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コロナでも雛旅。古（いにしえ）の雛を訪ねる、4泊5日の長野・岐阜・愛知 44 - うだつ蔵とにわか蔵（2021年3月29日/4日め）
2021年3月29日 にわか蔵で。（岐阜県美濃市）
3月29日
「旧今井家住宅」は、
美濃最大規模の商家で、
江戸時代中期に建てられました。
今井家の半纏です。
元は和紙問屋で、
江戸時代～昭和初期まで庄屋を、
戦前には町の諸役を務めていました。
敷地内には、3棟の土蔵も残っています。
長い通路を歩いて…、
蔵に到着します。
蔵の内部は、
美濃史料館になっています。
「うだつ蔵」「にわか蔵」
として、公開されています。
「うだつ蔵」です。うだつについて学べます。
通常は、屋根の上を眺めるだけのうだつですが、ここでは目の高さで、間近で観察することができます。
こちらは「にわか蔵」です。郷土芸能である、美濃流し仁輪加を紹介しています。
蔵の2階にも、さまざまな展示があります。昔は使用されていたロープが、今も残っていました。天井の滑車に取り付けられています。1階と2階で荷物を上げ下ろしするときに使ったそうです。
「うだつの上がる町並み」は、江戸時代に城下町として造られました。明治末期までは、上有知（こうづち）と呼ばれたそうです。古代から美濃紙の産地であったことから、明治44年に、美濃町へと改称しました。
今井家は、江戸時代初期から、美濃紙や楮（こうぞ）などを商う紙商でした。明治時代には、海外への輸出が増大し、多くの種類の美濃紙を商いました。
見どころ満載で、
ほんとうにおもしろかった、
旧今井家住宅。
最後にお屋敷入口に戻って、
撮りそこねていた写真を。
馬つなぎ石。ここに、馬をつないでいたそうです。
安田火災海上の社章にもなっている、ステッカー。火災保険に加入しているという証でした。
一番町通りの町並み。
一番町通りと二番町通りは平行に走っています。ふたつの道路を縦につないでいる道を通って、二番町通りへと歩きました。
二番町通りです。ふたつのうだつが並ぶ。平田家と古川家の前に来ました。MIYOが、なにやら覗き込んでいますね。お昼ごはんを検討しているところです。笑
次回は、
「うだつの上がる町」でいただいた、
お昼ごはんをご紹介します。
（つづく）
（おまけ）
お問い合わせをいただいたので、
抗がん剤治療中に購入したウィッグの話を、
以下にまとめました。
2017年5月～6月に書いたものです。
あまりに年月がたってしまって、
書いた本人ですら忘れておりました。
（ありがたいことです…。）
どなたかのお役に立てればうれしいです。^^
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