のんたんの冬日記① あみちゃんの卒業写真(2017年11月6日)
2018年2月11日 カラオケパセラ・上野御徒町店で。(全盲難聴・のんたん 22歳)
11月6日
2018年1月、長いお正月休みを、私たちと過ごし、
長男はS園に戻っていきました。
でも、その一ヶ月後には、再び、我が家に戻ってくることに。^^
今回は、そのときのお話です。
話は、昨年の11月にさかのぼります。
大学4年生の長女は、
翌年の卒業式に、袴を着ることになっていました。
もともと私は、卒業式の袴姿なんて、
たいして気にもとめていませんでした。
私の大学卒業時(30年以上前です。笑)には、
卒業式に袴を着る習慣なんて、ありませんでした。
なので、「卒業式の袴」自体が不可解で、
まるでバレンタインデーのチョコレートのように、
なんだか業者にのせられているような気がしていました。
でも、最近はほとんどの女子学生が、
卒業式には袴を着ていくようになっているみたいなので、
まあ、しょうがないか。
と、そんな風に思っていたのです。
最近は、大学の生協にまで業者さんがやってきます。
なので、わざわざお店に行かなくても、
大学内で、お手軽に袴を選ぶことができるようです。
もう数年前のことになりますが、私の姉も、
自分の娘(つまり、私の姪です)の卒業式のために、
袴をレンタルしました。
姉はそのときに、
「袴をいっしょに選ぶため、
大学生協まで、ムスメといっしょにでかけた。」
と言っていました。
なんでも姉は、姪本人から、
「着物のことはわからないから、いっしょに来て。」
と頼まれたとか。
たしかに、その年で着物を選ぶのはたいへんかも。
だから私も、
「うちの長女のときも、
袴を選ぶときは、いっしょに行くのだろうな。」
と思っていました。
ところが。
同じ場面になったとき、我が家のムスメは、
「ん・・・。
自分で選ぶから、おかあさんは来なくていいよ。」
と言うではありませんか。^^
よしよし。ムスメ、その調子だよ。
もうすぐ社会人だもんね。
できることは、自分でやろう。
というわけで、卒業式にレンタルする袴は、
長女が大学の生協に行き、
自分で決めてくることになりました。
事前に、家に届いていた袴のDMをいっしょに見ながら、
「おかあさんは、こういうのがいいと思うけどね。
でも、最終的には、なんでもいいよ。
あなたが着るんだから、
自分がいいと思うのを決めておいで。」
などと言い、いくつかの写真に印をつけて、
かる~く、テイストをアドバイスしておきました。^^
そのDMを持って、
長女は、大学の生協にでかけていきました。
実際に、レンタル会場に行ってみると・・・。
これが、けっこうおもしろかったようです。(笑)
最近は、スマホで簡単に写真が撮れますからね。^^
生協の業者さんは、まるで着せ替え人形のように、
あれこれと試着させてくださり、
長女はそれを、全部スマホで撮り、写真を持ち帰ってきました。
私はてっきり、長女が自分で決めてくるもの、と思っていたので、
そういう展開になるとは、思いませんでした。^^
なので、最終的には、スマホの写真を見て、
母娘で決めるという段取りになりました。
便利な時代ですね。^^
あみちゃん、六変化。^^
事前に、DMに印をつけてあったので、
それを見て、業者さんは、私の好みを理解したようです。
私が気に入りそうなものばかりを、選んでくださっていたのかもしれません。
よく見ると、刺繍がほどこしてある袴もあります。
裾に花(刺繍)が散った袴。
すてきです。^^
写真ではわかりにくいのですが、
袴は、実際に着付けてあるわけではありません。
着物の下部分に合わせて、
大きな洗濯ばさみでとめてあるだけです。
足元がスニーカーなのは、ご愛嬌です。(笑)
さて、ここで問題です。
私とムスメは、上の6タイプから、どれを選んだでしょうか?(笑)
答えは、またのちほど・・・。^^
(つづく)