社の社宝として伝わっています。毛綱は左右2巻で、長さ80m、周囲20㎝、重さ95㎏です。約2万人の女性崇敬者が奉納した頭髪を綱に綯(な)ったもので、昭和34年の御本殿移築の際には、「お曳初めの儀」を、この毛綱によって行いました。

総門の反対側です。江戸時代の笠間地方の多くの農家に見られた、入母屋造りの建築様式を取り入れています。かつてはここに、白と黒の木彫りの神馬が奉安されていたそうですが、楼門に移動したようです。周囲には、崇敬者奉納の奉岳が掲げられています。

楼門にあった、神馬です。

大黒天です。


【大黒天】
「大黒様」とも呼ばれて親しまれている、七福神のひとつです。糧食を司る神で、福徳や財宝を与える福の神として信仰されています。笠間稲荷神社では、常陸七福神のひとつとして、大黒天を祀っています。大黒天といえば、米俵の上に乗った姿が一般的ですが、ここにある大黒天は元禄時代以降の姿で、くくり頭巾、狩衣姿で、右肩に袋を背負い、左手に打ち手の小槌を持った、本来の姿をしています。


夫、格子の隙間からのぞいて、中の写真を撮ったようです。🤣🤣


美しい笠間稲荷神社。
境内を、もう少し歩きます。


(つづく)

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