MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
http://limings.muragon.com/tag/?q=2019%E5%B9%B49%E6%9C%88-10%E6%9C%88%E3%80%80%E3%83%99%E3%83%88%E3%83%8A%E3%83%A0&p=4 
をご覧ください。
ベトナム家族旅行:
https://limings.muragon.com/tag/?q=2017%E5%B9%B412%E6%9C%88%E3%80%80%E3%83%99%E3%83%88%E3%83%8A%E3%83%A0
小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
http://limings.sweet.coocan.jp/

4年ぶりのタイ。バンコクを歩き続けた9日間 12 - チャチューンサオ③ ピンクガネーシャとネズミさんたち(2023年11月12日/5日め)

2023年11月12日 ワット・サマーン・ラッタナーラームで。


11月12日(土)- 5日め


バンコクからバスとソンテオを乗り継いで、
ワット・サマーン・ラッタナーラーム
にやってきました。


案内板とか、タイ文字は全然読めないので、
なにがなんだかわかりませんが、
とりあえず、他の人たちが歩く方向に、
いっしょに歩いてみました。


なぜか水牛さんたちが…。

こんな近くで見ることができます。

エサをあげる人もいました。ここは動物園ですか?笑

つづいて、あられちゃんにドラえもん、不思議なピカチュウ…。

一休さんに仮面ライダー。ここは遊園地ですか?笑

とうとう夫までが、「オレもやる。」と言い出して…。🤣

だんだん不安になってきましたが、巨大なカメさんに仏様が乗っていたので、ここはやはりお寺のようです。爆

さらに歩くと、ようやく見えてきました。お待ちかね、ピンクのゾウさんの巨大なお尻!笑

台座の周囲をぐる~っと歩いて、正面に回りました。

真下から見たところ。なまめかしいですね~。

「うふ~ん」って言ってるような…。笑

どっから見てもすごい。笑

よく見ると、右の牙が折れていて、それを手に持っています。(なぜ?😮)


このときは、MIYOも知らなかったのですが、
帰宅後、調べてみました。
ガネーシャというのは、多くの場合、
牙が片方折れているのだそうです。


【ガネーシャの折れた牙の由来】
片方の牙が折れている理由には、複数の神話があります。が、もっとも有名なものは以下の4つです。
①「マハーバーラタ」の著者とされるヴィヤーサは文字を書くことができませんでした。そのため、ブラフマーがガネーシャをヴィヤーサのもとに遣わし、マハーバーラタを口述筆記させました。このとき、ガネーシャは自ら右の牙を折り、その牙で執筆したとされています。
②ヴィシュヌの化身の1人であるパラシュラーマが、シヴァから与えられた斧でガネーシャを攻撃しました。しかし、それを回避しては不敬であたるので、ガネーシャは、敢えて一本の牙で斧を受け止めました。そのときに右の牙が折れました。
③籠で運ばれているときに、振り落とされて頭から落ちて、牙が折れてしまいました。
④夜道で転倒した際に、お腹が割けて、中の菓子(モーダカ)が飛び出てしまいました。それを見ていた月に嘲笑されたために、ガネーシャは自らの牙を一本折って、月に投げつけました。月の満ち欠けは、そのときから始まったそうです。


神話とはいえ、
よくもまあ、こんなにたくさんの作り話が
できるものですね!🤣🤣


…ということで、
このピンクガネーシャがある、
ワット・サマーン・ラッタナーラーム
について、ご説明しておきます。


【ワット・サマーン・ラッタナーラーム】
バンコクから車で1時間半ほどのチャチューンサオ県にあるヒンドゥー教の寺院で、幅16m、高さ24mの巨大なピンクガネーシャ像があることで有名です。一般的な参拝を目的に、2011年に建築されたのですが、祈願成就までのスピードが大変速いご利益寺として、タイの人々の間で人気のあるお寺になりました。その後、そのインパクトある姿から、観光客の間にも広まってきました。
ガネーシャ像の周りには、合計14匹のネズミがいます。各方位に8匹いるほか、ガネーシャ像の手前に2匹いて、この2匹は特殊な能力を持った目と耳(普通では見えない、聞こえないものが見聞きできる)を持っています。また、ガネーシャ像の後方にルーシーネズミ(ルーシーとは、タイ語で仙人、修行者、哲人などを意味します)、線香立ての場所にもう3匹いて、特に金運にご利益があるという2つのネズミの像が人気です。


つまり…。
もともとは普通のお寺だったのですが、
インスタ映えするってことで、
最近の観光スポットになっってしまった、
ということのようです。


インスタ映えするお寺といえば、バンコクのワット・パクナムもそうでしたね。
17年めのタイ。8人で食べ歩いた、3泊5日のおトク旅 18 - ワット・パクナム(2019年5月11日/3日め)


信仰心に関係なく、「おもしろいから」と、
外国人観光客が押し寄せているわけです。
(↑私たちもそうなのですが。)
タイでは、こういう、
「映える寺院」が増えているような…。
でも、人が大勢来れば、お金も落としてくれるので、
お寺さんの側も「ウェルカム」みたいです。


とりあえず記念写真。どこにいるのかわからない状態ですが。笑 ガネーシャは、学問、商売、医術に秀でており、あらゆる障害を取り除いて成功に導く万能の神であると言われています。

台座の装飾も派手派手。


さて、バンコクでは、soi33の住人さん(Tさん)と会っていただいたお話を、以前書きました。
4年ぶりのタイ。バンコクを歩き続けた9日間 9 - 「さんや」で、soi33の住人さんと晩ごはん / タイのエステボックス(2023年11月11日/4日め)


このときに、
「明日、ピンクのゾウさんを見に行くんです。」
と言ったところ、突然、Tさんが、
「MIYOさんの生まれた日は、ええっと、
 木曜日だね。
 じゃあ、オレンジだよ。
と言い始めました。


そ、それ、なんですか…?😅


Tさんによると、ガネーシャの周囲には、
7色のネズミがいるのだとか。
そして、自分の生まれた曜日の色のネズミに
祈願するのがいいのだそうです。
ネズミたちが、祈願者に代わって、
ガネーシャに願い事を伝えてくれるそうです。
さすがTさん、よくご存じです。^^


ちなみに、各曜日ごとの色は、
 日曜日:赤
 月曜日:黄
 火曜日:ピンク
 水曜日:緑
 木曜日:オレンジ
 金曜日:青
 土曜日:紫
…となっているようです。


日本ではあまり聞きませんが
タイに限らず、アジアのお寺では、
生まれた曜日は重要な情報なので
自分の曜日と色を調べて、
メモしておくといいかもしれません。


自分が生まれた日は何曜日だったか、なんて、
今まで気にしたこともなかったので、
ちょっとびっくりでした。😄


夫は金曜日なので、青です。金袋を持った、縁起の良さそうなネズミを発見。「これかな? でもこれって、青じゃなくて水色だよね? まあいいか。」などとごちゃごちゃ言いながら歩きました。

ついにみつけました。光の加減で黒く見えますが、実物は青色です。

ネズミの右の耳を右手でふさいで、左耳に手をあてて、他の人に聞こえないようにお願いごとをささやくのだそうです。願い事が外に漏れないようにするのがポイントです。このとき、靴も脱がないといけなかったそうですが、知らなかったのでやってません。😅

MIYOのオレンジねずみも、ずいぶんさがして、ようやくみつけました。赤に見えますが、赤いネズミはほかにあったので、これはオレンジってことでいいよね、と…。(←いいかげんです。)

お願いごとを言ってます。^^

ネズミさんが、聞いてくれてる…、かもしれない。😄

ちなみにこちらは、ピンク(火曜日)と黄色(月曜日)のネズミさんです。


それはともかく、
どうして、ガネーシャの周りに
ネズミがいるのでしょうか…。


これも調べてみました。
ガネーシャは、なんと、
ネズミに乗って移動するんだそうです。


あーんな大きな図体で、
ネズミに乗るってどういうことよ!
って言いたくなるのですが、
神話ではそうなってるんです。🤣🤣
もう、ウソ八百だな…。
さすが、もみくちゃのインド。
なんでもありです。😂


ふたりであーだこーだと言いながら、
とりあえずお願いごとはすみました。
そして周囲を見ると、この寺院、けっこうな広さで、
食べ物屋、土産物屋に加えて、
ゲームコーナーまであり、遊園地化しています。
家族で遊びがてら来ている人たちも
おおぜいいました。


そこで、人ごみにまぎれながら、
私たちも、もう少し歩いてみることにしました。


(つづく)

4年ぶりのタイ。バンコクを歩き続けた9日間 11 - チャチューンサオ② バスとソンテオを乗り継いで。(2023年11月12日/5日め)

2023年11月12日 エッカマイ バスターミナルで。このバスに乗りました。


11月12日(土)- 5日め


中断していた、バンコク旅日記の続きです。
前回の日記はこちらです。
チャチューンサオ行きのバスに乗るため、エッカマイ バスターミナルまで行き、屋台でフィッシュヌードルを食べたところまででした。
4年ぶりのタイ。バンコクを歩き続けた9日間 10 - チャチューンサオ① バスターミナルで、フィッシュヌードル(2023年11月12日/5日め)


タイヌードルを食べ終わると、
夫は再び、どこかに行ってしまいました。
多動なので、全然じっとしていないし、
そもそも、黙って勝手にいなくなるから、
いらっとします。
まあ、いつものことですが。😔


このときに夫が好き勝手に撮った写真は、
もう支離滅裂状態。
よくもまあ、これだけウロウロするものです。😅
それを、ストーリーを作って並べ直す作業って、
実はけっこう手間がかかるのですが、
一応やってみました。


あはは。ターミナルビルの正面写真を撮りに、駅の外まで歩いて行ったようです。

そのターミナルビルの裏側です。発着場になっていて、たくさんのバスが並んでいます。この左側のエリアには屋根があるので、乗客は、雨の時でも濡れることなく乗車できます。

発着場の隅には、立派な仏様がありました。

屋根があるエリアには、何軒ものお店が並んでいます。

ここからはMIYOが撮った写真になります。「あなたが撮ってるのは食べ物屋ばかりだね。」と、夫にいつも笑われますが。😅


私も夫も、それぞれに、
撮りたいところしか撮らないので、
あとでお互いの写真をつきあわせると、
「えっ こんなとこ見てたの?」
ってことが、よくあります。
人ってほんと、同じところを見ていても、
実は、見たいものしか見てないんですよね。😄


私たちが乗るバスが来るのは10番ゲート。タイ文字は読めないので、番号を頼りに歩きます。

ここです。バスはもう到着していました。でも多動夫が遊びに行ってるので、ここでずうっと待ってました。😟

結局、出発時間ギリギリになってやってきて(←いつものことですが。)、ようやく乗車。

9時45分発のバスでしたが、52分に出発。おおむね時間通りです。笑 前から2番目の席だったので、フロントガラスからの景色がよく見えました。

約1時間半で、鉄道のチャチューンサオ駅に到着。


ここから、本日の目的地である、
ワット・サマーン・ラッタナーラーム
まで行くには、以下の3つの方法があります。
 ①地元のソンテオ
 ②トゥクトゥク
 ③タクシー 


いちばん安いのは、もちろん①です。これがソンテオです。屋根はあるけど、窓ガラスはありません。吹きっさらし状態で走ります。笑


【ソンテオ】
タイで広く普及している、旅客用の乗り物です。小型トラックの荷台を改造したもので、乗合バス又は乗合タクシーに相当します。ソンテウとも言います。


…ということで、ソンテオに乗りました。料金はひとり40バーツ(約160円)くらい。

1987年に行ったビルマでは、これに乗って、山の中を何時間も走りました。地元の人がニワトリの入ったカゴとか野菜の束とか持ってどんどん乗り込んできて、ぎゅうぎゅう詰めでした。爆


それに比べたら、
タイのソンテオは楽勝です。
あーでも、最後に乗りこんだふたりは、
座席が足りなくて、後ろに立ったままで、
パイプにつかまってましたけど。🤣


そんな状態でも、ソンテオは発車。

こんな川に沿って、ホコリをかぶりながら走ること約30分。

めざしていた、ワット・サマーン・ラッタナーラームに到着しました。のっけから、でっかいゾウさんが…。笑

こっちには、でっかいコブラ。😅

ひゃ~。😅

とりあえず、記念写真など。笑

私たちが乗ったソンテオは、そのまま、次の客を乗せて、すぐに出発してしまいました。私たちが帰るときにソンテオはあるのか?と一抹の不安がありましたが、まあなんとかなるでしょう。😅


どうやら、めざすお寺には着いたようですが、
夫が見たいと言っていた「ピンクのゾウさん」は、
影も形もありません。


わけがわかりませんが、
とりあえず歩いてみます。笑


(つづく)

無料で行けた札幌。美味しいものを食べ歩いた3日間 17 - 「函太郎」で晩ごはん。/ JALベルスターのクリスマスソング(2023年11月30日/3日め)

2023年11月30日 新千歳空港で。(北海道千歳市)


最終話になります。
長い連載におつきあいくださり、ありがとうございました。


11月30日(水)- 3日め


2泊3日の札幌旅行日記。
最終話になりました。


前話では、
新千歳空港の中にある、
ロイズチョコレートワールドを満喫しました。


このチョコレートワールドは、
新千歳空港の中の「スマイルロード」
という場所にあります。
本当は、ここ、「連絡通路」なんです。


でも、ただの通路で終わらず、
いくつものショップがひしめく、
こんな楽しいエリアになってしまいました。


これは、このターミナルビルを建てる時に、
新千歳空港が定めたコンセプトによるものが
大きいそうです。


そのコンセプトとは、
「空港を利用する子供から大人までが
 『過ごす・楽しむ・発見する』
 ことができる場所にしたい!!」
というものでした。


スマイルロードには、
ロイズチョコレートワールドだけでなく、
ハローキティ ハッピーフライト
ドラえもん わくわくスカイパーク
なんてのもあります。


空港がめざしていたとおり、
スマイルロードは今や、
若い女性や子どもたちがたくさん訪れ、
楽しめるエリアになりました。


おじさんも楽しんでいました。笑 ここは、ロイズの隣りにあった、「北海道牛乳カステラ」。北海道ミルクで作ったカステラのお店です。北海道はもうほんとに、何を食べてもおいしいと思います。😄

そして晩ごはんは、スマイルロードと同じフロアにある「函太郎」へ。ここで食事するのは2回めです。


2日前、新千歳空港に到着したときも、
ここで食事したかったのですが、
何十人もの人が並んでいて、
あきらめました。


でもこのとき(夕方5時半)は、
穴場の時間だったのか、
数人しか並んでいませんでした。
出発まで、まだ3時間あるので、
ゆっくり食事できました。^^


結局今回は、3日間の旅行で、
4回もお寿司をいただきました。笑
でも、北海道のお寿司はおいしいから、
一日3食、全部お寿司でもOKです!🤣


ここでも、生ニシンをいただきました。


やはり、「おたる政寿司」の生ニシンは、
別格だったと思います。
(お値段もそれなりでしたが。😅)
札幌の「花まる回転寿司」の生ニシンも、
おいしかった。^^


「函館 函太郎」の生ニシンもおいしかったけれど、
その前にいただいた二つと比べてしまうと、
ちょっと違うかな?という感じがしました。
でもそれは、生にしんに限った話であって、
もちろん、函太郎のお寿司も、
すごくおいしかったです。


たくさんいただきました。笑

もう運転しなくていいので、夫はしっかりお酒も飲んでいました。MIYOの締めはホタテです。このネタの分厚いこと。笑


「中国の禁輸措置の影響で、
 北海道のホタテが余って困っている」
と聞いたので、お寿司屋さんでは、
なるべくホタテをいただくようにしています。
ささやかな応援です。
(っていうか、もともと好きなんですけどね。^^)


この日のホタテにかぎって言えば、
花まるよりも函太郎の方が、
肉厚で、素晴らしいお味でした。^^


お会計は、7359円でした。
ふたりしてたらふく食べてしまいました。
それに、空港内のお店なので、
少し割高だったのかもしれませんが。


ゆっくり食事しても、まだ6時半。出発まで2時間あるので、スーパーラウンジへ。入場料はひとり1100円ですが、対象のクレカ(ゴールドカード)を提示すると無料になります。


フリードリンクで居心地がいいし、
なにより無料なので、笑
出発までは、いつも、
スーパーラウンジで過ごしています。


そろそろ時間になったので、出発ロビーに向かいました。

クリスマスツリーといっしょに写真を撮りました。ちょうどそのとき、なにやら、ツリーの隣りで始まったので、行ってみました。

なんと、JALベルスター(JAL Bell Star)の皆さんでした。


【JALベルスター】
JALの客室乗務員で構成された、ミュージックベルの演奏チームです。クリスマスの時期に、全国各地の空港やホテルで演奏会を実施し、クリスマスムードを盛り上げます。1995年に結成して以来、29年めとなる2023年には、11月30日の新千歳空港での演奏を皮切りに、全国での演奏会をスタートさせました。
毎年、社内で公募し、前年のメンバー1人を含む8人でチームを結成して演奏します。しかし、新型コロナウイルス感染症の影響で、2020年から2022年までの3年間は、演奏会の回数が少なく、メンバーにも心残りがあったそうです。そんな中、2022年のメンバーが、「もう一度演奏したい」と会社側に申し入れました。JALもその希望を受け入れ、2023年は、創設以来初めて、コロナ規制中にベルスターメンバーだった経験者のみで編成されました。


2023年のメンバーは、2022年の7人と2021年の1人の計8人で結成されました。2023年は、この日が初演奏の日でした。そんな記念すべき瞬間に出会うとは、なんてラッキーなのでしょう。笑

演奏が始まりました。

コロナで思うように演奏できなかった時期を乗り越え、ようやく迎えたこの瞬間。みなさん、笑顔にあふれていました。

いちばん楽しいのは、演奏しているメンバーのみなさんだったと思います。なににつけても大切なのは、あきらめないことですね。^^

さて、出発です。ANA82便が待つ、9番ゲートに向かいます。

搭乗券は、今回の旅行の写真で作りました。いしかり砂丘の風資料館(左)と北海道博物館(右)です。

搭乗します。

機内のおやつは、道の駅「サーモンパーク千歳」で買った、「雪鶴(ハスカップ)」。

このときのネイルは、マグネットネイルのクリスマスバージョン。Blanc(新大久保)の白さんが、クリスマスリースを描いてくれました。

白さんとのおつきあいも、6年めになります。私の好みはもうすっかりバレてるので、最近は、「カラーだけ決めてあとはおまかせ」が多いです。😄


【今回訪ねたところ】
11月28日:

 昼食:空港内「花ぶさ」
苫小牧市
 ウトナイ湖野生鳥獣保護センター
 道の駅ウトナイ湖
札幌市
 北海道博物館
 夕食:「千歳鶴 吉翔」
 宿泊:ウィンダム ガーデン
11月29日:
札幌市

 朝食:ホテル内ビュッフェ
 昼食:「根室花まる回転寿司」
 旧庁立図書館
 おやつ:「北菓楼 札幌本館」
石狩市
 いしかり砂丘の風資料館
 旧長野商店
 夕食:サッポロビール園「ガーデングリル」
11月30日:
札幌市

 朝食:ホテル内ビュッフェ
小樽市
 昼食:「おたる政寿司」
 和光荘
千歳市
 千歳水族館
 道の駅「サーモンパーク千歳」
 ロイズチョコレートワールド
 夕食:「函太郎」
 JALベルスター演奏会


もうね。
これでホントに2泊3日か?
って言いたくなるくらい、行き先多すぎです。
普通の2泊3日のツアーって、
初日と3日めは移動に時間をとられるので、
じっくり観光できるのは、
2日めくらいではないかと。


たとえばこれは、阪急交通社の「小樽・札幌をめぐる北海道3日間」。ひとり55000円(2人ひと部屋)です。4人ひと部屋なら35000円。朝食ビュッフェ付きで自由観光なので、今回の私たちの旅と条件は似ているかと思います。


このツアーだと、出発は13時ごろのフライト。
新千歳空港に到着してから札幌に移動すると、
ほとんど夕方に近くなってしまいます。
そして帰りのフライトは15時ごろ。
空港への移動時間を考えると、
観光できるのは午前中だけになります。
3日間のツアーですが、観光できるのは、
実質1日とちょっと、ですね。


ところが、MIYO家の場合だと、
「フライトを予約する際は、
 出発は朝早めで、帰りは夜なるべく遅めに。」
と、多動夫からいつも言われています。
そうすると、
初日と3日めも、フルに観光できるのです。


まさに、「夜討ち朝駆け旅行」ですよ…。
そして、行き先をぎっしりと詰め込むので、
2泊3日でなくて、実感として、まるで、
3泊4日の旅行をしたような気になってきます。


今回も、体力勝負でがんばりました。😅
(楽しかったですけどね。^^)


上の広告のツアーに参加するとしたら、
費用はふたり分で、110000円になります。
でも今回の旅では、
ANAマイル、無料宿泊券やdポイントを駆使して、
航空券、ホテル、レンタカーを
すべて無料にできました。
110000円が、タダですよ…。
「我ながら、エライ」と思いました。🤣


当初、夫は、
「たった3日でなにするの?」
としぶっていましたが、
「どうせタダなんだから、
 行って帰るだけでもまるもうけ。😄
 2泊3日でサクッと行って、
 札幌でラーメンでも
 食べてくればいいじゃない?」
と説得し、
軽い気持ちで企画した北海道旅行でした。
札幌でのんびり過ごすはずだったのに、
つい本気を出してしまい、いつもながらの
ドタバタ旅行になってしまいました…。(アホ)


内容、充実しすぎました。爆
たった3日の旅行で、17回も連載してしまって、
スミマセン。😅
でも、思い出深い、楽しい旅行になりました。


ありがとう、北海道。^^


(おわり)

全盲難聴・のんたんの冬休み 10 - お別れのクラッカー / MIYO家の年賀状1992(2024年1月3日/11日め)

2023年1月3日 最後にクラッカーを鳴らして、お別れしました。(全盲難聴・のんたん 28歳)


1月3日(水)- 11日め


長男の冬休み、11日めです。
とうとう、と言うか、ようやく、と言うか、😅
長男がS園に戻る日になりました。
いやあ、もう、疲労困憊です。😂


大人が4人も暮らしてると、洗濯物も多くて、
毎日、お洗濯に追われていました。
ごはんも、たいしたものは作っていませんが、
それでも作らないわけにはいかないし。


子育てに追われていた頃は、
こういうこと、毎日やってたんですよね…。
ただやみくもに、
がんばっていたような気がします。


でも、子どもたちが家を出て行って、
夫とふたりの気楽な生活に慣れてしまうと、
ほんの10日かそこらなのに、体力勝負の毎日が、
けっこうこたえるようになってきました。😅


それでも、この笑顔を見ると、がんばらないわけにはいきません。^^

大好きなよつ葉牛乳を抱いています。😄 この冬休みの11日間で、長女とふたりで、結局9本のよつ葉牛乳と3本の「普通の牛乳」を飲み干しました。笑

そういえば、長女がガチャで、「よつ葉牛乳」をゲットしてきました。ほんものそっくりです。笑

こんなの買って喜んでるなんて、どんだけよつ葉牛乳が好きなんだ、と笑えます。🤣

さて、お昼ごはんです。鮭とトウモロコシのまぶしごはん、カールレイモンのプレスハム、さつま揚げ3種、メンチカツとコロッケ、サラダ、お雑煮。


お昼ごはんが終わったら、長男は夫といっしょに、
S園に戻ることになっていました。
でもその前に、
「クラッカー、やりたいの。」
と言い出した長男。
前日、パセラから持ち帰ったクラッカーが
家の中にあるはずだと、
ちゃんとわかっています。^^


はい、どうぞ。😄

まずは、ひとつめ成功。この冬休みに、初めて、自分でクラッカーを鳴らせるようになったので、興味津々のようです。自分ひとりでできるようになったことは、やってみたいんですよね。^^

ふたつめ、やるよ~。

クラッカーの表面を調べて、シールで固定されているヒモを外します。そのヒモを引っ張ると…、

パン!と、クラッカーの音がはじけて…、

長男、うれしそうな笑顔を見せてくれました。


さて、もう出発する時間です。
「のんたん、冬休みはおしまいだよ。
 またお休みになったら、帰っておいでね。」


これでお別れだということは、長男もよくわかっていました。

楽しかったね…。^^


このあとはS園まで、
夫が長男を送って行きました。
長男が乗った車が出発したあと、まもなく、
なにかと手伝ってくれていた長女も、
自分の住まいに戻っていきました。


約2時間でS園に到着。玄関で、職員の方に引き継ぎました。


お別れの日は、いつもさびしいね…。
でも、また次の休暇で、
元気に帰ってきてくれるのを楽しみに。


こうして、長男の冬休みが終わりました。
家族4人で、いっきに駆け抜けたような、
11日間でした。


(おわり)


(おまけのお話)


1992年の年賀状です。
おヒマな方は、ご覧ください。^^


1992年の年賀状。ラオス・ビエンチャンの、仏教総主教宮(ワット タートルアン ヌア)で。(1991年9月3日 32歳と34歳)

ラオスでは、ルアンパバーンまでいきました。料理をしていたラオ族の女性の腰衣(手織り布)が美しくて、いっしょに写真を撮らせていただきました。

当時、日本からラオスに行く直行便がなかったので、タイを経由しなければなりませんでした。せっかくなので、そのついでに、バンコクからタイ東北部・ナコーンラチャシマまで行ってみました。写真は、クメール遺跡として知られる、パノムルン歴史公園(旧コーラート)です。(1991年9月6日 タイ・パノムルン/32歳と34歳)

同じく、パノムルンです。クメールの美しいレリーフが、今も多数残っています。

ナコーンラチャシマからバンコクに戻り、ワットポーへ。(1991年9月7日 タイ・バンコク/32歳と34歳)


2023年11月の旅で、バンコクに滞在し、
その折りに、ワットポーを訪ねてみました。
実に、32年ぶりです。
2回めのはずなのに、
以前訪れたときの記憶がほとんどなくて、
「ほんとに、前にここに来たっけ?」
などと、私も夫も、当惑しながら歩きました。


でも、この年賀状の写真だけは覚えていたので、
ホテルに戻ってから、PCで写真を確認。
夫に、この年賀状を見せながら、
「私たち、32年前に、
 やっぱりワットポーに来てるよ。
 全然、覚えてないねえ!」
と大笑いしました。
いったいどんな旅をしていたのやら。😅(アホ)

全盲難聴・のんたんの冬休み 9 - カラオケパセラ上野公園前店で、ランチカラオケ(2024年1月2日/10日め)

2023年1月2日 おかあさんの手拍子に、笑顔。(全盲難聴・のんたん 28歳)


1月2日(火)- 10日め


長男の冬休み、10日めです。
年が暮れようが、年が明けようが、
長男がいるかぎり、MIYO家ではカラオケです。😂
さすがに3回めともなると、
ちょっと疲れてきましたが、
パセラのおいしいご飯を食べに行くのだ、
と自分に言い聞かせながら、
この日も家族4人で出発しました。^^


今回でかけたのは、
カラオケパセラ上野公園前店です。


お正月なので、フロント前に、鏡開きの酒樽が置いてありました。


毎回、パセラの違うお店に行っていますが、
その理由は単に、
「その時にモニター当選したお店が
 行き先になっている」
というだけです。
利用後に写真とレポートを提出すると、
謝礼がいただけるので、
少しでも支出を減らすべく、
毎回、レポート提出をがんばっています。


今回はこんなお部屋でした。7人用の部屋を4人で、ゆったりと利用できました。

まずはかんぱ~い。😄

タンバリンを叩きながら歌う、長男のうれしそうな顔。こんな顔を見ると、やはり連れてきてあげなくては、と思います。

なぜか、MIYOと歌うときには、MIYOの手を握る長男。🤣


この日予約したのは、
「フリータイム3時間」(ひとり4480円)
 +3時間飲み放題・歌い放題(ひとり2000円)

というプランでした。


年末にいただいたのと同じコース料理を
また食べたくないので、笑
今回は、昼間限定の「フリーランチセット」を
利用しました。
ひとり1000円なのですが、お正月限定で、
500円割引になっています。


この日のお料理です。


グラスサラダ

パセチキ&フライドポテトコンビ

メイン料理は、5種類(シェフのおすすめパスタ、ガパオライス、季節のガパオライス、季節の釜飯風ごはん、スパイスチキンカレー)から選べます。この日のパスタは、ラタトゥイユ風のトマトソースでした。

スパイスチキンカレーのライスは、バスマティライス、ジャスミン米、国産米から選べます。ビリヤニ用のバスマティライスを選びました。

そして、昨年のコース料理でもいただいた、ルーローハン釜飯。これは2人前です。

お茶碗によそって、ポットに入ったほうじ茶出し汁をかけていただきます。


これだけのお料理が出て、ひとり500円ですよ。😮
パセラ、すごいです。


スパゲティを一人で食べています。麺類は、見えないと食べるのがむずかしいのですが、最近はがんばって食べてくれるようになりました。^^

そして歌います。いい表情です。^^

親バカ写真連発でスミマセン。

MIYOが歌う、ブラジルの「ランサ ペルフーミ」も…、

長男、覚えてしまって、いっしょに歌ってくれました。

すごいね~~!!

おとうさんとも歌います。今日はふたりで、おそろいのトレーナーを着ています。^^

↑パセラに来ると、長女はなぜか途中からソファにころがってしまいます。爆


追加注文に利用できるクーポン(2000円分)を
もらっていたので、このあと3品を注文しました。


イクラとホタテのキンパ(5貫)とキムチのセット(1290円)

プチカラーハニトーのピンクと水色です。(各490円)


お会計は、全部で22190円。
でも、モニター謝礼が8000円なので、
実質14190円。
ひとりあたり3548円です。
やはり、ランチパックにすると、
コース料理よりもお安くなりますね。^^


とはいえ、一回当たり20000円のカラオケ。
3回も行って大丈夫か?と思われることでしょう。
大丈夫です。
この日は、長女が払ってくれました。😄
(ありがとう~~。→長女)


長女は、社会人になってから、
夏と冬のボーナスが出るたびに、
家族全員でのお食事をプレゼントしてくれます。
もう6年めなので、
12回もおごってもらったことになります。
すごい~。^^


そして実は、長女だけではありません。
長男も、長期休暇で帰宅するたびに、
S園が、20000円入りの封筒を
持たせてくださっています。
初めてこの封筒を見たときはびっくりしました。


封筒には、
「帰宅時のお小遣い」と書いてあります。
「園生が帰宅した時の費用として遣ってください」
と言う、S園の配慮だと思います。


長男は、20歳のお誕生日から、
障害年金を支給されていて、
S園の利用料など、様々な生活費を、
すべて、その年金で支払っています。
支給額は多いとは言えませんが、
現在、長男は、経済的には自立しており、
親がS園に追加で支払う費用はありません。


「この、経済的に自立していることが大事なんです。
 私たちは、この『経済的な自立』を、
 『自立』と捉えています。」
と、以前、S園の先生から言われたことがあります。


長男には、
ひとりでできないことがたくさんあります。
でも、親が亡くなったあとでも、
S園にいるかぎり、経済的に困ることはありません。


「経済的に自立することが、S園での自立です。」
と言っていただいたことばを、
いつも思い出します。
その意味では、長男はもう、
親からは自立していることになります。^^


「親がいなくなったあとも、
 長男が幸せに生きていける道すじを作ること。」
それが親の務めなのだと思って、
子育てしてきました。
長男が赤ちゃんのときから、ずっと。


その延長線上に、
今の私たち家族があるのだと思っています。
もうね。
日々、感謝ですよ…。
私たちを支えてくださる、たくさんの方々に。^^


話が脱線しましたが、そんなわけで、
長男も長女も20000円払ってくれるので、
カラオケ代はなんとかなってます。😄
(ありがとう。→長女)
(ありがとう。→長男)


今日も楽しい一日でした。


(つづく)