17年めのタイ。8人で食べ歩いた、3泊5日のおトク旅 18 - ワット・パクナム(2019年5月11日/3日め)
2019年5月11日 ワット・パクナムで。(全盲難聴・のんたん 23歳)
【お知らせ】
転倒し、左手を痛めました。
キーボードを打つことができず、記事を、右手だけで書いています。
記事を書くのがやっとです。
コメントをいただくのはとてもうれしいのですが、
すみませんが、いただいたコメントに、すぐにご返事ができません。
少し良くなってから、必ずご返事させていただきます。
よろしくお願いいたします。
5月11日
運河のクルージングが終わり、
ワットパクナムの舟着き場で、舟を降りました。
舟着き場の門をくぐったところです。
薄暗い、お寺の廊下が続いています。
お坊さんがやってきました。長男は、たった今ボイスレコーダーで録音したばかりの、クルージングのようすを聞いて、楽しそうです。
数分歩くと、大きなパゴダの前に出ました。これが、前プミポン国王の72歳の誕生記念に建てられた、ワットパクナムです。2004年に工事が始まり、完成したのは2012年。タイの中ではかなり新しいお寺です。裸足になって、階段を上がりました(ここで靴を脱がなければならないので、今日は、家族全員、裸足にサンダル履きでやってきました)。
一気に最上階まで上がりました。フロアの中心に鎮座している、エメラルドグリーンの仏塔。このワット・パクナムが人気を集めているのは、他には類を見ないこの仏塔のせいなのです。仏塔と4本の黄金に輝く柱が、幻想的な雰囲気を漂わせています。
エメラルドグリーンの塔は、ガラスを何枚も重ね合わせられて作られていて、仏塔の上部には、黄金の仏像が納められています。黄金の仏像と緑のクリスタルの仏塔、異彩放つ天井画が、独特の仏教世界を作り上げています。
仏塔の上の天井画も、異次元の宇宙のようです。天井の裾部分には、ブッダの生涯図が描かれています。菩提樹の下で悟りを開いていくブッダの様子と、その後ろで、瞑想を妨げるために現れた悪魔マーラ(煩悩の化身)が描かれているのだそうです。
ワット・パクナムから歩いて5分くらいのところに、
ワット・クンチャンというお寺があります。
真っ白なワット・パクナムとは打って変わって、
とってもカラフルなお寺で、
ヒンドゥー教の影響を受けているそうです。
ワット・クンチャン(画像をお借りしました。)
この、ワット・クンチャンの仏像の後ろ姿を、
ワットパクナムの最上階のベランダから、
見ることができます。
ワット・クンチャンの仏像の後ろ姿
階段を降りて、4階へ。座禅・瞑想の理論の第一人者として有名な、ルアンポーソッド前僧正の黄金像が祀られています。仏像から台座、柱までもが全て黄金でできています。良縁、交通安全にご利益があるそうです。
1階と3階は博物館になっており、膨大な量の所蔵品が展示されています。写真は3階部分で、奥にはたくさんの仏像が並んでいました。
「のんたん、ここはお寺だから、しずかにね。」と言うと、手に指をあてて、静かにしてくれました。^^
私たちが展示品を見ている間、長男は、ソファに座ってボイスレコーダーを聞き、おとなしく待っていてくれました。
1階はタイの文化や芸術品に関するものが展示してあります。家具から壺等の陶器、生活用品や車までもが並び、タイの文化を学ぶことができます。
牛車や舟など、実物大のものが展示されていました。
ここでの自由時間は一時間でした。
5フロアもの広いスペースを、
ゆっくりと見て歩くことができました。
(つづく)